8月22日「夏季特別研修講座・10」
8月22日午後
「OJTの取組と教師力の向上」〜強化横断的な学び方をとおして〜 高知県教育委員会 スーパーバイザー 西留 安雄 先生を講師として開催しました。 西留先生は、教師が知っている知識を子どもたちに伝える「教授型」からの脱却を提案しています。学びは二層構造であり、教科教育より教科経営(教科横断的な学習の指導)を先に進めることの大切さを講演いただきました。教科経営で学び方を学ぶことにより、子どもたちが主体的に学ぶようになることを目指しています。「学習過程スタンダード」(資料)から、授業中の統一事項31(学び方)について一つ一つ丁寧に解説され、また、実際の授業のビデオでも具体的に示してくださいました。参加された先生方は、それぞれの立場で学力向上、授業改善のポイントを考えるよい機会となりました。 8月22日「夏季特別研修講座・9」
8月22日午前
「通常学級における特別支援教育」 〜「気になる子」への支援とみんなのための学級づくり〜 名城大学 准教授 曽山 和彦 先生を講師として開催しました。 曽山先生は群馬県のご出身です。3年ぶりに高崎市教育センターに来ていただきました。自尊感情とソーシャルスキルが乏しい子どもたちに「居場所」のある学級を目指すための方法を教えていただきました。また、ただ「褒めて育てる」のではなく、カウンセリング理論による「伝わる言葉」のかけ方も教えていただきました。褒めるときは「(あなたは)頑張ったね。」などのユーメッセージを、勇気づけるときは「(わたしが)助かったよ。ありがとう。」などのアイメッセージを使い、子どもたちに言葉をかけましょう。 8月21日「夏季特別研修講座・8」
8月21日午後
「カウンセリング技法を学ぶ」〜グループワークトレーニング〜 城山小学校 校長 吉田 益美 先生を講師として開催しました。 構成的グループエンカウンターや様々なグループワークなど、楽しい演習をとおしてカウンセリング技法について学びました。グループワークトレーニングには、適切な自尊感情や必要な社会性が身に付いていない子どもたちに他者との折り合いの付け方を理解させるねらいもあります。よりよい学級集団をつくるために集団カウンセリングを使う場合には、日常の学級経営の中で、学級の実態に合わせていく必要があります。 8月21日「夏季特別研修講座・7」
8月21日午前
「子どもの主体的な活動を育む支援・指導」 〜白根開善学校の取組をとおして〜 白根開善学校 学園長 神山 誠一 先生を講師として開催しました。 白根開善学校の基本的な考えは「子どもたち一人一人がもっている善いところを開いて支え、伸ばしてあげること」です。自分が何をなすべきか、周りの人のために何ができるかを考えられる人を育てることを目指し、生活そのものが体験となる寮生活をとおして社会力を育む教育を行っています。子どもを徹底して信用すること等、教育の原点を再確認することができました。随時見学も受け付けているとのことです。 8月5日「初任者研修 妙義青少年自然の家(第2日目)」
妙義青少年自然の家での宿泊研修2日目です。
起床後は、朝のつどい、清掃など、子どもたちと同じ活動をしました。 その後は3つの講義がありました。1つ目は「学級活動の内容と進め方」についての講義・演習でした。実際に学級会を行い、課題を話し合いました。2つ目は、今年も自然史博物館の市川先生を招いて「自然史博物館との連携」について講義をしていただきました。アンモナイトのレプリカづくりや市川先生の面白いお話で、あっという間の時間でした。3つ目は、2日間を振り返り、自分たちが体験した活動について、課題解決のワークショップを行いました。各自で考えた課題をもとにグループをつくり、課題解決に向けて話し合いました。 初任者の先生方は、これから先、自然体験学習や宿泊体験学習などで、子どもたちを引率する機会がたくさんあると思います。この宿泊研修で学んだことを、その時に生かしてもらいたいと思います。 8月4日「初任者研修 妙義青少年自然の家(第1日目)」
妙義青少年自然の家での宿泊研修1日目です。自然体験学習の意義を先生方が自らの体験を通し、肌で感じながらの研修です。
入所式を終えたらすぐに登山でした。夏らしい濃緑の山の中をセミの声を聞きながら登り始めましたが、猛暑と急な段差続きで、なかなかきつい登山でした。みんなで励まし合いながら、全員無事に鎖場を登りきった後、第4石門で記念写真を撮りました。 登山から帰るとカレー炊飯を行いました。野菜を切って火をおこし、ご飯とカレーを作りました。どの班も協力して美味しいカレーができました。 夜はキャンプファイヤーをしました。火の神の儀式後、火が燃え上がったころ、ちょうど日が暮れました。その後は、マイムマイムやオクラホマミキサーのフォークダンスで盛り上がりました。 実際に子どもたちを引率する立場を考えながら、自然の美しさや雄大さ、驚異や変化、危険予測など、様々な体験をした1日目でした。 |