退任式がありましたこの春の異動で他の学校へ転勤された先生方が最後の挨拶を行う式です。 移動された方は片岡中学校で長い期間、伝統を作り上げ継承されてきた先生方ばかりです。3年生の中には式が始まる前から涙顔の生徒もいました。先生方は涙を流しながらお別れの挨拶をし、生徒たちはそれを真剣に聞いていました。まだまだ、この片岡中に必要とされていた先生方が去るのは悲しいことですが、辛い別れがあるから素晴らしい出会いもあるのです。 これからの片岡中は新しく転任されてきた先生と協力し合い、今まで以上素晴らしい学校になっていくことを誓います。 生徒会オリエンテーション片岡中学校の専門委員会では、中学校生活をよりよく、楽しく、豊かなものにするために、学級委員会を含め、11の委員会および、文化祭実行委員会等の特別委員会を組織し、諸活動を進めています。主な活動としては、1)学校生活の充実や改善を図る活動、2)学校行事に協力する活動、3)生徒会諸活動の連絡、調整に関する活動、4)学校内外の地域社会に対する奉仕的な活動です。「学級委員会」では、学級代表として学年、学級等の諸問題を解決するための活動を行い学校全体の改善に努めています。「保健委員会」では、学校保健委員会への参加や、欠席調べ、水質調査などを行い、「給食委員会」給食の配膳や、片付けの指導、給食日誌の記録など、生徒の健康向上や食育に関する活動をしています。「生活委員」は、朝の挨拶や身だしなみのチェック、「美化委員会」では、清掃用具や清掃場所の点検をし、「安全委員会」では、破損箇所の点検や修理、自転車点検などの安全管理をし、「園芸委員会」では、花作りをして、学校を花でいっぱいにして、生徒が気持ちよく過ごせる学校になるように努めています。「図書委員」は、本の貸し出し、整理、修理を行い、「放送委員」はお昼や清掃時の放送などを行っています。「体育委員会」は、体育的行事への協力や運営を行い、「JRC委員会」は、募金活動や奉仕活動を通して、学校や地域に貢献しています。生徒全員が委員会に入り、学校全体の活性化や生活の向上に取り組んでいます。 部活動紹介では、先生からの部活動に対する心構えと入退部に関する手続きの説明を受けた後、各部活動の趣向を凝らした紹介が行われました。「美術部」の1人1人の作品の紹介にはじまり、「バレーボール部」のレシーブやスパイク、「野球部」の体幹トレーニングや、ランニングメニュ−、「サッカー部」のパスやトラップ、ジャンピングヘッドなど、日々の練習内容の紹介をしたものや、「剣道部」や「柔道部」の技の披露などをしました。「水泳部」や「自然科学部」は、劇形式で、そして「陸上部」は毎日の活動を、わかりやすく紹介していました。「新体操部」による演技や「吹奏楽部」によるマーチングの演奏、「男子テニス部」や「女子テニス部」による乱打の練習風景や、「卓球部」の基本練習の紹介、「男子バスケット部」と「女子バスケット部」のスリーポイントシュートなど見所満載の部活動紹介となりました。 1年生は4月18日まで仮入部をし、19日から正式な部員として活動することになります。 対面式縦割り清掃入学式新任式と始業式が午前中、2、3年生で行われました。新任式では、校長先生が新しい5人の教職員の紹介をした後、新入職員を代表して、教頭先生から、「花がいっぱいで、生徒の皆さんが気持ちの良い挨拶ができる片岡中学校が、1週間で好きになりました。(新任式で、皆さんの顔を見て)これから片岡中がもっと好きになると確信しています。よろしくお願いします。」という挨拶がありました。その後、始業式があり、校歌斉唱に続き、校長先生のお話がありました。3年生には、最上級生として片岡中学校の伝統を、2年生と共に、縦割り活動でしっかりと伝えていってほしいというお話と、目標は1人1人違っても、個人の目標の達成に向かって毎日しっかり頑張るというのはみんな同じなので、学習、部活、そしてその他の活動に一生懸命取り組み、片岡中学校としては、高崎で一番、群馬県で一番のより素晴らしい学校を目指してみんなで頑張っていこうというお話がありました。生徒の皆さんは、真剣に話を聞き、新しい目標に向かって頑張っていこうという気持ちが伝わってくるスタートとなりました。 入学式は午後に行われました。真新しい制服に身を包み、期待と不安で、ちょっぴり緊張した1年生が、片岡中学校生としてはじめて校門をくぐった新たな出発の日です。3年生が準備してくれた園芸委員が育てた花いっぱいの会場を、吹奏楽部員の演奏と3年生の先導で、1年生たちは元気よく入場することができました。各担任の呼名の後、校長先生より「片岡中学校の一員として一生懸命頑張りましょう」という言葉とともに、1年生143名の入学が認められました。校長式辞では、さらに、片岡中学校の生徒として、色々なことに挑戦したり、切磋琢磨しながら成長していって欲しいということと、伝統ある片岡中学校の精神を、2、3年生に学びながら受け継いで行ってほしいというお話がありました。 PTA会長からは、「中学校時代は何をすればよいか探す時期であり、目の前にあることを一生懸命丁寧に行うことが大切」というアドバイスをいただきました。また、同窓会長からは、「3年間が有意義なものになるように多いに頑張って下さい」という励ましの言葉をいただきました。新入生は、保護者や同窓会、地域の皆様方に見守られ、応援されながら新たな出発をすることができました。 1年生代表による誓いの言葉では、「新しい生活は不安な気持ちもあるが、期待に胸が広がる」という素直な気持ちと共に、「責任の幅が広がったり、進路を考える大切な時期なので、友達同士で助け合いながら成長していきたい」という強い決意を堂々と述べることができました。また、3年生からの新入生を迎える言葉では、「様々な活動を通して自分を成長させ、伝統のあいさつ、チャイム着席、カクカク清掃等を通して、より良い学校にし、充実した中学校生活を送ってください」という温かい言葉をいただきました。 厳粛な雰囲気の中にも、暖かさがある素晴らしい入学式となりました。 新任式・始業式新学期準備新3年生は、既に3年生と言う自覚があるようで、テキパキと作業していました。 重たい机を1階から3階まで何度も往復して、各クラスの机と椅子の数を整えたり、教室や廊下など細かな所まで丁寧に作業してくれました。伝統の「カクカク清掃」も「気づいて行動」も、しっかりと継承されています。何より、2年の修了式から数日で、表情も姿勢も3年生らしくなっていることに驚きました。これも片岡中学校の伝統の一つです。この様子を見ていると、25年度も充実した「片岡中の生活」ができると思いました。 新3年生のみなさん、ありがとうございました。そして、25年度のリーダーとして、片岡中学校をリードしていってください。 |
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