7月17日(火)●今日はスパゲティナポリタンについてです。ナポリタンは、スパゲティを玉ねぎ、ピーマンなどとケチャップで炒めた洋食料理です。 1960年代までは飲食店におけるスパゲティはミートソースかナポリタンの2種類しかないことがほとんどでした。 1970年代の終わり頃から納豆やたらこなどを用いた和風スパゲティが浸透し、またイタメシブームによって多種多様な本格的パスタが食べられるようになるに伴い、ナポリタンの人気は陰りをみせ、ナポリタンを提供する飲食店は減少しました。 今ではお弁当の付け合わせの定番として定着しています。 PTA連合会広報紙コンクール7月13日(金)●今日は夏野菜についてお話しします。夏といえば、どんな野菜を思い浮かべますか。トマト、なす、きゅうり、ピーマン、かぼちゃ、えだまめ、おくらなどの夏野菜がおいしい季節です。 夏は暑さが続いて体調を崩しがちな時期ですが、夏野菜は夏ばて予防になります。 たっぷり含まれた水分が体温を下げ、水分を補給してくれます。 また、様々なビタミンが豊富で、特にビタミンB群は、新陳代謝を促す役割を果たします。今では、1年を通して食べられる食材が多くなりましたが、野菜の味が最もおいしい時期を旬といいます。旬の食べ物は、おいしく食べられると同時に、その時期に必要な栄養素をふんだんに持っています。 夏には夏野菜をおいしく食べて、元気に暑さを乗り切りましょう。 7月12日(木)●今日はかむかむ揚げについてです。今日のかむかむ揚げには、大豆、小魚、さつまいも、アーモンドが入っています。すべて噛み応えのアル食材なので、よく噛んで食べましょう。 口の大切な役割に味わうことや噛むことがあります。唾液は、この味わう能力や噛む能力を高めてくれます。唾液は、1日に合計1=1.5リットル分泌されますが、その量は噛む時に圧倒的に多いのです。 よく噛んで味わって食べましょう。 7月11日(水)●今日はなすについてです。なすの原産地はインドです。5世紀以前に中国に渡り、日本へは奈良時代かそれ以前に渡ってきました。種類もいろいろあります。ながナスは東北九州で、丸なすは関西北陸で、卵型は関東で好まれています。 皮の青紫色はアントツアン色素によるもので、鉄イオンなどと反応して鮮やかな藍色になります。漬け物に古くぎや焼きみょうばんを利用するのはそのためです。 また切り口がすぐ褐色になるのは酵素の働きによるもので、あく抜きをかねて水にさらすとよいでしょう。油とよく合うので揚げ物、炒め物などに向きます。 また、ぬか漬け、からし漬け、塩漬けなどにも向きます。 今日はマーボー豆腐に入れてみました。 旬の夏の味を味わってみましょう。 7月10日(火)●今日はペンネについてです。ペンネはイタリア語でペンを表しています。両端を斜めにカットしてあり、その名のとおり形状がペン先に似ていることからそう呼ばれるようになりました。 日本ではマカロニの1つとして扱われていますが、パスタの本場イタリアでは、マカロニもペンネも数あるショートパスタの1つで、ペンネはマカロニに含まれません。ペンネとマカロニは別物として扱われています。 ペンネとマカロニの関係はスパゲティとパスタの関係によく似ています。スパゲティとパスタは同じようで違っています。パスタは広い意味をもっていて、グラタンやラザニア、もちろんスパゲティも含みます。ペンネとマカロニの原料は同じです。 デュラム小麦という小麦の品種を使って、セモリナと呼ばれる挽き方で粗く挽いた小麦粉を使用しているということです。 7月9日(月)●今日はたぬき汁についてです。古くはたぬきの肉を入れたみそ汁でしたが。獣肉食が禁止されていた仏像によって、たぬきの代わりに凍りこんにゃくをちぎってごま油で炒り、そこによく擦ったおからを加えみそ汁にすると、味がそっくりになることから、これが精進料理として伝わりました。たぬきの臭い消しのために、酒やしょうが、ニンニクなどを入れることもありました。 今日のたぬき汁は、こんにゃくとショウガをたっぷり使用して作りました。 7月6日(金)●明日、7月7日は七夕です。7月7日の夜、天の川に隔てられた織り姫と彦星が年に1度だけ会うという七夕の伝説は中国の漢の時代に生まれたのではないかと言われています。それが日本に伝わり、そのころの貴族の間では広く知られていたようです。 江戸時代になると七夕行事は、3月3日の桃の節句、5月5日の端午の節句などとともに五節句の1つに定められました。笹竹に願い事を書いた短冊をつけて立てるということが一般庶民の間でも盛んに行われるようになりました。 七夕にちなんだ食べ物としては、瓜、桃、梨などの果物やそうめんなどがあげられます。そうめんの流れる様子が天の川を連想させること、そうめんの1本、1本を機織りの糸とみなすなどがその理由として考えられます。 日本には、季節感を大切にした昔からの伝統的な行事食がたくさんあります。その多くが自然の恵みへの感謝の気持ちや私たちの成長や健康を願ったものです。これからも大切に受け継ぎたいものです。 7月5日(木)●今日はアセロラについてです。アセロラとは、見た目がさくらんぼに似た赤い果実のことです。果実はビタミンCを豊富に含み、風邪の予防や肌をきれいにする効果があります。日本では、1958年に沖縄県に導入されて以降、沖縄県で栽培されています。ジュースやジャム、ゼリーなどに加工されています。今日のアセロラポンチにはアセロラジュースを使用しています。しっかり食べて夏風邪を予防しましょう。 7月4日(水)●今日はズッキーニについてです。ズッキーニは今が旬の夏野菜です。フランス料理やイタリア料理の食材として知られ、ラタトゥユには欠かせない食材です。見た目はきょうりに似ていますが、かぼちゃの仲間で生で食べるより主に加熱調理されます。 呼び方は様々で、イタリア語でズッキーナ、南米ではサパージョイタリアーノ、アメリカとオーストラリアではズッキーニ、イギリスやフランスではカージェット、クルジェット、アメリカではサマースカッシュと呼ばれています。 旬の夏の味を味わって食べましょう。 7月3日(火)●今日はラタトゥユについてです。ラタトゥユとは、ズッキーニや玉ねぎ、ピーマンなどの数種類の野菜をトマトや香草と一緒にオリーブオイルで炒め煮した南フランスの料理のことです。 ラタトゥユとよく似た野菜のトマト煮でカポナータというイタリア料理があります。ラタトゥユがズッキーニをメインとしているのに対して、カポナータはナスをメインとしてオリーブやセロリを使用します。 ラタトゥユはすべての食材をまとめて炒め煮するのに対して、カポナータは順番に食材を入れて加熱しています。ラタトゥユは塩こしょうでシンプルに味付けしているのに対してカポナータは砂糖やワインビネガーでしっかりと味付けをします。食材や仕上がりがよく似ていますが、味付けや調理法に違いがあります。 今日のオムレツのソースはラタトゥユの方です。南フランスの味をよく味わって食べましょう。 7月2日(月)●今日はじゃがいものついてです。じゃがいもはみなさんも知っているように、カレーやシチュー、ポトフなどには欠かせない食材です。またポテトサラダ、フライドポテト、肉じゃがといったように多くの調理方法があります。じゃがいもは、でんぷんが主な成分ですが、エネルギーはそれほど高くなく、同じ量のごはんのエネルギーの約半分です。他には、ビタミンCが多いのが特徴です。しかも安定したビタミンCなので、5度Cくらいの低温で貯蔵すれば80%が残っています。 また、カリウムが多いので食塩のとりすぎや動物性食品を多く食べた時、体内のナトリウムを排泄し、血圧が上がるのを防止します。 レストランでステーキなどに粉ふきいもやフライドポテト、マッシュポテトのようなじゃがいも料理が添えてあるのは良い食べ方なのです。残さず食べるようにしましょう。 朝礼6月29日(金)●今日はやきそばに入っているソースについてです。ソースといえば、辛くてさらりとしたウスターソースを指すことが多いでしょう。ウスターソースは、イギリスのウスター州で、主婦が野菜や果物の切れ端、香辛料などを壺に入れて貯蔵したところ、偶然できたのが始まりといわれています。独特の風味と黒っぽい色は、野菜や果物を酢や塩などの調味料と香辛料などを共に成熟させることによって生まれます。 とんんかつソースや中濃ソースは戦後に生まれた日本独特のものです。どろりと粘度があり、ウスターソースよりも甘口で、より日本人好みなものになっています。さらには、お好み焼きやたこ焼き向けなど、各調理に合ったソースも作られています。今日は、ウスターソースとやきそばソースを使って作ってみました。 6月28日(木)●今日はコスタリカについて紹介します。今日の給食のコスタリカライスという料理があるわけでなく、コスタリカではよく豆が食べられるので、コスタリカの家庭料理をまねて作ってみました。コスタリカにおける食の中心は肉類や豆類であり、また米も主食と日常的によく食べられます。家庭料理ではじゃがいもやにんじんをトマトソースで煮込んだものなど、トマト風味の煮込み料理が多いです。トウモロコシの粉で作った薄いクレープ状のトルティーヤもいろいろな料理と共に食べられています。 6月27日(水)●今日はチリコンカンを紹介します。チリコンカンは19世紀半ばにメキシコから独立し、アメリカ合衆国に併合されたテキサス州南部で考案されたと言われています。ひき肉と玉ねぎを炒め、そこにトマト、チリパウダー、水煮したインゲン豆か金時豆、赤インゲン豆を加えて煮込んだものがよく知られています。バーベキューソースで味付けをしたり、シナモン、コーヒー、チョコレートなどを隠し味に入れることもあります。今日はチリパウダーというスパイスを入れてよく煮込んで作りました。コッペパンに挟んでチリドッグにして食べてみましょう。 6月26日(火)●今日は、『朝ごはんを食べよう』についてです。朝は1日の出発点です。寝ていた体も頭も活動を開始するときです。朝ごはんを食べると眠っていた頭や体の筋肉も目覚め、活動を始めます。もし朝ごはんを食べずに登校すると、体力が低下し、疲れやすくなってしまいます。また、貧血やだるいなどの体の具合が悪くなってしまうこともあります。さらに脳もエネルギー不足になり、集中力や記憶力が低下してしまいますので、勉強もはかどりません。しっかり朝ごはんを食べて、運動と勉強を頑張りましょう。 6月25日(月)●ストロガノフについて紹介します。ロシア料理の一つで牛肉、玉ねぎ、マッシュルームなどを炒めて『スメタナ』と呼ばれるサワークリームを加えて煮込んだ料理です。トマトやドミグラスソースを用いて煮込む場合もあります。揚げたじゃがいもやバターライスをそえることが多いです。19世紀にロシアのストロガノフ伯爵の料理人が考案したメニューとも言われています。 6月22日(金)●フランス料理について紹介します。ポトフとは、フランスの家庭料理の1つです。ポトは鍋やふた、フは火を示すため、『火にかけた鍋』といった意味になります。各国に類似した料理があり、ドイツ料理でいうアイントプフはポトフのドイツ版です。日本版ポトフとして『おでんが挙げられています。プロバンス風とは、にんにく、トマト、オリーブオイルなどを用いた料理のことで、フランスのプロバンス地方のスタイルの料理をいいます。フランスの味を味わって食べましょう。 6月21日(木)●パエリアは、スペイン料理の1つで、魚介類などの具をたくさん入れ、サフランを加えて作る炊き込みごはんです。底が浅く平らなパエリア鍋を用い、鍋ごとに食卓に出して取り分けて食べます。スペインの東部バレンシア地方発祥のスペインを代表する世界的に人気の料理の1つで、本場バレンシアではパエリア祭りなどもあります。今日は炊き込みではないので、パエリア風ごはんですが、サフランの香りを楽しみながら味わってみてください。 |
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