ご声援 ありがとうございました「例年はこんなには、いらっしゃらなかった。」と本校に長くいる職員に聞き、嬉しくてたまりませんでした。日頃から申し上げているように、本校は「鼻高町の方々」から見守られ、また助けられながら、歩んでいます。その象徴のように、たくさんのご来賓にお越しいただき、子どもたちの活躍をご覧いただく運動会を開催できましたことを深く感謝しております。 また、保護者の皆様には、朝早くから閉会式終了まで、ご声援をいただきありがとうございました。これまた、職員から「今年の保護者の方は、閉会式終了までいてくださる方が多くてよかった。」との声が出ました。私も全く同感でした。いろいろとご多用な中、最初から最後までご声援をいただき、ありがとうございました。 また、自分の子だけでなく、様々な子どもたちにご声援やお声がけいただきましたことにつきましても深く感謝しております。 (PTAの役員の方々には、朝早くから準備いただき、終了後の片付けまで本当にありがとうございました。お陰様で、滞りなく運動会を開催することができました。感謝申し上げます。) あふれ出る涙は 努力のあかし!閉会式の壇上に立ち、彼らの姿を見ながら、私は涙をこらえていました。彼らの尊い姿に見合った言葉をかけてあげたい。この日まで頑張り続けてきた努力と想いに見合った言葉をかけてあげたい、と涙をこらえていました。 6年生にとって最後となる運動会を、10月4日に行いました。夏休み明けの約1ヶ月間、6年生達は自分の団の優勝を目指して懸命に取り組んできました。それは自分たちの出場種目はもちろんですが、入場行進や開閉会式、そして応援合戦において顕著に現れていました。 自分の団が上手に行進や開閉会式などができるよう、進んで模範を示し、そして、後輩がきちんと行動できるように優しく、時に厳しく導いていました。また、応援合戦の内容やその練習場所などを決め、団の心が一つになるように練習を積み重ねて来ました。まさに団の父や母として努力してきた一ヶ月でした。 後輩の中にも、五年生や四年生などの中から、六年生の想いに応えようとする子が何人も現れて来ました。 優勝・榛名団、準優勝・赤城団、第三位・妙義団と、結果はことなりましたが、それぞれの団が費やしてきた日々の尊さは、等しいのではないでしょうか。優勝を目指して団をまとめてきた六年生と、それに答えようとした後輩の想いの尊さは等しいのではないでしょうか。 費やした努力や想いが強いからこそ、涙があふれ出る。 他の学校では、なかなか見られない鼻高小の運動会。来年も、再来年も続けていかなければ、そう決意を固くした運動会でした。 一日一日の積み重ね 初秋の尾瀬9月11日、4年生が楽しみにしていた尾瀬学校が行われました。 出発して間もなく、バスはワイパーを動かすことになりました。沼田インターを過ぎ、片品村の戸倉に着いても小雨はやまず、「尾瀬登山をあきらめましょう。」との尾瀬ガイドさんの声。「せめて、尾瀬の玄関口である鳩待峠だけでも見せたい。」との思いでバスを進めました。 鳩待峠に着いた頃には、雨が上がり、曇り空となりました。4名の尾瀬ガイドの方に引率され、4班に分かれて林間を進み、尾瀬ヶ原を目指しました。徐々に晴れ間が見えだし、木漏れ日も差し込むようになりました。尾瀬ヶ原に着いた頃にはすっかり好天となり、みんなで楽しく昼食を取りました。 食後は、もちろん尾瀬ヶ原へ。事前学習の成果もあり、子どもたちは好奇心旺盛に、様々な動物や植物に歓声をあげ、熱心に観察や写真撮影を行っていました。 4月当初は、人の話が聞けず、少々やんちゃな4年生でしたが、列を崩さず、尾瀬ガイドさんの話を熱心に聞き、班員を気配りする班長や副班長の姿をたくさん見るにつけ、大きな成長を感じられずにはいられませんでした。 一日一日の行い、その積み重ねが、子どもたちを変えている。たくさんの笑顔と優しさ、思いやりと無邪気さに触れ、尾瀬にも増して清々しい心持ちにさせてくれた4年生でした。 朝の行事! いらしてください!!この行事の会場は体育館か校庭です。学校通信「鼻高の風」に載せてあります月間予定表をご覧いただき、お子さまやそのお友達などの活躍している姿、頑張っている姿をぜひご覧ください。 学校への事前連絡なんて不要です。ふらっと来て、ふらっとお帰りくださってけっこうです。ただし、不審者対策として、配付してある名札はお付けください。また、いらした時、最寄りの職員に一言お声がけください。 歳で涙腺の弱くなった私(55歳)など、時々・・・・なこともあります。 お時間がゆるすようなら、ぜひいらしてください。お待ちしております。 どこをとっても! (臨海学校)初日、2日目と天候に恵まれ、予定していた3度の海水浴もすべて行え、充実した臨海学校となりました。 3日間6年生と過ごしましたが、バスの中や臨海学校での生活面、海やその行き帰りなど、どこをとっても気持ちのいい6年生であることを実感した3日間でした。特に蒸し暑い夜の体育館で行われた交流会では、心をひとつにして気迫溢れる雷光を披露してくれました。 一緒に行った他校の校長からも、「鼻高小、いいねぇ」とお褒めの言葉をいただき、誇らしさを覚えました。 素晴らしい6年生と、そうに育ててくれている保護者に感謝しながら、帰りのバスに揺られていました。 読み聞かせのある始業式お前には二つの道がある。 わしを殺せば、立派な男になったと言われるだろう。 それは本当に名誉なのか。 もう一つは殺さないことだ。 そうすれば気高い心を持った人間になれる。 だがその時は、仲間はずれにされるだろう。 どちらの道を選ぶか、それはお前が考えることだ。 夜が明けるまでには時間がある。 ライオンを仕留め戦士としての証を立てるため、アフリカの荒野に狩りに出た少年ヤクーバ。偶然、目前に傷つき立つこともできないライオンが。そして、その目がヤクーバに語りかけた言葉がこれです。 自分の栄誉のために、傷ついたライオンを殺すのか。弱虫と軽蔑され仲間はずれにされても、この命を救うのか。ヤクーバに突きつけられた真の勇気とは、、、、 9月1日の始業式で、プロジェクターを用いて柳田邦男氏訳の絵本『ヤクーバとライオン 1勇気』の読み聞かせをしました。最初ざわついていた子どもたちもすぐに沈黙し、雨音だけが聞こえる中、話を進めました。 読み聞かせを終え、柳田邦男氏から届けられた「高崎市の子どもたちへのメッセージ」を代読しました。柳田氏そして絵本を寄贈してくれた飯野教育長の想いをどれだけ伝えられたのか。職員室に戻り、静かに聞き入ってくれた子どもたちに感謝しながらも、準備に費やした時間を苦く思い起こしました。 子どもにとって、お手伝いはしかし、私は甘いのかもしれませんが、お手伝いを「義務」や「やって当たり前」のことにしたら、子どもにとってお手伝いは辛いものになるでしょうし、長続きも難しくなるのではないでしょうか。 そこで、次のことを参考にして、ご家庭で取り組んでみてはいかがでしょうか。 1、任せるお手伝いの意味を、よくかみ砕いて納得させる。 (それをやってもらえると、どれだけどういうふうに助かるか、より具体的に伝える。) 2、感謝の言葉を、たくさん、そしてより具体的にかける。→ 誰だって誉められれば、やる気になる。 (だだ、「ありがとう」ではダメ。「どうだった」「重かった」「大変だった」「上手くできたね」「気持ちよくなったね」などなど、ここが勝負。大人は、その仕事の大変さも知っているわけだから、それを話題にして、子どもとの会話を楽しむくらいの気持ちで。) 3、やって当たり前は厳禁!やってくれたらありがたいくらいで、いつまでも感謝で誉める。 (ありがとうの関係は双方向。子も親の「ありがたさ」が分かってくるもの。しかし、当たり前の関係になると、親が子にしてあげていることも、当たり前になってしまう。) いかがでしょうか。言うは易く行うは難しでしょうが、チャレンジしていただければ幸いです。 ありがとうございました あいさつ運動・交通指導 (2014/07/14)これも、毎朝、道路であいさつ運動を兼ねて交通指導をしてくださっているあいさつ支援隊の吉田好夫さん、細谷俊雄さん、木暮文惠さん、小野沢八千代さん、小澤満代さんや、交通指導員の小沢操三さん、斉藤均さん、またPTAの皆さんのおかげと深く感謝しております。私も毎日ではありませんが、校門前に立って子どもたちを迎えています。 元気にあいさつをしてくる子、元気にあいさつが返せる子、あいさつができない子、今日は元気な子、今日は元気がない子、歩いてこられる子、車に乗せられてくる子、朝は、さまざまな子どもでいっぱいです。 「○○ちゃんは、今日はまだ来てないね。」、「今日は、○○さん元気がないなぁ〜。何かあったのかな?」あいさつ支援隊の皆さんと話す会話の中に、長年本校の児童を想い続けている温かさが伝わってきます。 私も、支援隊の皆さんと触れ合えたおかげで、「元気な時も、つらい時も、明るくあいさつができる人になってほしい。今はできなくても、いつかきっとできるようになる。」と信じて「おはようございます。」の言葉がかけられるようになりました。 一羽一羽の雛に (2014.7.10)ヒト(人)も例外ではなく、親に依存して成長していきます。子どもは、満たされた依存の中で、外に向かった活動が起こり、いろいろな社会性を身につけていきます。 子からみた「依存」親からみた「保護」は、愛情とそれに基づいた行為ではないでしょうか。しかし、十分すぎるほどの愛情を注いでも、子がそれを上手に受け取れなければ、注いだことになりません。 黄色い口ばしをパクパクとさせた雛たちに、一所懸命にエサを運ぶ親鳥。同じ雛でも、こぼさずに食べる雛もいれば、こぼす雛もいます。 一羽一羽の雛が違うように、子ども達も一人一人が違うはずです。その雛、その雛に合わせたエサの与え方があるように、一人一人の子どもに合わせた愛情の注ぎ方があるはずです。 授業紹介! 6年、5年、4年 (2014.7.9)最初は、6年生の英語の授業です。ALTのベンジャミンさんが毎回入って、週一時間楽しく行っています。 5年生は、家庭科の授業です。本校の家庭科は、すべて吉澤教諭が担当しています。この日はサラダの調理実習でしたが、なんと、使う野菜はすべて湯通しが義務づけられていました。O157の影響でしょうか。時代は…、変わりました。 最後は4年生で、算数の授業です。正方形や長方形、ひし形や平行四辺形など四角形のまとめの授業でした。最近は、6年生や5年生のように、授業に集中して意欲的に取り組めるようになりました。とても嬉しく感じています。 どうして 早寝・早起き・朝ごはん!?
育ち盛りの子どもたちが健やかに成長していくためには、大人と異なり、適切な運動量、調和のとれた食事、十分な休養と睡眠が大切と言われています。しかし、最近の子どもは、基本的な生活習慣の乱れから、睡眠や食事、運動が十分に取れない状況が、よくみられるようになりました。
例えば、スマホやゲーム機などを使用していて、12時過ぎまで起きているとします。当然、睡眠不足になり、睡眠時に行われる心身の回復は不十分になります。翌朝は、気力が低下し、学習や運動への意欲は高まりません。さらに食欲も減少し、朝食を抜くことになります。 朝食を取らないと、血液中の血糖値は上がらず、脳は活動できなくなります。ますます気力が低下して活動ができなくなってしまいます。もちろん、情緒も不安定になります。 子どもは、私たち大人以上に、多くの睡眠時間(少なくとも8時間、9時間以上の睡眠)とバランスの取れた3回の食事が必要です。 私たち大人は、このとても重要なことをつい忘れてしまいます。我が子を自分と同じと考えてしまうからでしょうか。 これは、私自身の過去の子育てへの自戒でもあります。 スイミングコーチ 来校する!!午後1時近くになって、「これから会社です。また、来年もお願いしますね。」と挨拶をして去っていく白岩さん、赤く日焼けをした顔に笑顔がとても似合っていました。このコーチ派遣制度があることへの感謝と、本校の子どもたちをまた教えたいと思ってくださったことへの嬉しさから、彼に深く頭を下げました。 ありがとう 「みそや文庫」國峯さんは、毎年、年金の中から本校の子どもたちのために、多くの書籍をご寄贈くださっています。今年も、18回目となる36冊の本をいただきました。そして、文庫の総冊数は、700冊に及ぼうとしています。 6月30日の朝礼で、ささやかですが國峯さんに感謝状をお渡ししました。PTAと学校の連名の感謝状です。また、児童を代表して図書委員長からも感謝の言葉を贈りました。 「本は心をつくってくれる。本は知識をつけてくれる。本をたくさん読んで、心豊かでたくましい人になってください。」國峯さんの力強い言葉が、子どもたちの心へと届いていました。 「80歳を過ぎても元気な体に産んでくれた母に感謝しています。元気だから、今も寄贈させてもらえるんです。」國峯さんの結びの言葉に、心が揺り動かされました。 秋には、たわわな稲穂が・・・ (2014.6.25)子どもたちは、5月8日に種籾をまき、前日の24日には苗取りを行い、この日の田植えを楽しみにしてきました。初めて素足で入る泥の田んぼ、横一列になり紐の印に合わせて数本の苗を差していく。ミズスマシやツチグモ、アマガエルなどの小動物への誘惑や隣の級友とのおしゃべりの誘惑と戦いながら、2時間以上かけて田んぼ2面にモチ米の苗を植え切りました。 毎年、田の準備や作業の準備、日頃の草取りなどの手入れは、國峯さんが中心となって行ってくださっています。もちろん学校との連絡や調整なども國峯さんです。早春から晩秋まで、多くの労力を子どもたちのために尽くしてくれています。 集中しきれずにいる子ども、教えられた簡単な作業さえできない子どもが見られるたびに、國峯さん方に申し訳ないという気持ちになります。そんな私や担任に、「毎年、籾蒔きや田植えに見ていた子どもたちが、稲刈りの時には成長している。その姿を見ることが楽しみなんですよ。」と優しく語ってくれる國峯さん。 やがて、梅雨が明け、太陽の光が燦々と降り注ぐ夏となり、収穫の秋を迎えます。細く弱々しかった苗も、たわわに実をつけた稲穂となります。 5年生もこの日植えた苗に負けないように、正しくたくましく、そして素直に感謝できるように育てて行かなければ。この担任の熱い想いを支えてきたいと思います。 ガンバレの声 体操演技会! 2014/06/136月13日(金)の午前9時から、中央体育館を会場として、48年の歴史を誇る「高崎市小学校体操演技会」が開催されました。 本校からは、5年生6名、6年生11名の計17名の選手が参加しました。17名の選手は、自ら志願して放課後の練習に参加した者たちで、約1ヶ月間の練習に、意欲的に取り組んできました。種目は、男女とも鉄棒、マット運動、跳び箱の3種目です。どの子も精一杯演技し、持てる力を発揮してくれました。午後3時まで選手たちとスタンドで過ごしましたが、とても楽しい一日となりました。選手の皆さん、そして応援に駆け付けてくれた保護者の皆様、ありがとうございました。 プールが始まりました! 2014/06/166月16日の月曜日から、子どもたちが待ちに待ったプールが始まりました。プール使用の目安は、朝の時点で、水温25度以上、気温との合計が45度以上が基本です。もちろん雨天であれば入れません。今年は、プール内の塗装補修を行い、6月9日より水を入れました。 6月上旬に、埼玉県内の小学校におけるプール事故が報道されましたように、プールでの水泳学習には、危険がつき物です。本校も絶対に事故を起こさない決意と手立てで、最大の注意を払いながら安全の確保を図っています。 「ありがとう」って 2014/6/3「ありがとう。」 朝、校門前の横断歩道に立っている私の手に一枚のハンカチが届けられました。書かれていた名前は、判読できません。落とし主を探すため、教室を回りました。 「ありがとうございます!!」 1年生教室で、嬉しそうな笑顔と元気な感謝の言葉に出会えました。心がポッと温かくなりました。私に届けてくれた女の子のおかげでした。 「ありがとう」ってたくさん言われている子は、「ありがとう」ってたくさん言える。そして、感謝の心が自然に育つものです。 ちょっとしたことにもありがたいと感じられる人生と恨み辛みを感じてしまう人生。目前の子どもたちの将来の幸せを築くのは、親や教師、そして、周りにいる大人の役割に違いありません。 6年生の お父さん お母さん ありがと!! 2014/5/305月としては、記録的な熱波に襲われた30日(金)、鼻高小の伝統行事となったファミリー遠足が行われました。ファミリー遠足は、6年生が「お父さん・お母さん」となり、1年生までの下級生の世話をしながら遠足を行うものです。今年は全校で6班の編成となりました。 ファミリー遠足には、3つのミッションがあります。ひとつは、鼻高町の誇りの一つである「展望花の丘」で、さつまいもの苗植えとヒマワリの種まきを行うこと。二つ目は、各班に任された通学路の安全確認活動を行うこと。そして最後は、鼻高町の豊かな自然に触れることです。もちろん、事故なく安全に帰還することは必須条件です。 この日のために、6年生は4月から多くの準備を行ってきました。通学路の安全確認をどうのようにするか。通学時に注意すべき点をどのように伝えるか。また、自分の班のルート決定と、その移動時間の算出。そして、下見をしたうえで、しおりも作成しました。 私は、飯塚駿介くんが班長の1班に同行しました。様々な気配りや注意を下級生に行い、大変なミッションを遂行する6年生たち。徐々にその姿を見習い役立とうと行動する5年生たち。きっとどの班もみな同じ光景が繰り広げられていたと思います。 翌週の朝礼で、「私が鼻高小に来て一番嬉しい日でした。人を気遣い頑張っていた6年生のおかげです。そして5年生にも感謝です。」と話しました。その時、私の脳裏には、 「来年になったら、班長をやってみたいな。」 「やればいいじゃん。できるよ。」 帰り道で、ある5年生と6年生が交わした会話が浮かんでいました。 妙義山に こだまする 2014/5/26雨上がりの清風の中、妙義青少年自然の家の屋上で行われた朝のつどい。揺れ動く白い雲を抱いた白雲山、金洞山、金鶏山にこだまするヤッホーの声。 5月26日から一泊二日で、林間学校を行いました。5年生28名と引率の職員5名が参加しました。初日は、曇り時々雨となり、カッパを着たり脱いだりの妙義登山となりましたが、幸い石門付近は、強い雨が降らず地面が乾いていたため、通常の石門登山ルートを進みました。登山に参加した児童は、誰一人擦り傷さえすることなく、難関の石門群をクリアーして第四石門まで登ることができました。 林間学校には、様々な学びの場面があります。自らの力で乗り越えなければならない登山はもちろん、キャンドルファイヤーや野外炊飯、入退所式や朝のつどい、部屋での生活など、いくつもの仕事が係活動として任され、全体のために、その責任を果たさなければなりません。そして、その活動の多くが、「してもらう活動」ではなく、「仲間と協力して自ら進んで行う活動」です。 協力して行うことの大切さと楽しさ。みんなのために尽くす喜びや役立つ喜び。集団で気持ちよく過ごすための規律の意味など、体験をとおして、一人でも多くの5年生に気付いて欲しい。これが担任や私の一番の願いでした。ご家庭でも林間学校の様子を話題にしていただけたら幸いです。 「ヤッホッ!」、27日の朝、5年生全員が合わせた大きなヤッホーの声が、何度もこだましながら、妙義山中へ吸い込まれていきました。 響かせたい!「ふわふわ言葉」 2014. 5.21その一週間前の朝礼で、「ちくちく言葉とふわふわ言葉」の話をしました。4月に鼻高小に着任以来、子どもたちの激しい言葉、他を誹謗し、人権をないがしろにする言葉を耳にすることがありました。職員の「ひどい言葉を平気で使っているんです。悲しいですし、何とかしてあげたい。」との声も、よく聞きました。 「バカと言えば、バカと帰ってくる。」 「ありがとうと言えば、ありがとうと帰ってくる。」 厳しい言葉を使えば、厳しい言葉が返ってきます。 優しい言葉を使えば、優しい言葉が返ってきます。そして、優しい気持ちになります。 日々、人を温かにする「ふわふわ言葉」を使っていれば、やがて自分も相手も、穏やかな心優しい人になっていきます。 「ごめんなさい 。」、「大丈夫、平気だよ。」 「すごいね 、がんばったね。」、「ありがとう。」 「一緒に遊ぼうか。」、「最後まで、つきあうよ。」 子どもたちに、響かせたい言葉です。 人と穏やかにコミュニケーションがとれ、人に受け入れられ、人から愛される、そんな大人にしてあげたい。そう願っています。 「ふわふわ言葉」は、ご家庭のご協力がなければ、定着しません。 |
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