高崎高校「先輩教えてください」事業
7月16日(火)、高崎高校「先輩教えてください」事業ということで、県立高崎高等学校2年生5名を受け入れました。「高校生の職業意識の向上及び社会人としての心構えの獲得」が目的です。授業参観、講義を中心に行い、6校時は、3年生の学級委員、生徒会本部役員、有志17名と座談会をしました。中学生から「勉強に集中する方法を教えてください」という質問が出ました。高校生から、「音楽を聴きながら勉強すると集中できる」「10分勉強して5分休む」「1時間勉強して、30分好きなことをする」等のアドバイスがありました。休日には、10時間以上勉強してきた生徒もいました。勉強すればするほど、課題が出てきて、それを乗り越えると勉強が楽しくなる瞬間があると言っていました。他には、「ストレスの発散方法」「夏休みの勉強方法」などの質問も出ました。
7月16日(火)給食の放送 夏休み中の健康管理
みなさん、こんにちは。保健室の山田です。週末から夏休みが始まります。そこで今日は、夏休み中の健康管理についてお話ししたいと思います。
1 熱中症の予防 夏休みに入る頃は、ちょうど梅雨が明けて急に暑くなる時期です。体がまだ暑さに慣れていないので、熱中症になりやすいといわれていますが、今年は特に寒い梅雨なので、とても心配です。夏休み中の運動部の活動は、軽い練習から始め、少しずつ体を慣らしていきましょう。少しでも調子がおかしいと感じたら、我慢しないで申し出て、風通しのよい日陰や涼しいところで休憩を取ってください。汗をたくさんかくので、少し冷やしたスポーツドリンクで水分補給をしましょう。先日もお話ししましたが、生活リズムを整えることが熱中症予防の基本です。睡眠不足にならないようにし、時間に余裕をもって起きて、1日のエネルギーのもとになる朝ご飯をしっかり食べて部活動に望んでください。 2 心の休息 3年生は勉強に打ち込む夏休みです。将来のことを考えて、希望の進路に進むためにがんばることはとても立派なことです。でも、運動をし過ぎて休養をとらないでいると体の疲れがたまって体調を崩すように、心も張り詰めた状態が続くと、疲れてエネルギー切れになってしまいます。心のエネルギー切れを防ぐには、気分転換のための時間が必要です。1日のうち、短い時間でもよいので、楽しいと思うこと、夢中になれることのできる時間を持つようにしましょう。また、時間のゆとりも大切です。詰め込みすぎのスケジュールは焦ると、心が疲れる原因になります。1週間単位ゆとりをもたせて考え、進み具合に合わせて計画を見直す余裕を持ちましょう。 3 生活リズム 朝寝坊をし、昼間はクーラーの効いた部屋で体を動かさない生活をしていると、夜になってもなかなか寝付けなくなります。友達とSNSのやりとりに夢中になって、気がつくと夜中の12時を過ぎていた・・・という人も出てくるのではないでしょうか。また、親にばれないように、寝たふりをして布団に入ってからこっそりゲームをしている・・・なんていう人もいるのでは。寝るのが遅くなっても、朝寝坊すれば睡眠時間は大丈夫、夏休みが終わったらもとの生活に戻せばいいんだしと思っている人がたくさんいると思います。しかし、寝る時間と起きる時間が乱れると、体内時計の働きも調子を崩します。いつもより3時間遅く起きる生活を2日続けるだけで、体内時計は45分遅れることがわかっています。体内時計を元に戻すためには、朝起きる時間を守ることと、起きたらカーテン開けて明るい太陽の光を浴び、朝ご飯を必ず食べましょう。 これから、学年ごとに配られるサマーライフに、健康チェックカードを閉じ込んでもらいました。夏休みの最後の10日間、毎日の生活をチェックして、始業式に提出してください。 4 おわりに 夏休みは自由に過ごせる時間がたくさんあります。過ごし方や目標はそれそれ違うと思いますが、体と心の健康があってこその楽しい夏休みです。元気で充実した毎日を過ごしてください。 最後に、お願いがあります。終業式の日に、第2回の治療のお勧めを配ります。渡された人は、夏休み中に必ず医療機関で受診し、治療を済ませてください。新人戦前に、慌てて病院に駆け込むことのないようにお願いします。 これで、夏休み中の健康管理についてのお話を終わりにします。 7月9日(火)給食の放送 夏の感染症予防
みなさん、こんにちは。保健室の山田です。今年は寒い梅雨で、体調を崩している人がたくさんいます。不順な天候のせいか、全国的にいろいろな感染症が流行しています。そこで今日は、夏に流行する代表的な感染症3つとその予防についてお話ししたいと思います。
(1)プール熱(咽頭結膜熱) 夏の感染症で一番有名なのが、プール熱とも呼ばれる咽頭結膜熱です。昨年の夏、大流行したので今年も心配です。夏、プールが盛んな時期に感染することが多いため、「プール熱」と名付けられています。感染している人の唾液や鼻水などからうつります。高熱・のどの痛み・目の充血などの症状が出ます。熱は数日間続き、長くなりがちで、のども痛くなるため、水分や食事を摂りにくくなってしまうことがあります。のどの粘膜を取って検査することができます。潜伏期間は5〜7日です。抗生物質は効かず、対症療法として解熱剤や点眼薬の投与、水分が摂れない場合は点滴を行ったりします。 (2)ヘルパンギーナ ふたつ目は、ヘルパンギーナです。感染経路は、ウイルスの空気感染、または、便の中のウイルスの経口感染です。感染力は急性期に最も強いですが、便の中には2〜4週ほどウイルスが排泄されているため感染源になります。のどの粘膜に水疱ができ、潰瘍ができることもあります。痛いため、ものを飲みにくくなってしまいます。乳幼児だとよだれが増えたり、発熱も伴ったりすることがあります。潜伏期間は2〜7日で、治るまでに3〜7日くらいかかります。対症療法で様子をみます。 (3)手足口病 3つ目は、今、全国的に大流行している手足口病です。感染している人の咽頭分泌物からの空気感染か、便中のウイルスの経口感染です。その名前の通り、手の平や指・足の裏・口の中に小さな水疱ができる病気です。発疹は人によってかゆかったり、痛かったりします。口の中の発疹は痛みを伴うことがあるため、口から水分や食事を摂れなくなることもあります。発症初期に微熱が出る人もいます。潜伏期間は2〜7日くらいで、治るまでに1週間程度です。対症療法で様子を見ます。物が食べられず、脱水の症状が出た時には、点滴をすることもあります。 おわりに 最後になりますが、子どもの病気と思われがちな感染症ですが、大人にもうつります。そして、いずれも特別な治療方法はなく、のどの痛みや口の中の水疱などで水分が摂れずに、脱水や熱中症を起こす心配もあります。ただし、石けんを使った手洗い・うがい・プールの後に目を洗うことで予防できる病気ばかりです。楽しい夏休み、感染症で寝込んでしまうことのないように、予防を心掛けてください。これで、夏の感染症予防についてのお話を終わりにします。 お昼の放送 「熱中症の予防」
熱中症の予防
みなさん、こんにちは。保健室の山田です。毎日蒸し暑くて、いやになってしまいますね。みなさん、毎日水筒を持ってきていますか?梅雨模様の天気が続いていますが、週末には中体連の夏の大会が始まります。そこで今日は、熱中症の予防についてお話ししたいと思います。 1 熱中症が起きやすい条件 熱中症には起きやすい条件があります。熱中症が起きやすいのは、気温が高い、湿度が高い、風があまり吹いていないときです。また、熱中症になりやすい人もいます。かぜをひいている、お腹をこわしているなど体調を崩している人、月経中の人、きちんとした食事の取れていない人、太り気味の人、暑さに慣れていない人、今までに熱中症になったことのある人などです。熱中症になりやすい人に話を聞くと、普段から遅くまで起きていて寝不足だったり、朝食を食べずに運動したり、もともとかぜ気味だったり、お腹の調子が悪かったり、水筒を持ってきていなかったりする人がとても多いように思います。そのほかにも、がまん強く、自分を追い込むタイプの人も要注意です。 2 熱中症の症状 熱中症の症状にはいろいろあります。軽度の熱中症では、めまいや立ちくらみ、吐き気や嘔吐、気持ち悪い、汗がとまらない、などがあります。中等度の熱中症では、頭痛、吐き気、手足やお腹の筋肉のけいれんなどがあります。ふくらはぎがつるのも中等度の熱中症です。そして重症になると、体がとても暑くなり、まっすぐに歩けない、立ち上がれない、呼びかけに対して返事がおかしい、全身のけいれんなどが起きます。 3 熱中症になったときの対応 熱中症が疑われるときの対処方法ですが、症状によって違います。意識があって問いかけに対する反応がしっかりしているときは、まず涼しい場所に避難させ、服を緩めて体を冷やします。首や脇の下、脚の付け根など、太い血管が走っているところを中心に冷やします。また、手足を濡らして扇ぐなども有効です。その後、塩分を含んだ水分を飲ませます。症状が改善しないときには医療機関を受診しましょう。ただし、自分で水分が摂れない時には救急車を呼びましょう。 次に、意識がなく、反応がおかしいときには、なるべく早く救急車を呼びます。同時に、涼しい場所に避難させ、体を冷やします。救急車が到着するまでの間に、どれだけ体を冷やすことができるかで命を取り留めることができるかどうかが変わってきますから、その場に居合わせた人は自分にできることを積極的にしてください。 4 熱中症の予防 しかし、熱中症は予防することができる病気です。一番は規則正しい生活を心がけ、体調を整えることです。とくに、運動をする日の朝は、塩分を含んだ味噌汁やスープなどを取り入れた朝食をしっかりと食べてください。熱中症の予防には水分補給とよく言われますが、取り方にもコツがあります。じっとしているときには、のどが渇いたと感じる前に飲みましょう。そして運動をするときには、運動を始める前にコップ1杯飲み、運動中には15分から30分ごとに100〜200mlずつ飲むようにしましょう。運動中の飲み物は、少し冷やしたスポーツドリンクが有効です。カフェインの入った飲み物は利尿作用があり、脱水につながるので控えてください。 5 おわりに 最後になりますが、熱中症は命にかかわる状態です。症状は急激に悪化するので、症状があるときには絶対にガマンしないでください。週末から始まる中体連の大会、体調を整えて日頃の成果を発揮してきてほしいと思います。これで、熱中症の予防についてのお話を終わりにします。 第1回 PTAセミナー
7月5日(金)第1回 PTAセミナーを行いました。演題は「忙しい人ほど片づけをしよう 〜中学生の親のための片づけ講座〜」です。整理収納計画くらこことっとの先生をお招きしました。くらこことっととは、暮らしも心も整えるという意味だそうです。整理収納の基本、整理収納の手順、中学生の子ども片づけとういう内容でした。使っているもの、使っていないもの、迷うもので分けて整理していく方法は、とてもシンプルで、家庭でも、仕事場でもできそうだなと感じました。講師の先生、ありがとうございました。
今日の花壇です
梅雨のため、毎日蒸し暑い日が続いていますが。花とグリーンカーテンは元気です。
高崎市総体壮行会
7月3日(水)5,6校時、体育館で壮行会を実施しました。選手入場の後、各部活から決意表明がありました。最後は、吹奏楽部の演奏です。西部地区コンクールで演奏する曲だそうです。迫力があり、感動しました。豊岡中の特徴は、1年生で応援団を結成し、エールを送り、応援歌を歌うところです。7日から始まる最後の大会、悔いのないようにがんばってほしいです。
租税教室
7月2日(火)5,6校時、1年の租税教室を実施しました。ねらいは「税の仕組みについて、1年生のわかる範囲で理解し、自分たちの暮らしが税によって支えられていることに気づく」です。税金の集め方、使い方について、「公平」をテーマにグループワークで話合い、交流しました。税について考えが深まりました。税理士の講師の先生、ありがとうございました。
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