夏のような日差しが照りつける中、5月27日（水）に1年生は校外学習「グリーンアドベンチャー」を実施しました。通称「グリアド」と呼ばれるこの行事は、学校から観音山の「染料植物園」までの往復を各クラスで6班に分かれて班長を中心をしながら、協力し行動します。その途中では、多くのチェックポイントがあり、それをクリアしなければ、先には進めません。「植物の絵を描く」「俳句を考える」「写真で指定されたものを撮影する」などの様々なミッションが要求されます。チェックポイントをなかなかクリアできない班やチェックポイントがわからなくなる班もいましたが、皆無事に学校へ帰ってくることができました。学校へ帰った後では皆の顔から疲れが見えたと同時に、達成感も感じられました。班で協力しながら1日の行動を共にしたことで、班のメンバーの中に絆が生まれたと思います。この「グリアド」と通して、今後の学校生活の1学年の絆がもっと強くなって欲しいと思います。

5月20日（水）に1年生の少年の主張学年大会を行いました。各クラスの代表者1名による発表でしたが、どの発表もクラスの代表者にふさわしい素晴らしい内容で、自分の意見を聴き手に伝わるように、堂々と発表していました。そして発表を聴く側も、発表者の方をしっかり向いて、真剣なまなざしで聴いていました。発表を聴いた感想では「発表を聴いて、考えさせられました」と発表者の主張を聴いて、心が揺さぶられたことが多く書かれていました。話す方も聴く方も共に真剣に取り組めたことで、皆の心に響く主張になったのだと思います。選ばれた代表者は、学校代表決定の大会に進みます。その時も、学年代表に選ばれた自信を胸にしっかり発表して欲しいと思います。

4月8日（水）から始まった縦割り清掃指導も5月18日（月）で最終日となりました。6回に渡り、2年生から1年生にそれぞれの清掃場所の清掃の仕方を教えてもらいました。1年生は今度は、片岡中伝統の「カクカク清掃」を自分たちの力でやっていかなければなりません。しかし、そんな心配を忘れさせてくれるほど、1年生は「カクカク清掃」をしっかりできるようになりました。これも今まで伝統を伝えてきた上級生の丁寧な指導があったからだと思います。1年生は、来年に「教わる側」から「教える側」になります。伝統の「カクカク清掃」を日々実践して、その伝統を来年の1年生に伝えていって欲しいと思います。

5月1日（金）の午後、高崎警察署の生活安全課から講師をお招きして、非行防止教室がありました。「いじめ・非行・薬物」について具体的な話をしていただきました。実際におこった話を元にした講話だったので、生徒達は、「いじめ・非行・薬物は自分自身と身近な存在であること」を感じることができました。お話を聞いた後、生徒からは、「怖い」、「絶対にやらない」という強い意志が感じられる感想が多く寄せられました。

4月30日（木）6校時目に、JRC登録式がありました。少年赤十字の一員としてしっかりと活動していくことを宣言しました。片岡中でも、ボランティア活動が盛んであり、多くの生徒が参加しています。ボランティア活動は、まさに片岡中学校の学校目標の「気づき、考え、実行する」の精神が大切になってきます。今年度も、さらに充実した活動していきたいと決意を新たにした登録式でした。

4月30日（木）の5校時目に、全校集会があり、校長先生から、「片岡中のいじめ根絶宣言」のお話がありました。いじめのない「いい学校」「いい学級」にするために、自分たちに一人一人にできることは何かを考え、自ら「気づき」、「考え」、「行動」する。それが、誰もが幸せな毎日を過ごせるような学校生活につながります。「片岡中が生徒一人一人にとって、さらに心地いい場所になるよう、みんなで考え、積極的に行動していこう」と、全校生徒で誓い合いました。

6月16日（火）に「校内体育大会」が予定されています。その中でクラス団結力が試されるのが「長縄大会」です。長縄の回し手2人を除いたクラス全員で跳ぶので、とても迫力があります。体育の授業、また休み時間にも大きなかけ声を共に、練習に励んでいる姿が見られます。どのクラスも優勝目指して頑張っています。全クラス、長縄大会で優勝して欲しいですが、それ以上に「長縄大会」を通じて、クラスが一致団結し全力で頑張ることで、生徒たちのさらなる成長につながって欲しいと思います。