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7月9日(火)給食の放送 夏の感染症予防

みなさん、こんにちは。保健室の山田です。今年は寒い梅雨で、体調を崩している人がたくさんいます。不順な天候のせいか、全国的にいろいろな感染症が流行しています。そこで今日は、夏に流行する代表的な感染症3つとその予防についてお話ししたいと思います。

(1)プール熱(咽頭結膜熱)
夏の感染症で一番有名なのが、プール熱とも呼ばれる咽頭結膜熱です。昨年の夏、大流行したので今年も心配です。夏、プールが盛んな時期に感染することが多いため、「プール熱」と名付けられています。感染している人の唾液や鼻水などからうつります。高熱・のどの痛み・目の充血などの症状が出ます。熱は数日間続き、長くなりがちで、のども痛くなるため、水分や食事を摂りにくくなってしまうことがあります。のどの粘膜を取って検査することができます。潜伏期間は5〜7日です。抗生物質は効かず、対症療法として解熱剤や点眼薬の投与、水分が摂れない場合は点滴を行ったりします。

(2)ヘルパンギーナ
ふたつ目は、ヘルパンギーナです。感染経路は、ウイルスの空気感染、または、便の中のウイルスの経口感染です。感染力は急性期に最も強いですが、便の中には2〜4週ほどウイルスが排泄されているため感染源になります。のどの粘膜に水疱ができ、潰瘍ができることもあります。痛いため、ものを飲みにくくなってしまいます。乳幼児だとよだれが増えたり、発熱も伴ったりすることがあります。潜伏期間は2〜7日で、治るまでに3〜7日くらいかかります。対症療法で様子をみます。

(3)手足口病
3つ目は、今、全国的に大流行している手足口病です。感染している人の咽頭分泌物からの空気感染か、便中のウイルスの経口感染です。その名前の通り、手の平や指・足の裏・口の中に小さな水疱ができる病気です。発疹は人によってかゆかったり、痛かったりします。口の中の発疹は痛みを伴うことがあるため、口から水分や食事を摂れなくなることもあります。発症初期に微熱が出る人もいます。潜伏期間は2〜7日くらいで、治るまでに1週間程度です。対症療法で様子を見ます。物が食べられず、脱水の症状が出た時には、点滴をすることもあります。

おわりに
最後になりますが、子どもの病気と思われがちな感染症ですが、大人にもうつります。そして、いずれも特別な治療方法はなく、のどの痛みや口の中の水疱などで水分が摂れずに、脱水や熱中症を起こす心配もあります。ただし、石けんを使った手洗い・うがい・プールの後に目を洗うことで予防できる病気ばかりです。楽しい夏休み、感染症で寝込んでしまうことのないように、予防を心掛けてください。これで、夏の感染症予防についてのお話を終わりにします。

お昼の放送 「熱中症の予防」

熱中症の予防
 みなさん、こんにちは。保健室の山田です。毎日蒸し暑くて、いやになってしまいますね。みなさん、毎日水筒を持ってきていますか?梅雨模様の天気が続いていますが、週末には中体連の夏の大会が始まります。そこで今日は、熱中症の予防についてお話ししたいと思います。

1 熱中症が起きやすい条件 
 熱中症には起きやすい条件があります。熱中症が起きやすいのは、気温が高い、湿度が高い、風があまり吹いていないときです。また、熱中症になりやすい人もいます。かぜをひいている、お腹をこわしているなど体調を崩している人、月経中の人、きちんとした食事の取れていない人、太り気味の人、暑さに慣れていない人、今までに熱中症になったことのある人などです。熱中症になりやすい人に話を聞くと、普段から遅くまで起きていて寝不足だったり、朝食を食べずに運動したり、もともとかぜ気味だったり、お腹の調子が悪かったり、水筒を持ってきていなかったりする人がとても多いように思います。そのほかにも、がまん強く、自分を追い込むタイプの人も要注意です。

2 熱中症の症状 
 熱中症の症状にはいろいろあります。軽度の熱中症では、めまいや立ちくらみ、吐き気や嘔吐、気持ち悪い、汗がとまらない、などがあります。中等度の熱中症では、頭痛、吐き気、手足やお腹の筋肉のけいれんなどがあります。ふくらはぎがつるのも中等度の熱中症です。そして重症になると、体がとても暑くなり、まっすぐに歩けない、立ち上がれない、呼びかけに対して返事がおかしい、全身のけいれんなどが起きます。

3 熱中症になったときの対応
 熱中症が疑われるときの対処方法ですが、症状によって違います。意識があって問いかけに対する反応がしっかりしているときは、まず涼しい場所に避難させ、服を緩めて体を冷やします。首や脇の下、脚の付け根など、太い血管が走っているところを中心に冷やします。また、手足を濡らして扇ぐなども有効です。その後、塩分を含んだ水分を飲ませます。症状が改善しないときには医療機関を受診しましょう。ただし、自分で水分が摂れない時には救急車を呼びましょう。
次に、意識がなく、反応がおかしいときには、なるべく早く救急車を呼びます。同時に、涼しい場所に避難させ、体を冷やします。救急車が到着するまでの間に、どれだけ体を冷やすことができるかで命を取り留めることができるかどうかが変わってきますから、その場に居合わせた人は自分にできることを積極的にしてください。

4 熱中症の予防
 しかし、熱中症は予防することができる病気です。一番は規則正しい生活を心がけ、体調を整えることです。とくに、運動をする日の朝は、塩分を含んだ味噌汁やスープなどを取り入れた朝食をしっかりと食べてください。熱中症の予防には水分補給とよく言われますが、取り方にもコツがあります。じっとしているときには、のどが渇いたと感じる前に飲みましょう。そして運動をするときには、運動を始める前にコップ1杯飲み、運動中には15分から30分ごとに100〜200mlずつ飲むようにしましょう。運動中の飲み物は、少し冷やしたスポーツドリンクが有効です。カフェインの入った飲み物は利尿作用があり、脱水につながるので控えてください。

5 おわりに
 最後になりますが、熱中症は命にかかわる状態です。症状は急激に悪化するので、症状があるときには絶対にガマンしないでください。週末から始まる中体連の大会、体調を整えて日頃の成果を発揮してきてほしいと思います。これで、熱中症の予防についてのお話を終わりにします。

第1回 PTAセミナー

7月5日(金)第1回 PTAセミナーを行いました。演題は「忙しい人ほど片づけをしよう 〜中学生の親のための片づけ講座〜」です。整理収納計画くらこことっとの先生をお招きしました。くらこことっととは、暮らしも心も整えるという意味だそうです。整理収納の基本、整理収納の手順、中学生の子ども片づけとういう内容でした。使っているもの、使っていないもの、迷うもので分けて整理していく方法は、とてもシンプルで、家庭でも、仕事場でもできそうだなと感じました。講師の先生、ありがとうございました。
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今日の花壇です

梅雨のため、毎日蒸し暑い日が続いていますが。花とグリーンカーテンは元気です。
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高崎市総体壮行会

7月3日(水)5,6校時、体育館で壮行会を実施しました。選手入場の後、各部活から決意表明がありました。最後は、吹奏楽部の演奏です。西部地区コンクールで演奏する曲だそうです。迫力があり、感動しました。豊岡中の特徴は、1年生で応援団を結成し、エールを送り、応援歌を歌うところです。7日から始まる最後の大会、悔いのないようにがんばってほしいです。
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租税教室

7月2日(火)5,6校時、1年の租税教室を実施しました。ねらいは「税の仕組みについて、1年生のわかる範囲で理解し、自分たちの暮らしが税によって支えられていることに気づく」です。税金の集め方、使い方について、「公平」をテーマにグループワークで話合い、交流しました。税について考えが深まりました。税理士の講師の先生、ありがとうございました。
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