妙義山に こだまする 2014/5/26雨上がりの清風の中、妙義青少年自然の家の屋上で行われた朝のつどい。揺れ動く白い雲を抱いた白雲山、金洞山、金鶏山にこだまするヤッホーの声。 5月26日から一泊二日で、林間学校を行いました。5年生28名と引率の職員5名が参加しました。初日は、曇り時々雨となり、カッパを着たり脱いだりの妙義登山となりましたが、幸い石門付近は、強い雨が降らず地面が乾いていたため、通常の石門登山ルートを進みました。登山に参加した児童は、誰一人擦り傷さえすることなく、難関の石門群をクリアーして第四石門まで登ることができました。 林間学校には、様々な学びの場面があります。自らの力で乗り越えなければならない登山はもちろん、キャンドルファイヤーや野外炊飯、入退所式や朝のつどい、部屋での生活など、いくつもの仕事が係活動として任され、全体のために、その責任を果たさなければなりません。そして、その活動の多くが、「してもらう活動」ではなく、「仲間と協力して自ら進んで行う活動」です。 協力して行うことの大切さと楽しさ。みんなのために尽くす喜びや役立つ喜び。集団で気持ちよく過ごすための規律の意味など、体験をとおして、一人でも多くの5年生に気付いて欲しい。これが担任や私の一番の願いでした。ご家庭でも林間学校の様子を話題にしていただけたら幸いです。 「ヤッホッ!」、27日の朝、5年生全員が合わせた大きなヤッホーの声が、何度もこだましながら、妙義山中へ吸い込まれていきました。 響かせたい!「ふわふわ言葉」 2014. 5.21その一週間前の朝礼で、「ちくちく言葉とふわふわ言葉」の話をしました。4月に鼻高小に着任以来、子どもたちの激しい言葉、他を誹謗し、人権をないがしろにする言葉を耳にすることがありました。職員の「ひどい言葉を平気で使っているんです。悲しいですし、何とかしてあげたい。」との声も、よく聞きました。 「バカと言えば、バカと帰ってくる。」 「ありがとうと言えば、ありがとうと帰ってくる。」 厳しい言葉を使えば、厳しい言葉が返ってきます。 優しい言葉を使えば、優しい言葉が返ってきます。そして、優しい気持ちになります。 日々、人を温かにする「ふわふわ言葉」を使っていれば、やがて自分も相手も、穏やかな心優しい人になっていきます。 「ごめんなさい 。」、「大丈夫、平気だよ。」 「すごいね 、がんばったね。」、「ありがとう。」 「一緒に遊ぼうか。」、「最後まで、つきあうよ。」 子どもたちに、響かせたい言葉です。 人と穏やかにコミュニケーションがとれ、人に受け入れられ、人から愛される、そんな大人にしてあげたい。そう願っています。 「ふわふわ言葉」は、ご家庭のご協力がなければ、定着しません。 鼻高小の子どもたちは・・・ 2014. 5.155月13日午後2時24分、小学校の航空写真撮影が行われました。当初、4月に予定していましたが、インフルエンザの流行のため、順延となっていたものです。 撮影の前日、業者の手で校庭に、正確なダルマの図が描かれました。児童がこの上にパネルを持って立ち、図柄を表します。しかし、この夜の予報は大雨でした。図は流され、雨でまた順延かと心配しましたが、幸いにも石灰が固まる程度の雨となり、翌朝は、正に撮影日和の快晴となりました。 ところが、セスナ機が離陸する飛行場の天候が回復しないとの連絡。離陸ができず、1校時の撮影予定が4校時へと、さらに4校時の予定が5校時へと再変更されました。 子どもたちは、度重なる授業変更にも、上手に対応してくれました。また、前日に描かれた校庭の図も、翌日の朝、20分休み、昼休みと三度にわたる、子どもたちの活発な遊びの時間があったにもかかわらず、何一つ消されることもなくしっかりと残っていました。 鼻高小の子どもたちは、約束を守れる子どもたちばかりです。 昼休みが終わり、子どもたちが一斉に教室に向かって駆け出しました。撮影に備え、ダルマの図を守っていたコーンとそれに巻きつけたすずらんテープを片づけ始めると、一人の男の子が駆け寄ってきて、無言で手伝いだしました。いつの間にか7、8人になり、あっという間に片づけ終えました。 鼻高小の子どもたちは、優しい子ばかりです。 様々なことに触れさせたい! 2014. 4.30とは言え、せっかく来てくれるベン先生ですので、他の学年でも英語の授業を行わない手はありません。1年生で年間6時間、2年生は9時間、3年生と4年生は11時間、英語の授業を行っています。 4月30日の5校時目は、2年生で行いました。この日は、1〜10まで数字が書かれたカードを黒板に貼りながら、One、Two、Three・・・ と英語で数字を声に出して読んでいきます。すぐに覚えて、ゲームが始まりました。10枚のカードを隠したあと、一枚だけ袋に入れてそれを当てるゲームです。もちろん英語でやりとりします。ベン先生も授業中は日本語を一切使いません。それでも意味が伝わり、楽しく授業が進んでいきます。 若い子どもが持つ脳の適応能力の凄さを感じます。だからこそ、様々な体験や思いに触れさせたいと願ってしまいます。 交通安全教室 2014. 4.12剣崎駐在所長の小林様、鼻高地区の交通指導員である小沢さんと斎藤さんの3名のご指導の下、実施しました。教室では、実際に道路にでて横断歩道や押しボタン式の信号機を体験してきました。 また、4名のPTA学年委員さんの協力を得ながら、安全に且つしっかりと楽しい教室が行えました。ありがとうございました。 火曜日は、読み聞かせ! 2014. 4.23読み手は、4名の読み聞かせボランティアの方々です。15日は新居さんが4年生、木暮さんが3年生に読み聞かせをしてくれました。そして、22日は木暮さんが5年生に読み聞かせをしてくれました。物語に引き込まれ、静かに聞き入る子どもたちを見ていると、感謝の気持ちでいっぱいになります。 本が持つ魅力とボランティアの方が持つ暖かさ、読み聞かせの時間は、鼻高の子に伝えたい大切なことの一つが、伝わっている時間でもあります。 入学式 2014. 4. 9真新しいランドセルを背負い、保護者に連れられて登校した新入生でしたが、式では、全員が大きな返事で呼名に答え、校長の目をしっかりと見て礼をしていました。また、在校生が歌った校歌は、大きな声量と美しい発声で、新入生への想いが込められたものになりました。 161名の児童のおかげで、本年度の素晴らしいスタートがきれました。 |
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