12月は人権講演会、終業式があります。今年もわずかになりました

歯科指導が始まりました

画像1 画像1 画像2 画像2
平成24年12月から、養護教諭による歯科指導が始まりました。

片岡中学校では、毎年年度初めに歯科医による健診が行われ、健診の結果を各家庭にプリントでお伝えしています。むし歯の有無だけではなく、歯肉の様子も細かくお伝えして、歯磨きの仕方の注意や歯科医院での治療を勧めてきています。歯科健診の結果をもとにして、3学年とも学年や学級で「歯の治療を早くしよう!」と声をかけ、治療率も高まりつつあります。例年県や市から「永久歯の歯科受診率が100%」ということで表彰していただく学級もあります。むし歯や歯肉の炎症はそのままにしておいて、快方に向かうということはないので、1日も早く治療を始めて、健康な状態にしてほしいものです。また、「8020運動」と言って80歳になったときに自分の歯が20本あることを目指して、正しい歯磨きを毎日実践しようという高い意識を持ってほしいと願っています。

そのような中で、給食後の歯磨きをする生徒が少ないことから、12月には「給食後の歯磨きチェック」として、各クラスでどのくらいの人が歯磨きをしているか、様子を見てみました。1年生は小学生だった3月まで、毎日給食後に磨いていたということもあり、すぐに布製の巾着袋に歯ブラシ、コップを入れて登校し、流し付近で磨く様子が見られました。ニコニコしながら歯磨きをする様子が可愛いです。2,3年生も今までに磨いていた生徒に加えて歯磨きを始める生徒が増えて、給食後に90%以上の生徒が歯磨きをしたというクラスも出てきました。食事の後の歯磨きはむし歯予防の第1歩という話もよく聞きますので、今後も継続していきたいものだと思います。

そして、いよいよ今月から始まったのが養護教諭による「歯科指導〜むし歯や歯肉炎について知り、正しい歯の磨き方を身につけよう〜」という指導です。ねらいは「むし歯や歯肉炎について理解し、歯と口の健康を守ろうとする態度を育てる」「歯垢染め出しにより自分の磨き残しがわかり、むし歯や歯肉炎を予防するための正しい歯の磨き方を身につけ実践する態度を育てる」という2点です。中学生になると科学的な分析力も高まり、自分自身の健康に対する思いも深められるので、このような取り組みをすると生徒の集中度が違うことを実感します。

養護教諭がプロジェクターで今年度の歯科健診結果を映し出し、全校や学級の様子についての理解を深めました。その後、むし歯や歯肉炎とはどのようなことか、その原因となることはどのようなことか等について学習してから、歯垢染め出しを行いました。これは赤色の錠剤をかみ砕いて自分の磨き癖や汚れの落ちにくい部分がわかるというものです。養護教諭からは、歯の模型を使いながら歯ブラシのあて方や汚れの落とし方についても指導があり、染め出しの後に手鏡をのぞき込んで自分の口の中の状態を把握し、真剣に歯磨きをしていました。

最後に、生徒の感想を紹介しましょう。

・しっかり磨いたつもりでしたが、思ったより磨けていないことがわかりました。歯と歯茎の間の境目が赤く色がついたので、しっかり磨きたいです。

・いつもと同じように磨いていたけれど、思ったより赤く染まっているところがあって驚きました。特に、歯と歯茎の間が赤くなっていて信じられないほどでした。小学生の時に歯と歯の間が赤くなっていたので磨き方を直したつもりだったけれど、まだ赤く色がついたので、もっと念入りに磨かなければいけないと思いました。

・今回は染め出しをして、今までよりもよく磨けていたと思いました。でも、まだ磨き残しがあったので、もっと気をつけようと思いました。これからも今日習ったことをしっかりと覚えて、家でも歯磨きをきちんとしてむし歯や歯肉炎にならないように気をつけたいです。

・歯垢染め出しをして、自分の磨き残しの場所がよくわかりました。これからは歯を磨く時に、今回の歯垢染め出しで染まった所に気をつけて歯を磨きます。またむし歯のことや歯肉炎の説明を聞いて、歯磨きの大切さがよくわかりました。

・今日は久しぶりの染め出しでした。昼休みには、自分の磨き方を見たかったので、あえていつもの磨き方にしました。でも、ほとんど磨き残しがなく、しっかりとできていました。ただ歯と歯茎の隙間が少しピンク色に染まってしまったので残念でした。きれいに磨ける方法を今日習ったので、これからは歯磨きを継続して、いつもきれいな歯でいられるようにしたいです。目指せ、8020!

・前歯のあたりが磨けていなかったのが、とても残念でした。歯と歯の間も結構残っていたのでとてもビックリしました。もっとたくさん磨かなければと思いました。8020運動、頑張ってみたいと思います。

・今までササッと済ませていた歯磨きが、こんなにも大切だということを知って「もっとしっかり磨いておけば良かった。」と後悔しました。「8020運動」があるのも今日始めて知りました。32本の歯が無くなってしまわないように、毎日1本1本丁寧に磨くようにしようと思いました。ありがとうございました。


★健康で元気いっぱいのキラキラした、中学校生活を送ることができますように。

和田橋下ボランティア清掃

画像1 画像1 画像2 画像2 画像3 画像3
平成25年1月4日(金)

お正月明けの1月4日に朝9時から11時の予定で和田橋駐車場周辺・遊歩道・土手のボランティア清掃活動を実施しました。今回は部活動で登校する生徒たちを中心にして、ウィンドブレーカーと軍手を身につけゴミ袋をたくさん持って出かけました。今回参加した部活動は、女子バスケット部・剣道部・女子テニス部・男子テニス部・自然科学部・吹奏楽部・水泳部の皆さんです。毎日行われる部活動の練習も大切ですが、同様に普段お世話になっている地域の環境整備に協力することも大事なことです。心身共に育っていく片岡中学校の生徒の皆さんの姿が逞しく感じられました。校長先生、担当する先生方も一緒に、総勢130名が参加して、地域の美化活動に積極的に取り組みました。

学校を出発する時は晴天に恵まれ、風もなく順調にゴミを拾い集めることができました。ところが清掃開始1時間位したところで突然強い風が吹いてきて、枯れ草の中に分け入ってゴミを集めていた生徒たちは埃だらけになってしまうほどでしたが、熱心に清掃している様子には感心しました。校内の清掃活動では「カクカク清掃」が合い言葉になっていて、教室や廊下の雑巾がけでは、膝をついて端から端まで丁寧に拭き上げて、しっかりとしていることが、校外でも生かされていることを実感します。

さて、集めたゴミは駐車場に山のようになり、和田橋周辺が大分きれいになったことがわかりました。燃えるゴミの量は45リットルのビニール袋に40袋、燃えないゴミの量は10袋ありました。主なゴミは、お菓子のパッケージやビニール袋にダンボール、ペットボトルやビール・ジュースの空き缶、漫画やCDなどでした。思いもかけないゴミがたくさんありました。和田橋近辺にいらした誰もが、気持ちよく過ごせるように、みんなで普段から気をつけていきたいものだと痛感してしまいました。

今回の清掃活動で、和田橋周辺が少しきれいになりました。この状態がいつまでも続くように使ってもらえると嬉しいです。片岡中生にとっても、地域の中でこのような活動を通して学べることはたくさんあると思います。「気づき 考え 行動する」という学校教育目標を心に、これからも確かな歩みをしていきたいですね。

★清掃活動に参加してくれた皆さん、ありがとうございました。和田橋周辺を通るたびに、皆さんの素敵な活動を思い浮かべています。

    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31