学校では今日がある意味では本当のお別れの日になります。お世話になった先生方との最後の時間、そう、退任式です。平成２２年度末に異動で並中は１０人の先生方が転出されました。並中に在職した期間は皆さん違いますが、お一人お一人が本当に並中のために尽くしてくださって方ばかりです。体育館がさみしさで満ち溢れていましたが、別れは出会いの始まりともいいます。今日という日を胸に刻み、並中に残ったわれわれで並中をされに盛り立てていこうと決心させられた日でした。
　そうそう、今日の校歌と合唱、すごくよかったです。歌がしっかり歌える並中の伝統は今年もしっかり引き継がれています。

　大震災からちょうど１ヶ月の今日、並中では今年最初の避難訓練を実施しました。今回は地震後に出火という想定で行いました。幸い並中は新しい校舎で耐震構造もしっかりしていますが、いざというときの対応の大切さは今回の大震災からも多くを学びました。
　地震の際の避難は校庭の真ん中が基本です。壁や建造物から離れ、万が一の崩壊に備えます。今回も校庭の真ん中を目指して全校生徒が避難しました。３分以内で集合できたのでまずまずではないでしょうか。
　１年生はまだまだ並中のつくりがよくわからないと思います。しかし、災害はいつ発生するかわかりません。今日の訓練を大切にしてほしいと思います。

　１年生の皆さん、入学２日目の今日はどんな感じで過ごせましたか。まだ、校舎のようすもわからず、うろうろしていた１年生がたくさんいましたね。でも、安心してください。２年生の先輩も３年生の先輩もみんなはじめは一緒でしたよ。すぐに慣れますから、安心して生活してくださいね。今日から給食も始まりました。中学校の給食は量も多くなります。全部食べきれましたか。
　さて、今日の午後は生徒会による対面式が行われました。歓迎のアーチをくぐって体育館に入場し、正式に先輩と後輩が対面しました。やはり先輩は体も大きく、しっかりしていますよね。でも、大丈夫。１年生も１年後は立派になっていますよ。それが中学校です。
　先輩、後輩仲良くがんばっていきましょう。

　４月７日、今年も並中に素敵な仲間が加わりました。新入生１４２名を迎え、ご来賓、保護者の皆様にご臨席いただく中で、入学式が無事に行われました。
　中学生になった緊張感がこちらまで伝わってきました。そんななか、担任の先生に呼名され、元気よく「ハイ」と返事ができる生徒が多くて、とてもたのもしく思いました。今日から３年間の中学校生活が始まります。小学校に比べて中学校はとても短く感じられることでしょう。優しい並中の先輩と協力して、すばらしい学校を創っていってください。
　入学おめでとうございます。ようこそ、並中へ。

　桜の花は遅れていますが、いよいよ平成２３年度の並榎中の活動が始まりました。東日本大震災で被災された皆さんが今もなお避難生活を余儀なくされている中、こうして無事に新学期を迎えることができることに本当に感謝しなければならないと思っています。
　新２年生、新３年生ともに進級した緊張感もあり、とてもしっかりとした態度で始業式に臨むことができました。並中生ひとりひとりの顔にやる気がみなぎっていました。
　地域、保護者の皆様、今年度も並榎中の教育活動にご理解とご協力をよろしくお願いいたします。