7月6日(金)●明日、7月7日は七夕です。7月7日の夜、天の川に隔てられた織り姫と彦星が年に1度だけ会うという七夕の伝説は中国の漢の時代に生まれたのではないかと言われています。それが日本に伝わり、そのころの貴族の間では広く知られていたようです。 江戸時代になると七夕行事は、3月3日の桃の節句、5月5日の端午の節句などとともに五節句の1つに定められました。笹竹に願い事を書いた短冊をつけて立てるということが一般庶民の間でも盛んに行われるようになりました。 七夕にちなんだ食べ物としては、瓜、桃、梨などの果物やそうめんなどがあげられます。そうめんの流れる様子が天の川を連想させること、そうめんの1本、1本を機織りの糸とみなすなどがその理由として考えられます。 日本には、季節感を大切にした昔からの伝統的な行事食がたくさんあります。その多くが自然の恵みへの感謝の気持ちや私たちの成長や健康を願ったものです。これからも大切に受け継ぎたいものです。 7月5日(木)●今日はアセロラについてです。アセロラとは、見た目がさくらんぼに似た赤い果実のことです。果実はビタミンCを豊富に含み、風邪の予防や肌をきれいにする効果があります。日本では、1958年に沖縄県に導入されて以降、沖縄県で栽培されています。ジュースやジャム、ゼリーなどに加工されています。今日のアセロラポンチにはアセロラジュースを使用しています。しっかり食べて夏風邪を予防しましょう。 7月4日(水)●今日はズッキーニについてです。ズッキーニは今が旬の夏野菜です。フランス料理やイタリア料理の食材として知られ、ラタトゥユには欠かせない食材です。見た目はきょうりに似ていますが、かぼちゃの仲間で生で食べるより主に加熱調理されます。 呼び方は様々で、イタリア語でズッキーナ、南米ではサパージョイタリアーノ、アメリカとオーストラリアではズッキーニ、イギリスやフランスではカージェット、クルジェット、アメリカではサマースカッシュと呼ばれています。 旬の夏の味を味わって食べましょう。 7月3日(火)●今日はラタトゥユについてです。ラタトゥユとは、ズッキーニや玉ねぎ、ピーマンなどの数種類の野菜をトマトや香草と一緒にオリーブオイルで炒め煮した南フランスの料理のことです。 ラタトゥユとよく似た野菜のトマト煮でカポナータというイタリア料理があります。ラタトゥユがズッキーニをメインとしているのに対して、カポナータはナスをメインとしてオリーブやセロリを使用します。 ラタトゥユはすべての食材をまとめて炒め煮するのに対して、カポナータは順番に食材を入れて加熱しています。ラタトゥユは塩こしょうでシンプルに味付けしているのに対してカポナータは砂糖やワインビネガーでしっかりと味付けをします。食材や仕上がりがよく似ていますが、味付けや調理法に違いがあります。 今日のオムレツのソースはラタトゥユの方です。南フランスの味をよく味わって食べましょう。 7月2日(月)●今日はじゃがいものついてです。じゃがいもはみなさんも知っているように、カレーやシチュー、ポトフなどには欠かせない食材です。またポテトサラダ、フライドポテト、肉じゃがといったように多くの調理方法があります。じゃがいもは、でんぷんが主な成分ですが、エネルギーはそれほど高くなく、同じ量のごはんのエネルギーの約半分です。他には、ビタミンCが多いのが特徴です。しかも安定したビタミンCなので、5度Cくらいの低温で貯蔵すれば80%が残っています。 また、カリウムが多いので食塩のとりすぎや動物性食品を多く食べた時、体内のナトリウムを排泄し、血圧が上がるのを防止します。 レストランでステーキなどに粉ふきいもやフライドポテト、マッシュポテトのようなじゃがいも料理が添えてあるのは良い食べ方なのです。残さず食べるようにしましょう。 朝礼 |
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