オープンスクール 2日目
12月4日(火)、5日(水)オープンスクールを実施しました。体育の授業を保護者の方が参観している様子です。
水分補給と冬の感染症予防
12月4日(火)給食の放送
1 はじめに みなさん、こんにちは。保健室の山田です。先日、水筒持参のお願いのプリントをお配りしました。そこで今日は、水分補給と感染症予防についてお話ししたいと思います。 2 水分補給が有効なわけ 高崎市内では、主に高校生にインフルエンザが流行り始めています。インフルエンザの予防には、ワクチンの接種、うがい・石けんでの手洗い、咳エチケット、予防マスク、人混みに行かない、十分な栄養と睡眠などが知られていますが、最近では、水分補給も予防に有効であるということがわかっています。 冬はあまり汗をかかないので、水分補給がおろそかになり、かくれ脱水の状態になっている人がたくさんいます。体の中の水分量が減ると、代謝が悪くなり、免疫力が下がるので、かぜやインフルエンザにかかりやすくなります。また、鼻やのどの粘膜が乾くと、線毛運動といって、粘膜についたウイルスや細菌を体の外に洗い流す働きが悪くなります。 このような理由から、みなさんに積極的に水分補給してかぜやインフルエンザを予防してほしいと思い、今年度は早めに水筒を持ってきてもらうことにしました。水筒の中身を、温かいお茶や白湯に限定したのは、温かい飲み物で体を温め、免疫力を高めてもらうためです。 3 水筒持参の約束 水筒の持参には、いくつかの約束とお願いがあります。 (1)自分で持ってきた水筒の飲み物は自分だけで利用してください。インフルエンザや感染性胃腸炎のウイルスは口を介しても感染しますから、他の人のものを分けてもらったり、直飲みや回し飲みしたりすることは絶対にやめてください。 (2)糖分の入った甘い飲み物は持ってこないでください。だらだらと糖分をとることで、確実にむし歯や歯肉炎になります。 (3)やけどをしない温度のお茶や白湯にしてください。 (4)水分補給できるのは、休み時間と部活動の時間だけです。給食の時間には、カル シウムの吸収が最もよいといわれる牛乳をしっかり飲み、タンパク質を補給して栄養状態をよくして免疫力を高めましょう。 (5)水筒の中では、雑菌が常に繁殖しています。水筒はその日のうちにきれいに洗っ て、きれいな状態で使用するようにしてください。 以上のような5つ約束、実行できそうですか?守れない人がいると、水筒の持参はできなくなるかもしれないので、気をつけましょう。 4 おわりに 最後になりますが、水分補給をしながら、うがいや石けんでの手洗い、咳エチケットを実行し、みんなで協力して冬の感染症を防いでいきましょう。 これで、水分補給と冬の感染症予防についてのお話を終わりにします。 今日の花壇です
7:30分、今日のパンジーです。
今日の花壇です 2
ちょうど、朝練習が始まる時刻。
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