5月はグリーンアドベンチャー、東京校外学習、少年の主張があります

第66回卒業式

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平成25年3月13日(水)第66回 卒業式が行われました。

 天気にも恵まれた素晴らしい卒業式が行われました。たくさんの保護者のかたや地域の方のご臨席を賜り、卒業生にとっても在校生にとっても心に残る卒業式になりました。片中では毎年、美しい花々に囲まれ、美しい合唱が体育館に響く卒業式を学校全体で作り上げていますが、今年も111名(男子 61名、女子48名)の卒業生が立派に巣立つ姿を目にすることができました。卒業式の準備、片付けでも在校生の活動が「気づき 考え 行動する」に基づいたものになっていて感動しました。

 式次第を紹介します。

1 開式のことば
2 国歌斉唱
3 校歌斉唱
4 学事報告
5 卒業証書授与
6 学校長式辞
7 教育委員会教育長祝辞
8 来賓祝辞 高崎市長様・PTA会長様
9 祝電披露
10 高崎市より記念品贈呈
11 在校生より記念品贈呈
12 送辞
13 答辞
14 卒業生と在校生による歌の交歓
15 保護者より喜びのことば
16 お別れの歌
17 閉式のことば

 「学校長式辞」では3年生の3年間の勉強面、運動面、部活動などの努力が讃えられ、下級生の手本となっていたことが紹介されました。校内での挨拶運動や下級生への清掃指導、校歌指導、各学校行事での活躍や文化的分野での活躍も目を見張るものがありました。校長先生から卒業生には「誠実」と「継続」という2つの言葉が贈られました。「誠実」とは真面目で真心があることで、どんなに時代や価値観が変化しても生きていく基本であるということ、「継続」とは当たり前のことでも長く続けることが大きな力となることで、夢に向かって歩む中で心の中に刻んでおいて頑張ってほしいというお話でした。

 「教育長祝辞」では2年前の東日本大震災で家族を失った子どもが、家族を失っても懸命に日々を過ごし、『苦境にあっても天を憎まず、助け合って生きていくことが使命』と話していたことが紹介されました。3年生にも卒業後において自分が思うようにうまくいかないことがあったとしても謙虚に受け止め、努力を続けることで道は開けること、自分や家族、友達を信じてお互いが助け合って生きることが大切であるというお話がありました。夢は自分を大きく成長させるもので、夢の実現に向かって頑張ってほしいと激励のことばもいただきました。

 「高崎市長様からの祝辞」では今日の旅立ちの日からひとりひとりの進む道は違っても個性を伸ばし、高い理想と志を持って何事にもチャレンジしてほしい、新しいことをする時にはガッツでぶつかってみることが大切、自分の周りにいる人々の支えがあることを知り、自分の可能性を信じて頑張ってほしいというお話をいただきました。また高崎市も大きく発展している昨今、卒業生が中心となって高崎市で活躍する日を楽しみにしているという激励の言葉もいただきました。

 「PTA会長様からの祝辞」では片中で過ごした3年間を心の中の柱、支えとして卒業後も頑張ってほしいこと、南アフリカ共和国で27年間という長い年月、人種差別に立ち向かったマンデラ氏のことを紹介しながら自分の周りの人のために自分がどう行動していくか、いかなる時でも冷静に判断して何事にも努力をすることが大切だというお話をいただきました。

 「送辞」は生徒会副会長女子(2年生)が、「答辞」は旧生徒会長(3年生)がそれぞれに思いを込めたことばを綴りました。「送辞」の中で3年生から教えていただいたことはたくさんあって、自分たちが入学早々の頃に優しく声をかけてもらったことや清掃の仕方(カクカク清掃)を丁寧に教えてもらったことが伝統の重みや何事にも真剣に取り組むことの大切さを知ることにつながったという感謝の気持ちも語られていました。卒業式は中学校生活3年間のゴールでもあり、これから始まる新生活のスタートでもあるので今まで同様に輝き、夢に向かって羽ばたいて下さいという言葉が印象的でした。在校生代表として大変立派な送辞となりました。「答辞」は旧生徒会長が原稿を全く見ないで堂々と語り上げ、3年間の思い出が走馬燈のように浮かびました。今日の日を迎えるまで家族がいつも見方でいてくれたことへの感謝、仲間に対して大切な思い出を一緒に作り上げることができたことへの感謝、在校生へはこれからの片中を担うこと、仲間への思いやりを大切にして悔いのない1日1日を過ごしてほしいという話をしてくれました。「かけがえのない片中での生活を胸に刻み、迷った時には片中のことを思い出して、夢に向かってあきらめず生きていきたいです。」という最後の言葉には胸がつまりました。

 「卒業生と在校生による歌の交歓」ではまず在校生が混声三部合唱で「心の中にきらめいて」を卒業生に贈りました。続いて卒業生から混声四部合唱で「大地讃頌」が在校生に贈られました。在校生も卒業生も素晴らしい合唱になり、大きな感動が体育館中に広がりました。特に卒業生の歌声は3クラスと思えないほどの声量で、心がいっぱいに詰まっている合唱になっていました。3年間の思いを込めて精一杯歌っている姿がとても印象的でした。

 「保護者より喜びのことば」では3学年の学年委員長さんから今日の日を迎えられたことへの感謝と喜びが語られました。入学した頃の様子から振り返り、立派に成長した今の姿を目にしての喜びと今後への期待、保護者としてこれから地域の一員となり片中生を見守っていきたいということ、そして長い間見守ってくださったたくさんの人たちへの感謝もお話くださいました。委員長さんの言葉のひとつひとつに胸を熱くしながら、この3年間を一緒になって振り返りました。
 保護者の皆さんが入学した日から今日まで、学校教育に理解と協力をしてくださったからこそ、今日の卒業生たちの姿があるのです。どうもありがとうございました。

 「お別れの歌」は混声四部合唱で「仰げば尊し」です。お別れの時が近づいて感極まって美しい涙を流している卒業生が幾人もいましたが、体育館には全校生徒の素晴らしい歌声が響きました。閉会式後には卒業生が体育館の中を巡り、在校生と保護者席の近くを通り、大きな拍手をいただきながら体育館をあとにしました。


 教室に戻ってからは最後の学活があり、玄関から校門までのアプローチではたくさんの保護者の方たちや先生方が立ち並び、最後のお見送りとなりました。


★卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。新しい世界での活躍を心からお祈りしています。中学校の3年間で得られたことを糧にしてそれぞれの道で頑張って下さいね。でも迷ったり、悩んだり、自分の力だけではどうにもならない時には片中は皆さんにとって故郷ですから、遠慮なくまたちょっと戻ってきて下さい。皆さんにとって止まり木のような片中で心を休めてエネルギーを蓄えたら、もう一度新しい世界で頑張る勇気と力がわいてくることでしょう。

3年生を送る会

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平成25年2月27日(水)3年生を送る会が行われました。生徒会本部役員さんたちが中心となって企画した3年生を送る会が体育館で行われ、あたたかい雰囲気の中で3学年が一緒にひとときを過ごしました。

プログラムを紹介します。

1.開会の言葉
2.校歌斉唱
3.校長先生の話
4.生徒会長の話
5.ステージ発表(1)
★生徒会本部企画「クイズで振り返る思い出の詰まった3年間」
★スライド上映
6.ステージ発表(2)
★吹奏楽部による演奏「チンギス・ハーン」
★卒業生代表の発表 男女各1名による発表
★1・2年生の合唱「輝くために」
★卒業生の歌「夢の世界を」
7.後輩への言葉 前生徒会長
8.閉会の言葉

 最初に校長先生からお話がありました。

「学校生活で最大のイベントは卒業式であり、3月は別れの月とも言われている。今日は下級生が送る会を行ってくれているので1,2年生からすると『送る月』だが、3年生同士で言うと『別れの月』ということになる。平成9年〜10年に生まれた中学3年生達にとって、これで義務教育も終了となり思い出深いものであろう。中学校1年生だった時には当時の3年生から校歌を教えてもらい、2年生から掃除の仕方を教えてもらい、片中の歴史と伝統を受け継いできたことだろう。片中は今年で66年の歴史があり、同窓会もある数少ない中学校である。明日は3年生にとって「同窓会入会式」も予定されているので、卒業するまで立派な姿で過ごせるよう頑張ってほしいと思う。」というお話をいただきました。

 続いて生徒会長の話がありました。

生徒会長からは「入学した時から3年生にはたくさんのことを教えていただいた。校歌の歌い方、あいさつの仕方、チャイム着席の大切さ等中学校生活の基本的なことを丁寧に教えていただいたことをよく覚えている。今日は1,2年生が今までの感謝の気持ちを伝えるために準備してきたので、3年間の様々な思い出を振り返っていただきたい。3年生の先輩たちの姿を見ていられる後輩だったことをとても嬉しく思う。」というあいさつと共に、「ご卒業おめでとうございます。」という心のこもった言葉が贈られました。

 続いてステージ発表でした。

 最初は生徒会本部企画として「クイズで振り返る思い出詰まった3年間」がありました。映像を見ながら3年生が入学した平成22年4月から学校行事を通しての振り返りをしました。入学式、バレーボール大会、グリーンアドベンチャー、スキー教室、文化祭(以上1年時)、体育大会、やるベンチャーウィーク、東京校外学習(以上2年時)、修学旅行、体育大会、文化祭(以上3年時)に焦点を当てて、全校が楽しく考えられるようなクイズが考えられていました。その後、生徒会本部作成のスライド上映があり、ここでも3年間の思い出がたくさん紹介されました。3年生の先生方を中心に、お世話になった先生方からのメッセージもスライドで流されました。1年生、2年生の時にお世話になった先生方の姿を目にして、授業や部活動でのことを懐かしく思い出したことでしょう。

 次の発表は吹奏楽部の演奏で「チンギス・ハーン」でした。吹奏楽部の演奏をこのように間近にして聴くことができるのもこれが最後のことでした。3年生が吹奏楽部の方に身体を向けて熱心に聞いている姿が印象的でした。特に吹奏楽部員だった3年生にとっては、胸がいっぱいになる瞬間だったことと思います。

 その後、卒業生代表の発表があり男女各1名ずつによるお話がありました。男子代表は片中での3年間でたくさんの経験をしたことが自分の中で大きな財産になっていること、困った時は自分だけで悩むのではなくて周りの人の手助けを借りても良いこと、勉強をすることは大事で特に提出物などには一生懸命に取り組むことが必要であること等をわかりやすく語ってくれました。まとめとして、中学校で学んだことをもとにして高校でも頑張りたいということでした。

 女子代表は中学校生活で努力したこととして、勉強と運動の両立をあげていました。中でも大会への出場を前に練習に熱が入る時期でも提出物は期日に出せるように常に努力をしていたし、自分がこうして中学校生活を満喫できるのも親や先生、仲間の理解と協力があったからこそだということに感謝したいと話していました。最後に中学校時代のことは決して忘れないし、苦労があるから今の自分があるとまとめていました。

 片中では3年生を送る会で、必ず卒業生代表2名の発表があり、心に響く言葉をたくさんプレゼントしてもらっています。今年も3年生の先輩2人から学ぶことがたくさんあり、1年生も2年生も成長のチャンスを得たようです。素晴らしい発表を本当にどうもありがとうございました。

 1,2年生の合唱「輝くために」と卒業生の「夢の世界を」もお互いが心を届け合うあたたかな合唱になりました。3年生の中には涙を流している生徒もいましたが、いよいよ巣立つ日も間近になっていることを実感します。3年生の皆さん、どうぞ卒業の日まで片中での生活を満喫し、友達や先生方とのつながりをより一層確かなものにして下さいね。

 最後に前生徒会長から次のような話がありました。

「卒業式を目前にして授業のこと、行事の思い出、友人とのおしゃべり、先生方から教えていただいたことなどたくさんのことが思い出される。1,2年生にはこれからも片中での生活があるので、多くの経験を積みながら友人に優しく、友人を大切にしていってほしい。また4月に入学する新1年生が中学校生活は楽しいと思えるように協力をしてほしいし、自分たちも毎日の中学校生活を楽しんでほしい。自分が片中を大好きなように、みんなにも片中を大好きになって欲しいと願っている。」

★生徒会本部役員の皆さん、素晴らしい「3年生を送る会」をありがとうございました。全校に配布したパンフレットやメッセージも丁寧に作られていて、皆さんの地道な取り組みが感じられました。3年生の皆さんはきっと今日の日を忘れることなく、いつまでも心の中にあたたかな思い出として残しておいてくれることでしょう。

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