2月20日(水)麦ごはん、牛乳、チキンカレー、ツナサラダ <一口メモ> 今日はカレーライスに入っているにんじんについてです。 カレーライスの具の定番といえば、じゃがいも、玉ねぎ、にんじんです。野菜には、色の濃いものと薄いものがありますが、にんじんは色の濃い野菜です。にんじんは、緑黄色野菜という色の濃い野菜になります。色が濃いのは、カロテンという色素をたくさん含んでいるからです。人間の体に入ったカロテンは、ビタミンAの働きをします。たとえば、のどや鼻の内側を守ってくれるので、かぜをひきにくくしてくれます。皮膚も外側から守ってくれるので、肌荒れしにくくなります。今の季節にとってとても大切な栄養素です。 今日もよく噛んで残さず食べましょう。 2月19日(火)チーズパン、牛乳、煮込みうどん、梅マヨサラダ <一口メモ> 今日はうどんについてです。 うどんは、小麦粉で作られています。ですから、ごはんやパンと同じように黄色の仲間の食品になります。私たちの手や足はあたたかいですね。お友達と手をつないでみるとやはりあたたかいです。これは、きいろの仲間の食品のはたらきです。とても大切な栄養です。 今日もよく噛んで残さず食べましょう。 2月18日(月)麦ごはん、牛乳、マーボー豆腐、春雨サラダ <一口メモ> 今日ははるさめについてです。 はるさめは、いものでんぷんや、もやしの原料である緑豆などを原料にした乾麺のことです。はるさめは、約700年前ほど前に中国から伝わりました。中華料理の春巻きの中の具として使われたり、マーボー春雨のような炒め物に使われたりしています。今の季節には、鍋物に入れられたり、サラダになったりします。はるさめは、黄色の仲間になります。はたらきは、熱や力になるはたらきです。パンやごはんのはたらきと同じになります。はるさめは、歯ごたえがあっておいしいですね。 よく噛んで食べましょう。 2月15日(金)麦ごはん、牛乳、ハヤシシチュー、海藻サラダ <一口メモ> 今日は、「海藻サラダ」のわかめについてです。 わかめは、乾燥や塩蔵で販売されています。最近は便利な小袋包装のものなども出回っており、1年中手軽に利用できます。わかめは、みそ汁、酢の物、煮物、ふりかけなど和食に多く使用されます。わかめに含まれるカロテンやビタミンKなど油に溶ける栄養素を十分生かすためには、少し油を使った西洋料理や中華料理が最適です。また水に溶けるビタミンB1,B2,Cや食物繊維なども含まれています。いろいろな料理に工夫して食べていただきたい食材です。給食でも、サラダ、酢の物、スープ、混ぜごはんなどに取り入れています。 今日もよく噛んで食べましょう。 2月14日(木)チョコチップパン、牛乳、ポークビーンズ、チーズサラダ <一口メモ> 今日はバレンタインデーについてです。 日本では、女の子が好きな男の子に愛の告白として本命チョコを贈る習慣があります。本命以外にも恋人までは行かないが友人として贈る『義理チョコ』、女の子同士で贈り合ったりする『友チョコ』、男の子から女の子に贈る『逆チョコ』、自分で買って食べる『自己チョコ』、男の子同士で贈り合う『ともチョコ』というのも見られます。今日はバレンタインデーにちなんでチョコチップパンにしました。 よく味わって食べましょう。 2月13日(水)ごはん、牛乳、若鶏のねぎソース、田舎汁、ネーブル <一口メモ> 今日はネーブルについてです。 ネーブルとは、『へそ』を意味する言葉です。底の部分のくぼみがへそに似ているからつけられた名前です。一般的に輸入され店頭に並んでいるものはワシントンネーブルと呼ばれている品種です。味的には甘み酸味が共に濃く、華やかな香りも強いのでバレンシアオレンジよりも美味しいのですが、果汁が劣化しやすく日持ちしないので注意が必要です。また種がほとんど無いのも特徴です。輸入されているものの大半はアメリカ産で中でもカリフォルニア産のものが多いです。アメリカ産のものはバレンシアオレンジが終わりになる11月から4月頃までで、夏場は南アフリカやオーストラリア産のものが出回ります。国内産は和歌山県や愛媛県、広島県、熊本県などで作られ、2月〜3月頃出荷されていま す。今日のネーブルは、和歌山県産のものです。今日もよく噛んで食べましょう。 2月12日(火)ガーリックトースト、牛乳、肉入りワンタンスープ、ごぼうサラダ <一口メモ> 今日はガーリックトーストについてです。 ガーリックトーストとは、にんにくの香りをつけて焼いたパンのことです。ガーリックブレッドと表現されることもあります。ガーリックとは、にんにくのことです。にんにくの生産地は中国が生産量の8割を占めています。日本国内では、国産にんにくの80%を青森県産が占め次いで香川県の出荷が多いです。にんにくは肉の臭みを消して、料理に食欲をそそる香りをつけさせる香味野菜の代表的存在で、中国料理韓国料理、イタリア料理、フランス料理など様々な料理に使われています。 よく噛んで食べましょう。 2月8日(金)麦ごはん、牛乳、大豆入りドライカレー、コールスローサラダ <一口メモ> 今日は、コールスローサラダについてです。 コールスローとは、細かく切ったキャベツを使ったサラダのことです。にんじん、赤キャベツ、パインやりんごを入れることもあります。今日のコールスローにはりんごが入っています。ドレッシングには、かつてサラダ油と酢またはヴィネグレットが使われていましたが、現在では地域によって差はあるもののマヨネーズを使うことが多いです。アメリカ南部ではよくなまずのフライとともに食べられます。この地方では、またコールスローがサンドイッチの具材になることが多く、ハンバーガーやホットドッグにも使われています。 スウェーデンでは、ピザの付け合わせにはほとんど必ずコールスローが出されます。 今日もよく噛んで食べましょう。 2月7日(木)まっちゃ揚げパン、牛乳、大根サラダ、ABCスープ <一口メモ> 今日は揚げパンについてです。 昭和39年頃、給食のパンといえば、コッペパンでした。パンは給食がある前の日までにパン屋さんが焼いて用意してくれます。揚げパンは、そのパンを給食室で油で揚げて作ります。ココア揚げパンやきなこ揚げパンは最近の話で、その当時は砂糖だけをまぶしたパンでした。今のようにマーガリンなどをたくさん使っていないため、かたくなりがちなパンを油で揚げることで、やわらかくふっくらとしたパンになりました。ちょうどその頃、脱脂粉乳からビン入りの牛乳に切り替わっていく頃のことでした。今から50年近く昔から揚げパンは食べられていて今もとても人気のメニューです。今日は初めて抹茶を入れてみました。 よく味わって食べましょう。 2月6日(水)ごはん、牛乳、さばの塩焼き、コーンの磯煮、大平椀 <一口メモ> 今日は大平椀についてです。 ちょっと珍しい名前は、漆塗りの平椀(おひら)に盛るためです。お正月や冠婚葬祭によく登場する郷土料理です。山口県や長野県でよく食べられているようです。具材は、根菜類が中心ですが、作り方は家庭によってもさまざまです。お祝いの時に食べられたことから、具材を末広がりに切る習慣もあるようです。 よく味わって食べましょう。 2月5日(火)背割りコッペパン、牛乳、チリコンカン、マカロニサラダ、コンソメスープ <一口メモ> 今日はチリコンカンについてです。 チリコンカンは19世紀半ばにメキシコから独立しアメリカ合衆国に併合されたテキサス州南部で考案されたと言われています。ひき肉と玉ねぎを炒め、そこにトマト、チリパウダー、水煮したインゲン豆か金時豆、赤インゲン豆などの豆を加えて煮込んだものがよく知られています。バーベキューソースで味付けをしたり、シナモン、コーヒー、チョコレートなどを隠し味に入れることもあります。今日はチリパウダーというスパイスを入れてよく煮込んで作りました。 コッペパンに挟んでチリドッグにして食べてみましょう。 2月4日(月)ごはん、牛乳、厚揚げと豚肉のみそ炒め、わかめスープ <一口メモ> 今日は、大豆についてです。 今月は、節分にちなんで豆をたくさん取り入れています。今日の『厚揚げとぶたにくの味噌炒め』の厚揚げも大豆の加工品です。厚揚げや油揚げは、お豆腐を揚げて作っています。他にもみそ、納豆、しょうゆ、豆腐、きなこ、ゆばなどが大豆から作られています。大豆は、私たちの血や肉になる働きがあります。3色分けの赤の仲間になります。 今日もよく噛んで食べましょう。 2月1日(金)わかめごはん、牛乳、いわしの梅おかか煮、五目豆、かきたま汁 <一口メモ> 今日は2月3日の節分についてです。 日本の昔からの風習で節分に豆まきをするというものがあります。旧暦では、立春から1年が始まるとされていたため、2月4日の立春の前の日である2月3日に新年を災いなく迎えられるようにと邪気を払う意味で豆まきをします。それから節分にいわしを食べる風習もあります。いわしには独特の臭みがあります。臭みのあるいわしを食べることによって邪気を払い、新しい年を迎えるという願いが込められています。今日は節分献立としていわしと豆を取り入れました。今年の節分はあさっての日曜日です。 おうちで、恵方巻きを食べてみてくださいね。 |
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