現在でも通じる古人の考えを知る!
2年生の国語の時間では、日本三大随筆の一つ「徒然草(つれづれぐさ)」の学習をおこなっていました。「つれづれなるままにひくらし〜」で始まる鎌倉時代に兼好法師によって書かれた本です。
徒然草は、人間の愛らしいところ、抜けているところなどを描きながら、生きていく上での教訓が述べられており学べることが多い内容となっています。また、書かれた当時、鎌倉時代の後、南北朝時代、応仁の乱と戦乱の世を生き抜いてきた人たちにとって「無常観」が描かれている徒然草は共感を得られていたようです。 生徒達は丁寧に準備されたワークシートを手がかりに、徒然草の特徴についてまとめていました。是非とも、知識として学んだことを実生活でも生かせるように、じっくりと兼好法師の世界観を楽しみながら読んでほしいと思いました。 2年生校外学習 自分の成長を確かめよう!
2年生は校外学習の振り返りをおこなっていました。
お小遣い帳の整理をしたり、見学地について自分の感じたことをまとめたり、一緒に活動をした班のメンバーのよいところを書き留めていたりと校外学習について思い出しながら書き込んでいました。様々なトラブルがあったことでしょう。人知れずドキドキと緊張したこともあったでしょう。その全てが自分の経験として積み上げられることになります。また、学級の仲間達の新たな発見も多く、充実した活動ができたのだと様子を見ながら嬉しい気持ちになりました。 この「振り返りをする」ことの価値は単に思い出を書き留めるだけにとどまりません。そのことを通して、自分の視野が広がったことや新たな自分の良さに気づくこともできるのです。 2年生はこの後、修学旅行へと向かって準備を進めていきます。その時には、この「振り返りを書き込んだしおり」を読み返してみましょう。そして、更に充実した修学旅行にできるとよいですね。 2年生校外学習 これから高崎に向かいます!2年生校外学習 足湯でほっこり2年生校外学習 お昼の様子しかし、現在、上越線に遅延が生じてしまったため、各班の行動日程にも変更が生じているようです。生徒達は事態を確認し、その場その場で適切に判断しながら行動予定を変更して臨んでいます。現在、たくましく成長中です。 2年生校外学習 渋川駅にて。2年生校外学習 無事出発!公共交通機関を利用するという条件で様々な場所を巡ります。旅先では何が起こるか分かりません。その時々で状況を確認し、班で相談、行動していかなければなりません。この校外学習の中で、共に行動する仲間達をおもんぱかる心を養い、自分たちで考え、決断する勇気を知り、あらゆる状況を乗り越えていく力を身に付けることを願っています。 |
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