3月12日(火)中華おこわ、牛乳、さわらの榛名みそソース、豚肉と大根のスープ <一口メモ> 今日はさわらについてです。 さわらの漢字は魚へんに春と書くので、春が旬の魚とイメージされていますが、本当に味が良いのは、秋・冬です。春に産卵のために沿岸へ寄るため、人目につきやすいことから春を告げる魚というのが、字源となり魚へんに春で鰆となりました。日本では一般的に焼き魚、西京味噌を使った西京焼き、唐揚げなどで食べられます。岡山県周辺では、鮮度の良いものを刺身で食べます。香川県などでは、サワラの卵巣を使ってカラスミをつくります。 今日もよく噛んで味わって食べましょう。 3月11日(月)揚げカレーパン、牛乳、コーンサラダ、肉団子スープ <一口メモ> 今日は肉団子に入っている『にら』についてです。 にらは、ユリ科の仲間になるそうです。ねぎやにんにくなどもユリ科の仲間になるそうです。にらは、中国から日本へ渡ってきてから、元気でスタミナのつく野菜として知られてきました。おいしくて値段も手頃です。お店に並ぶのは春から夏にかけてよく出回ります。栄養満点の立派な緑黄色野菜です。 よく噛んで残さずいただきましょう。 3月8日(金)玉子ドーナッツ、牛乳、地粉すいとん、ごまマヨあえ、木なり清見(柑橘類) <一口メモ> 今日は、すいとんについてです。 すいとんとは、小麦粉の生地を手でちぎる、手で丸めるなどして小さい塊に加工して汁で煮た日本料理です。すいとんの歴史は長く、室町時代の書物に『すいとん』の字が見られます。すいとんの呼び方は全国的ですが、地方によっては『ひっつみ』『はっと』『つめり』『とってなげ』『おだんす』の料理名で呼ばれます。これらのすいとんに似た料理は中に入れる具材、ダシが地域ごとに特色があり、料理法も地域ごとに異なります。今日のすいとんは、粉が群馬県産のものを使用しています。 地元の味を味わって食べましょう。 3月7日(木)榛名チャーハン、牛乳、鶏肉のハニーペッパー焼き、わかめスープ <一口メモ> 今日は榛名チャーハンについてです。 榛名チャーハンの榛名とは、榛名産の梅が取り入れられています。榛名町は東日本最大の梅の産地です。中でも里見にある榛名梅林には約7万〜10万本の梅が植えられています。同じく高崎市にある箕郷梅林、安中市の秋間梅林と合わせて群馬三大梅林とよばれ、開花時期には丘陵一帯が白一色の花に埋め尽くされ、梅の香りが辺りに広がります。 地元の味を味わって食べてみましょう。 3月6日(水)高崎丼、牛乳、中華コーンスープ、いちご <一口メモ> 今日はいちごついてです。 いちごは体の調子をととのえる緑の仲間になります。今日のいちごは、群馬県産のやよいひめになります。給食室では、たくさんのいちごを、お水で傷つけないようにゆっくりとていねいに洗いました。いちごには、ビタミンCという栄養素があり、すり傷などを治りやすくしたり、風邪をひきにくくする働きなどもあるそうです。 よく味わって食べましょう。 3月5日(火)菜飯、牛乳、厚焼き卵、肉入りワンタンスープ <一口メモ> 今日は前橋tonton汁についてです。 前橋とんとん汁は、前橋市のオリジナル豚汁です。特徴は、群馬県産の豚肉と豊富な野菜を使って具沢山であること。きのこをバターソテーしてから入れるため、味はまろやかである。白と赤の合わせ味噌使用のため、コクがありちょっと洋食風である。すいとんが入った昔なつかしい味であること。普通の豚汁でもなく、けんちん汁でもない、それが『前橋とんとん汁』なのです。前橋市内の小中学校では学校給食メニューの定番となっています。 前橋の味をお楽しみください。 3月4日(月)ココア揚げパン、牛乳、いかくんサラダ、肉入りワンタンスープ <一口メモ> 今日は、ココア揚げパンについてです。 ココア揚げパンは給食室でパンを油で揚げて1つ1つココアとアーモンドと砂糖をまぶして作ります。昭和39年頃は給食のパンといえばコッペパンだけでした。今のパンのようにマーガリンなどを使っていないため、かたくなりがちなパンを揚げることでやわらかくふっくらとしたパンになりました。でもその当時は砂糖をまぶしただけでした。今ではきなこ、アーモンド、ココア、抹茶など味も種類も豊富になりました。 今日もよく噛んで食べましょう。 3月1日(金)ちらし寿司、牛乳、ごまあえ、白玉汁、三色ゼリー <一口メモ> 今日は3月3日のひなまつりについてです。 ひなまつりには、古くから伝わる伝統的なお祝い料理があり、春の訪れを伝える旬の食材が使われています。代表的なものとして、はまぐりのお吸い物やひし餅、ひなあられや甘酒、ちらしずしなどがあげられますが、それぞれの料理や色にも縁起の良い意味が込められています。 今日はひし餅の代わりに三色ゼリーを取り入れました。三色の緑、白、ピンクの色の意味には、いくつか説があり、緑は『健康や長寿』、白は『清浄』、ピンクは『魔除け』を意味する説と緑は『大地』、白は『雪』、ピンクは『桃』で『雪が溶けて大地に草が芽生え、桃の花が咲く』という意味が込められているという説があります。また菱形の形は『心臓』を表していると言われ、災厄を除こうという気持ちと親が娘の健康を願う気持ちが込められています。 今日もよくかんで食べましょう。 2月28日(木)中華まん(セレクト)、牛乳、しょうゆラーメン、まめサラダ <一口メモ> 今日は中華まんについてです。 今日は中華まんのセレクト給食の日です。中華まんとは、小麦粉、水、砂糖、酵母、ベーキングパウダーなどをこねて発酵させて作った柔らかい皮で様々な具を包み蒸したまんじゅうのことです。皮の中の具の種類などによりそれぞれ個別に名前があり、肉まん、あんまん、ピザまん、カレーまん、豚まんなどたくさんの種類があります。 コンビニでは、カウンター商材の1つとして販売しており人気のテイクアウト商品となっています。今日は3種類ですが、割って中身を見なくても種類がわかるように底のシートに肉まん、あんまん、ピザまんと書いてあります。シートの色でも区別してあり、肉まんは茶色、あんまんは白ピザまんはオレンジ色をしています。 自分が選んだものを間違えないようにしましょう。 2月27日(水)ごはん、牛乳、たらの中華炒め、中華スープ <一口メモ> 今日はたらの中華炒めの『たら』についてです。 『たら』という字を漢字で書くと魚へんに雪と書きます。字のごとく寒くなるとおいしくなる魚です。非常に口の大きな魚です。日本での漁獲量は、いわしと1,2を争う人気のある魚です。大きさは、1メートルほどになり、体重は20kg以上になるものもあります。たらの中でも有名なのが、すけとうだらです。すけとうだらの卵は何だと思いますか? すけとうだらの卵は、たらこです。よく食卓にあがるものですね。たらの栄養ですが、体を作る赤の食品のたんぱく質が多く含まれています。 今日もよく噛んで残さず食べましょう。 2月26日(火)チョコクリームサンド、牛乳、こんにゃくサラダ、ミネストローネ <一口メモ> 今日はこんにゃくサラダのこんにゃくについてです。 こんにゃくは、群馬県の特産品の1つです。食物繊維がたくさんあって、よく噛んで食べると水分を含んで私たちの腸のはたらきを活発にしてくれます。昔から『体の砂はらい』と呼ばれ、『体の掃除をしてくれる大切な食べ物』といわれてきました。こんにゃくは、こんにゃくいもから作ります。じゃがいもと同じように、タネイモから増やします。大きくなるまで2〜3年くらいかかります。 今日もよく噛んで味わって食べましょう。 2月25日(月)きんぴら肉丼、牛乳、呉汁、はっさく <一口メモ> 今日は呉汁についてです。 呉汁は日本各地に伝わる郷土料理です。大豆を水に浸し、すりつぶしたペーストを呉といい、呉をみそ汁に入れたものが呉汁です。すりつぶした枝豆を入れたみそ汁は青呉汁あるいは、枝豆呉汁といいます。秋に収穫された大豆が出回る秋から冬が旬です。すりつぶした大豆と野菜類が豊富に入った呉汁は、栄養価が高く体が温まり、冬場の郷土料理として日本各地で昔から親しまれています。 今日もよく噛んで残さず食べましょう。 2月22日(金)ごはん、あじフライの高崎ソースかけ、根菜汁、ぽんかん <一口メモ> 今日はぽんかんについてです。 ぽんかんは、インドが原産とされるミカンの仲間でアジア各地で栽培されています。日本での主な産地は愛媛、鹿児島、熊本、大分、高知など暖かい地方で作られています。生産量は愛媛県が全国の42%を生産しトップとなっています。11月から12月頃に収穫し食べ頃になるまで貯蔵し、1〜2月頃に出荷されます。なので旬は1月中旬から2月中旬にかけてとなります。今日のぽんかんは、和歌山県産です。 よく味わって食べましょう。 2月21日(木)ココアパン、牛乳、ポトフ、スパゲティサラダ <一口メモ> 今日はポトフについてです。 ポトフとは、フランスの家庭料理の1つです。ポトは鍋やふた、フは火を示すため、『火にかけた鍋』といった意味になります。各国に類似した料理があり、ドイツ料理でいうアイントプフはポトフのドイツ版です。日本版ポトフとして『おでん』が挙げられています。 今日もよく噛んで残さず食べましょう。 2月20日(水)麦ごはん、牛乳、チキンカレー、ツナサラダ <一口メモ> 今日はカレーライスに入っているにんじんについてです。 カレーライスの具の定番といえば、じゃがいも、玉ねぎ、にんじんです。野菜には、色の濃いものと薄いものがありますが、にんじんは色の濃い野菜です。にんじんは、緑黄色野菜という色の濃い野菜になります。色が濃いのは、カロテンという色素をたくさん含んでいるからです。人間の体に入ったカロテンは、ビタミンAの働きをします。たとえば、のどや鼻の内側を守ってくれるので、かぜをひきにくくしてくれます。皮膚も外側から守ってくれるので、肌荒れしにくくなります。今の季節にとってとても大切な栄養素です。 今日もよく噛んで残さず食べましょう。 2月19日(火)チーズパン、牛乳、煮込みうどん、梅マヨサラダ <一口メモ> 今日はうどんについてです。 うどんは、小麦粉で作られています。ですから、ごはんやパンと同じように黄色の仲間の食品になります。私たちの手や足はあたたかいですね。お友達と手をつないでみるとやはりあたたかいです。これは、きいろの仲間の食品のはたらきです。とても大切な栄養です。 今日もよく噛んで残さず食べましょう。 2月18日(月)麦ごはん、牛乳、マーボー豆腐、春雨サラダ <一口メモ> 今日ははるさめについてです。 はるさめは、いものでんぷんや、もやしの原料である緑豆などを原料にした乾麺のことです。はるさめは、約700年前ほど前に中国から伝わりました。中華料理の春巻きの中の具として使われたり、マーボー春雨のような炒め物に使われたりしています。今の季節には、鍋物に入れられたり、サラダになったりします。はるさめは、黄色の仲間になります。はたらきは、熱や力になるはたらきです。パンやごはんのはたらきと同じになります。はるさめは、歯ごたえがあっておいしいですね。 よく噛んで食べましょう。 2月15日(金)麦ごはん、牛乳、ハヤシシチュー、海藻サラダ <一口メモ> 今日は、「海藻サラダ」のわかめについてです。 わかめは、乾燥や塩蔵で販売されています。最近は便利な小袋包装のものなども出回っており、1年中手軽に利用できます。わかめは、みそ汁、酢の物、煮物、ふりかけなど和食に多く使用されます。わかめに含まれるカロテンやビタミンKなど油に溶ける栄養素を十分生かすためには、少し油を使った西洋料理や中華料理が最適です。また水に溶けるビタミンB1,B2,Cや食物繊維なども含まれています。いろいろな料理に工夫して食べていただきたい食材です。給食でも、サラダ、酢の物、スープ、混ぜごはんなどに取り入れています。 今日もよく噛んで食べましょう。 2月14日(木)チョコチップパン、牛乳、ポークビーンズ、チーズサラダ <一口メモ> 今日はバレンタインデーについてです。 日本では、女の子が好きな男の子に愛の告白として本命チョコを贈る習慣があります。本命以外にも恋人までは行かないが友人として贈る『義理チョコ』、女の子同士で贈り合ったりする『友チョコ』、男の子から女の子に贈る『逆チョコ』、自分で買って食べる『自己チョコ』、男の子同士で贈り合う『ともチョコ』というのも見られます。今日はバレンタインデーにちなんでチョコチップパンにしました。 よく味わって食べましょう。 2月13日(水)ごはん、牛乳、若鶏のねぎソース、田舎汁、ネーブル <一口メモ> 今日はネーブルについてです。 ネーブルとは、『へそ』を意味する言葉です。底の部分のくぼみがへそに似ているからつけられた名前です。一般的に輸入され店頭に並んでいるものはワシントンネーブルと呼ばれている品種です。味的には甘み酸味が共に濃く、華やかな香りも強いのでバレンシアオレンジよりも美味しいのですが、果汁が劣化しやすく日持ちしないので注意が必要です。また種がほとんど無いのも特徴です。輸入されているものの大半はアメリカ産で中でもカリフォルニア産のものが多いです。アメリカ産のものはバレンシアオレンジが終わりになる11月から4月頃までで、夏場は南アフリカやオーストラリア産のものが出回ります。国内産は和歌山県や愛媛県、広島県、熊本県などで作られ、2月〜3月頃出荷されていま す。今日のネーブルは、和歌山県産のものです。今日もよく噛んで食べましょう。 |
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