一日一日の積み重ね 初秋の尾瀬9月11日、4年生が楽しみにしていた尾瀬学校が行われました。 出発して間もなく、バスはワイパーを動かすことになりました。沼田インターを過ぎ、片品村の戸倉に着いても小雨はやまず、「尾瀬登山をあきらめましょう。」との尾瀬ガイドさんの声。「せめて、尾瀬の玄関口である鳩待峠だけでも見せたい。」との思いでバスを進めました。 鳩待峠に着いた頃には、雨が上がり、曇り空となりました。4名の尾瀬ガイドの方に引率され、4班に分かれて林間を進み、尾瀬ヶ原を目指しました。徐々に晴れ間が見えだし、木漏れ日も差し込むようになりました。尾瀬ヶ原に着いた頃にはすっかり好天となり、みんなで楽しく昼食を取りました。 食後は、もちろん尾瀬ヶ原へ。事前学習の成果もあり、子どもたちは好奇心旺盛に、様々な動物や植物に歓声をあげ、熱心に観察や写真撮影を行っていました。 4月当初は、人の話が聞けず、少々やんちゃな4年生でしたが、列を崩さず、尾瀬ガイドさんの話を熱心に聞き、班員を気配りする班長や副班長の姿をたくさん見るにつけ、大きな成長を感じられずにはいられませんでした。 一日一日の行い、その積み重ねが、子どもたちを変えている。たくさんの笑顔と優しさ、思いやりと無邪気さに触れ、尾瀬にも増して清々しい心持ちにさせてくれた4年生でした。 朝の行事! いらしてください!!この行事の会場は体育館か校庭です。学校通信「鼻高の風」に載せてあります月間予定表をご覧いただき、お子さまやそのお友達などの活躍している姿、頑張っている姿をぜひご覧ください。 学校への事前連絡なんて不要です。ふらっと来て、ふらっとお帰りくださってけっこうです。ただし、不審者対策として、配付してある名札はお付けください。また、いらした時、最寄りの職員に一言お声がけください。 歳で涙腺の弱くなった私(55歳)など、時々・・・・なこともあります。 お時間がゆるすようなら、ぜひいらしてください。お待ちしております。 どこをとっても! (臨海学校)初日、2日目と天候に恵まれ、予定していた3度の海水浴もすべて行え、充実した臨海学校となりました。 3日間6年生と過ごしましたが、バスの中や臨海学校での生活面、海やその行き帰りなど、どこをとっても気持ちのいい6年生であることを実感した3日間でした。特に蒸し暑い夜の体育館で行われた交流会では、心をひとつにして気迫溢れる雷光を披露してくれました。 一緒に行った他校の校長からも、「鼻高小、いいねぇ」とお褒めの言葉をいただき、誇らしさを覚えました。 素晴らしい6年生と、そうに育ててくれている保護者に感謝しながら、帰りのバスに揺られていました。 読み聞かせのある始業式お前には二つの道がある。 わしを殺せば、立派な男になったと言われるだろう。 それは本当に名誉なのか。 もう一つは殺さないことだ。 そうすれば気高い心を持った人間になれる。 だがその時は、仲間はずれにされるだろう。 どちらの道を選ぶか、それはお前が考えることだ。 夜が明けるまでには時間がある。 ライオンを仕留め戦士としての証を立てるため、アフリカの荒野に狩りに出た少年ヤクーバ。偶然、目前に傷つき立つこともできないライオンが。そして、その目がヤクーバに語りかけた言葉がこれです。 自分の栄誉のために、傷ついたライオンを殺すのか。弱虫と軽蔑され仲間はずれにされても、この命を救うのか。ヤクーバに突きつけられた真の勇気とは、、、、 9月1日の始業式で、プロジェクターを用いて柳田邦男氏訳の絵本『ヤクーバとライオン 1勇気』の読み聞かせをしました。最初ざわついていた子どもたちもすぐに沈黙し、雨音だけが聞こえる中、話を進めました。 読み聞かせを終え、柳田邦男氏から届けられた「高崎市の子どもたちへのメッセージ」を代読しました。柳田氏そして絵本を寄贈してくれた飯野教育長の想いをどれだけ伝えられたのか。職員室に戻り、静かに聞き入ってくれた子どもたちに感謝しながらも、準備に費やした時間を苦く思い起こしました。 |
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