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インフルエンザの予防と咳エチケット

1月8日(火)給食の放送
インフルエンザの予防と咳エチケット

 みなさん、こんにちは。保健室の山田です。冬休み中、健康に過ごせましたか?気温が下がり、空気が乾燥して、インフルエンザが流行しやすい季節になりました。今年は、暖冬だったので、例年に比べて流行が遅くなっています。しかし、昨日は、高崎市内で250名くらいの児童生徒がインフルエンザで出席停止になっています。そこで今日は、インフルエンザの予防と咳エチケットについてお話したいと思います。

1 インフルエンザの感染ルート 
 インフルエンザは、インフルエンザウイルスに感染することによって、急な高熱や全身のだるさにカゼの症状が伴って発症します。感染の仕方は、ウイルスが付いているところを触った手を口に入れたり、物を食べたりすることによる接触感染と、感染している人の咳やくしゃみ、鼻水などに含まれるウイルスを吸いこむことによる飛沫感染があります。このうち、飛沫感染を防ぐには、感染している人が周囲の人に移さないようにしようという思いやりの気持ちがとても大切です。

2 正しい咳エチケットのポイント
 みなさんは「咳エチケット」という言葉を聞いたことがあると思います。正しいマスクの着用で、周囲の人への感染を防ぐためにつけられた言葉です。インフルエンザに感染している人はもちろんですが、熱が下がって症状が治まってきた人もウイルスは体内に残っています。最近は、特効薬があり、症状は数日で治まるようになりました。しかし、周囲の人に感染させる力は残っているので、マスクの着用が感染予防に効果を発揮します。咳エチケットには細かい決まりがあります。
まず、くしゃみや咳が出ている間はマスクを着用し、使用後のマスクはすぐに蓋つきのごみ箱に捨てます。基本的に、マスクは1日1枚の使い捨てです。
マスクを着用していても、鼻の部分に隙間があったり、あごの部分が出ていたりすると効果がありません。鼻と口の両方を確実に覆い、正しい方法で着用しましょう。
くしゃみや咳のしぶきは、1〜2m飛ぶといわれています。くしゃみや咳をするときには、周囲にかからないように顔をそらせ、ティッシュなどで口と鼻を覆いましょう。そして、口と鼻を覆ったティッシュは、すぐに蓋つきのごみ箱かビニール袋に捨てます。
最後に、鼻をかんだり、くしゃみや咳などをおさえたりした手から、ドアノブなどの周囲のものにウイルスを付着させないために、インフルエンザに感染した人も石けんを使ったこまめな手洗いを心掛けましょう。
 以上のように、正しい咳エチケットで周囲の人への感染を防ぐように心がけてください。

3 まとめ
 最後になりますが、数年前、豊岡中学校でインフルエンザが大流行したことがありました。理由は、前日に高い熱が出た翌日に登校したり、朝から調子が悪いのに無理して教室で授業を受けていたりする人がたくさんいたからです。無理してがんばることは、まわりの人の迷惑になるだけです。今年は、そのようなことがないよう、全員が協力してインフルエンザを予防しましょう。
 これで、インフルエンザの予防についてのお話を終わりにします。

3学期 始業式

平成31年1月7日(月)3学期始業式を行いました。校長先生から以下のような講話がありました。「この冬休み、どう過ごしましたか。家族との団らんや地域への行事への参加など、少しはリラックスできたでしょうか。元日と元旦の違いは分かりますか。元日は1月1日のこと、元旦は1月1日の朝のことです。平成最後の元日、元旦となりました。少なくとも、みなさんは、2つの時代を生きることになります。新しい時代に向けて、目標をもって取り組んでください。3年生、いよいよ入試が始まります。体調を整えて、本番を迎えるようにしましょう。不安はあると思いますが、誰でも不安はあるものです。力を出し切ることを考えて、悔いの残らないように取り組んでください。2年生、いよいよ4月からは最高学年となります。リーダーとしてふさわしい行動がとれるようにしましょう。1年生、4月から先輩となります。後輩のお手本となり、責任ある行動をとれるようにしましょう。3学期は、それぞれの学年のまとめとなります。それぞれの目標に向けて頑張ってください」

その後、群馬県体力優良証、高崎市読書感想文コンクール、高崎市中学生文化財作文コンクール、高崎市小中美術展、群馬県よい歯と口の学校表彰、学級表彰(1年4組)、群馬県健康推進学校表彰(特別賞)等、表彰式を行いました。
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