街角から 大きな拍手をいただいて今年も、本校の金管バンドが12日に行われたパレードに参加しました。バンドは4年生から6年生までの有志24名で結成しています。4月の練習開始から夏休みも含めて、メンバーは、朝や放課後に毎日のように練習をしてきました。 パレードは、高崎シティーギャラリー前をスタートし、シンフォニーロード、東国文化歴史街道を経て城南球場まで行いました。この間、子どもたちは重い楽器を演奏しながら演奏を一度も止めることなく、40分以上の行進を行いました。演奏曲は、「聖者の行進」と「音楽の好きな街」で、交互に演奏しながら隊列を崩さないで、見事なパレードが行えました。 鼻高小の前は、総勢77名の城東小、更にその前には130名を超える埼玉栄中学高等学校でした。本校は、僅か24名の児童に職員2名がゲスト出演した26人の演奏でしたが、沿道にいらっしゃる多くの方々から、温かい拍手をいただくことができました。 パレードの一員として先頭の左脇を歩きながら、沿道の方々からのご声援と子どもたちの軽やかな演奏、そして必死の頑張っている子どもたちの姿に包まれ、最高の空間と時間に浸っていました。そして、ここまで指導してくれた吉澤教諭とそれに応えてきたくれた子どもたちに感謝しながら、足を進めていました。 次は、30周年記念式典です。そのリズミカルな演奏と美しい音色が体育館に響き渡ることを期待せずにはいられません。 ご声援 ありがとうございました「例年はこんなには、いらっしゃらなかった。」と本校に長くいる職員に聞き、嬉しくてたまりませんでした。日頃から申し上げているように、本校は「鼻高町の方々」から見守られ、また助けられながら、歩んでいます。その象徴のように、たくさんのご来賓にお越しいただき、子どもたちの活躍をご覧いただく運動会を開催できましたことを深く感謝しております。 また、保護者の皆様には、朝早くから閉会式終了まで、ご声援をいただきありがとうございました。これまた、職員から「今年の保護者の方は、閉会式終了までいてくださる方が多くてよかった。」との声が出ました。私も全く同感でした。いろいろとご多用な中、最初から最後までご声援をいただき、ありがとうございました。 また、自分の子だけでなく、様々な子どもたちにご声援やお声がけいただきましたことにつきましても深く感謝しております。 (PTAの役員の方々には、朝早くから準備いただき、終了後の片付けまで本当にありがとうございました。お陰様で、滞りなく運動会を開催することができました。感謝申し上げます。) あふれ出る涙は 努力のあかし!閉会式の壇上に立ち、彼らの姿を見ながら、私は涙をこらえていました。彼らの尊い姿に見合った言葉をかけてあげたい。この日まで頑張り続けてきた努力と想いに見合った言葉をかけてあげたい、と涙をこらえていました。 6年生にとって最後となる運動会を、10月4日に行いました。夏休み明けの約1ヶ月間、6年生達は自分の団の優勝を目指して懸命に取り組んできました。それは自分たちの出場種目はもちろんですが、入場行進や開閉会式、そして応援合戦において顕著に現れていました。 自分の団が上手に行進や開閉会式などができるよう、進んで模範を示し、そして、後輩がきちんと行動できるように優しく、時に厳しく導いていました。また、応援合戦の内容やその練習場所などを決め、団の心が一つになるように練習を積み重ねて来ました。まさに団の父や母として努力してきた一ヶ月でした。 後輩の中にも、五年生や四年生などの中から、六年生の想いに応えようとする子が何人も現れて来ました。 優勝・榛名団、準優勝・赤城団、第三位・妙義団と、結果はことなりましたが、それぞれの団が費やしてきた日々の尊さは、等しいのではないでしょうか。優勝を目指して団をまとめてきた六年生と、それに答えようとした後輩の想いの尊さは等しいのではないでしょうか。 費やした努力や想いが強いからこそ、涙があふれ出る。 他の学校では、なかなか見られない鼻高小の運動会。来年も、再来年も続けていかなければ、そう決意を固くした運動会でした。 |
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