1月11日(金)

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<献立>
きのこ揚げパン、牛乳、チーズサラダ、ミネストローネ
<一口メモ>
 今日は揚げパンについてです。
 昭和39年頃、給食のパンといえば、コッペパンでした。パンは給食がある前の日までにパン屋さんが焼いて用意してくれます。揚げパンは、そのパンを給食室で油で揚げて作ります。ココア揚げパンやきなこ揚げパンは最近の話で、その当時は砂糖だけをまぶしたパンでした。今のようにマーガリンなどをたくさん使っていないため、かたくなりがちなパンを油で揚げることで、やわらかくふっくらとしたパンになりました。ちょうどその頃、脱脂粉乳からビン入りの牛乳に切り替わっていく頃のことでした。
 今から50年近く昔から揚げパンは食べられていて今もとても人気のメニューです。
 よく味わって食べましょう。

1月10日(木)

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<献立>
わかめごはん、牛乳、ぶりの照り焼き、きりたんぼ汁、はるか
<一口メモ>
 今日はきりたんぽ汁についてです。
 きりたんぽとは、つぶしたご飯を竹輪のように杉の棒に巻き付けて焼き、棒から外して食べやすく切った食べ物のことです。秋田県の郷土料理です。きりたんぽは、つぶつぶが残るくらいにつぶしたご飯を使うため、だまこ餅や五平餅などの共通点が多いです。たんぽという呼び方は、もともと練習用の槍の頭につけるものだそうです。ふわふわとしたきりたんぽは、それによく煮ていたのでしょう。
 きりたんぽ汁も決まった作り方はなく、それぞれの家庭の味を出して、あたたかくいただくものです。田舎料理の良さが出ていますね。
 よく味わっていただきましょう。

1月9日(水)

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<献立>
食パン、ピーナッツクリーム、具雑煮、大平椀
<一口メモ>
 今日は具雑煮についてです。
 これは、長崎県の郷土料理です。今から370年ほど前、島原地方では天候が悪く、作物がとれなくなりました。しかし年貢の取り立てはきびしく、江戸幕府によるキリスト教とりしまりもはげしくなり、島原のキリスト教徒は一揆を起こしました。これが島原の乱です。一揆の総大将・天草四郎と農民たちはもちをたくわえ、山や海からいろいろな材料を集めて雑煮を作り、栄養をとりながら戦いました。これが『具雑煮』の始まりだと言われています。
 今日もよく噛んで食べましょう。

1月8日(火)

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<献立>
こぎつねごはん、牛乳、厚焼き卵、大平椀
<一口メモ>
 今日は、汁物の「大平」についてです。
 ちょっと珍しい名前は、漆塗りの平椀(おひら)に盛るためです。お正月や冠婚葬祭によく登場する郷土料理です。山口県や長野県でよく食べられているようです。具材は、根菜類が中心ですが、作り方は家庭によってもさまざまです。お祝いの時に食べられたことから、具材を末広がりに切る習慣もあるようです。
 よく味わって食べましょう。

1月7日(月)

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<献立>
麦ごはん、牛乳、ハヤシシチュー、ツナサラダ
<一口メモ>
 今日は牛乳についてです。
 毎日給食で牛乳はついているのは、カルシウムが多くまれているからです。カルシウムは、成長期のみなさんにとって、とても大切な栄養素です。カルシウムの働きを3つあげると、1つは、骨や歯を強くするはたらきがあります。成長期を過ぎてから骨や歯を丈夫にしたいと思っても間に合いません。カルシウムは、毎日食べ物でとって、骨や歯に蓄えておくことが必要です。
 2つめは手や足などをすりむいた時に血をとめてくれます。3つめは、イライラすることなく過ごせます。カルシウムは食品のはたらきでは、赤のなかまに入ります。カルシウムの他にも皆さんの体をつくってくれるたんぱく質も含まれて います。給食だけでなくおうちでも牛乳を飲むようにしてください。
 今日もよく噛んで食べましょう。

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