7月17日(水)背割りコッペパン チリコンカン ツナサラダ チンゲンサイスープ 牛乳 【一口メモ】 今日はチリコンカンについてです。 チリコンカンは19世紀半ばにメキシコから独立しアメリカ合衆国に併合されたテキサス州南部で考案されたと言われています。ひき肉と玉ねぎを炒め、そこにトマト、チリパウダー、水煮したインゲン豆か金時豆、赤インゲン豆などの豆を加えて煮込んだものがよく知られています。バーベキューソースで味付けをしたり、シナモン、コーヒー、チョコレートなどを隠し味に入れることもあります。今日はチリパウダーというスパイスを入れてよく煮込んで作りました。コッペパンに挟んでチリドッグにして食べてみましょう。 今日もよく噛んで食べましょう。 7月16日(火)麦ごはん 夏野菜カレー こんにゃくサラダ 牛乳 【一口メモ】 今日は夏野菜についてお話します。 夏といえば、どんな野菜を思い浮かべますか。トマト、なす、きゅうり、ピーマン、かぼちゃ、えだまめ、おくらなどの夏野菜がおいしい季節です。夏は暑さが続いて体調を崩しがちな時期ですが、夏野菜は夏ばて予防になります。たっぷり含まれた水分が体温を下げ、水分を補給してくれます。また様々なビタミンが豊富で、特にビタミンB群は、新陳代謝を促す役割を果たします。今では、1年を通して食べられる食材が多くなりましたが、野菜の味が最もおいしい時期を旬といいます。旬の食べ物は、おいしく食べられると同時にその時期に必要な栄養素をふんだんに持っています。夏には夏野菜をおいしく食べて元気に暑さを乗り切りましょう。 今日もよく噛んで食べましょう。 7月12日(金)ごはん 鶏の照焼き コーンの礒煮 呉汁 牛乳 【一口メモ】 今日は呉汁についてです。 呉汁は日本各地に伝わる郷土料理です。大豆を水に浸し、すりつぶしたペーストを呉といい、呉をみそ汁に入れたものが呉汁です。すりつぶした枝豆を入れたみそ汁は青呉汁あるいは、枝豆呉汁といいます。秋に収穫された大豆が出回る秋から冬が旬です。すりつぶした大豆と野菜類が豊富に入った呉汁は、栄養価が高く体が温まり、冬場の郷土料理として日本各地で昔から親しまれています。 今日もよく噛んで残さず食べましょう。 7月11日(木)わかめごはん ししゃもの天ぷら 千草あえ 沢煮椀 牛乳 【一口メモ】 今日は、「沢煮椀」についてです。 沢煮椀の沢は昔の言葉で『たくさん』という意味があります。数種類の食材を取り合わせ、多めの煮汁で薄味に仕上げた煮物汁物のことを沢煮椀といい、豚肉と千切り野菜を具にして塩味などで作ります。千切りの具が沢のような水の流れを表します。豚肉と野菜の香りや舌触りを楽しみながら食べてください。 今日もよく噛んで食べましょう。 7月10日(水)黒パン 冷やし中華 メロン入りフルーツポンチ パックスープ 牛乳 【一口メモ】 今日はフルーツポンチについてです。 フルーツポンチは、果汁などを混ぜたアルコール飲料に切ったフルーツを入れたデザートのことです。現在は酒を含まないことが多く、果汁、水、スパイス、シロップ、炭酸水、清涼飲料水などを入れて子どものパーティーなどで食べられることが多いです。フルーツポンチに入れる果物の種類は問わないですが柑橘類、りんご、桃、チェリー、キウイフルーツパイナップルや缶詰の果物、コンポートなどが使用されることが多いです。今日のフルーツポンチには、ヨーグルトの中にメロン、桃、りんご、洋梨、ぶどうを入れて作りました。旬のメロンの味を楽しんでください。 よく噛んで食べましょう。 7月9日(火)麦ごはん マーボーなす はるさめサラダ オレンジ 牛乳 【一口メモ】 今日はなすについてです。 なすの原産地はインドです。5世紀以前に中国に渡り、日本へは奈良時代かそれ以前に渡ってきました。種類もいろいろあります。ながナスは、東北九州で丸なすは関西北陸で、卵型は関東で好まれています。皮の青紫色はアントシアン色素によるもので、鉄イオンなどと反応して鮮やかな藍色になります。漬け物に古くぎや焼きみょうばんを利用するのはそのためです。また切り口がすぐ褐色になるのは酵素の働きによるので、あく抜きをかねて水にさらすと良いでしょう。油とよく合うので揚げ物、炒め物などに向きます。またぬか漬け、からし漬け、塩漬けなどにも向きます。今日はマーボー豆腐に入れてみました。 旬の夏の味を味わって食べましょう。 7月8日(月)パーカーハウス ハンバーグのバーベキューソース コールスローサラダ ミネストローネ 【一口メモ】 今日はミネストローネについてです。 ミネストローネは、主にトマトを使ったイタリアの野菜スープのことです。イタリアでは、使う野菜も季節や地方によって様々であり、決まったレシピではなく田舎の家庭料理といったスープです。トマトを入れていないものでもミネストローネと呼ばれることがあり、材料は玉ねぎ、じゃがいも、にんじん、キャベツセロリ、ズッキーニ、さやいんげん、ベーコン、パスタや米などを入れることが多いです。日本にとってのみそ汁のような存在です。 今日もよく噛んで食べましょう。 7月5日(金)ちらし寿司 短冊サラダ 天の川スープ 七夕ゼリー 牛乳 【一口メモ】 明後日、7月7日は七夕です。 7月7日の夜、天の川に隔てられた織り姫と彦星が年に1度だけ会うという七夕の伝説は中国の漢の時代に生まれたのではないかといわれています。それが日本に伝わり、そのころの貴族の間では広く知られていたようです。江戸時代になると七夕行事は、3月3日の桃の節句、5月5日の端午の節句などとともに五節句の1つに定められました。笹竹に願い事を書いた短冊をつけて立てるということが一般庶民の間でも盛んに行われるようになりました。七夕にちなんだ食べ物としては、瓜、桃、梨などの果物やそうめんなどがあげられます。そうめんの流れる様子が天の川を連想させること、そうめんの1本、1本を機織りの糸とみなすなどがその理由として考えられます。日本には、季節感を大切にした昔からの伝統的な行事食がたくさんあります。その多くが自然の恵みへの感謝の気持ちや私たちの成長や健康を願ったものです。これからも大切に受け継いでいきたいものです。 今日もよく噛んで食べましょう。 7月4日(木)麦ごはん ズッキーニ入りドライカレー えだまめサラダ 河内晩柑 【一口メモ】 今日はズッキーニについてです。 ズッキーニは今が旬の夏野菜です。フランス料理やイタリア料理の食材として知られ、ラタトゥユには欠かせない食材です。見た目はきゅうりに似ていますが、かぼちゃの仲間で生で食べるより主に加熱調理されます。呼び方は様々で、イタリア語でズッキーナ、南米ではサパージョイタリアーノ、アメリカとオーストラリアではズキーニ、イギリスやフランスではカージェット、クルジェット、アメリカではサマースカッシュと呼ばれています。 旬の夏の味を味わって食べましょう。 7月3日(水)背割りコッペパン ソースやきそば 中華スープ 牛乳 【一口メモ】 今日はやきそばに入っているソースについてです。 ソースといえば、辛くてさらりとしたウスターソースを指すことが多いでしょう。ウスターソースは、イギリスのウスター州でる主婦が野菜や果物の切れ端、香辛料などを壺に入れて貯蔵したところ、偶然できたのが始まりといわれています。独特の風味と黒っぽい色は、野菜や果物を酢や塩などの調味料と香辛料などを共に成熟させることによって生まれます。とんかつソースや中濃ソースは戦後に生まれた日本独自のものです。どろりと粘度があり、ウスターソースよりも甘口で、より日本人好みなものになっています。さらにはお好み焼きやたこ焼き向けなど、各調理に合ったソースも作られています。今日は、ウスターソースとやきそばソースを使って作ってみました。 今日もよく噛んで食べましょう。 7月2日(火)菜飯 揚げじゃがいものそぼろ煮 なめこ汁 牛乳 【一口メモ】 今日はじゃがいもについてです。 じゃがいもはみなさんも知っているように、カレーやシチュー、ポトフなどには欠かせない食材です。またポテトサラダ、フライドポテト、肉じゃがといったように多くの調理方法があります。じゃがいもは、でんぷんが主な成分ですが、エネルギーはそれほど高くなく同じ量のごはんのエネルギーの約半分です。他には、ビタミンCが多いのが特徴です。しかも安定したビタミンCなので5度くらいの低温で貯蔵すれば80パーセントが残っています。またカリウムが多いので食塩のとりすぎや動物性食品を多く食べた時、体内のナトリウムを排泄し血圧が上がるのを防止します。レストランでステーキなどに粉ふきいもやフライドポテト、マッシュポテトのようなじゃがいも料理が添えてあるのは良い食べ方なのです。残さず食べるようにしましょう 7月1日(月)ピストレ オムレツのラタトゥユソース スパゲッティサラダ コンソメスープ パックマヨネーズ 牛乳 【一口メモ】 今日はラタトゥユについてです。 ラタトゥユとは、ズッキーニや玉ねぎ、ピーマンなどの数種類の野菜をトマトや香草と一緒にオリーブオイルで炒め煮にした南フランスの料理のことです。ラタトゥユとよく似た野菜のトマト煮でカポナータというイタリア料理があります。ラタトゥユがズッキーニをメインとしているのに対して、カポナータはナスをメインとしてオリーブやセロリを使用します。ラタトゥユはすべての食材をまとめて炒め煮にするのに対して、カポナータは順番に食材を入れて加熱しています。ラタトゥユは塩こしょうでシンプルに味付けしているのに対してカポナータは砂糖やワインビネガーでしっかりと味付けをします。食材や仕上がりがよく似ていますが、味付けや調理法に違いがありますね。今日のオムレツのソースはラタトゥユの方です。 南フランスの味をよく味わって食べましょう。 6月28日(金)かやくごはん たこやき 粕汁 牛乳 【一口メモ】 今日は大阪の郷土料理についてです。 米と一緒に野菜や肉などを炊き込む、五目ご飯、混ぜごはん炊き込みごはんのことを大阪では『かやくごはん』と呼び庶民の味として深く浸透しています。大阪で特に愛されるわけは、冷えてもおいしく、具材が豊富でおかずがなくてもいいこと、残りの野菜を使って無駄なく作れることなどの合理性が、大阪の気質に合うからと言われています。ちなみにかやくとは、旬の野菜を加えて栄養価を高め薬効をあげるところから命名されたそうです。 今日もよく噛んで食べましょう。 6月27日(木)ナン インド風キーマカレー ココナッツミルクゼリー入りフルーツポンチ 牛乳 【一口メモ】 今日はナンについてです。 ナンはインド料理の1つです。ナンの発祥は紀元前4000年前のメソポタミア地方と言われています。もともとは宮廷料理の1つで、精製小麦粉を使用したナンは今でも高級品とされています。普段は全粒粉を使用して家庭で焼いたものが食べられています。インドは人口が世界第2位(日本の約10倍)で面積が広く日本の約8.7倍です。植民地時代があり、他国の影響を受けて食文化は多彩です。小麦料理は主に北インド料理として食べられています。 今日もよく噛んで食べましょう。 6月26日(水)ごはん プルコギ マンドゥ餃子 わかめスープ 牛乳 【一口メモ】 プルコギとは『プル』は火、『コギ』は肉の意味ですが、日本でいう焼き肉とは異なり、すき焼きに近い料理です。単に肉野菜炒めのようなものや、具沢山スープ料理になることもあります。肉は主に牛肉を使いますが、本日は豚肉を使用しました。豚肉を使用した場合はテジプルコギと呼ばれるそうです。マンドゥギョウザは、韓国では気軽に食べられる料理として普段から親しまれているギョウザです。韓国の味を味わって食べましょう。 今日もよく噛んで食べましょう。 6月25日(火)ピストレ ペンネのクリーム煮 ラビオリスープ 冷凍みかん 牛乳 【一口メモ】 今日はラビオリスープのラビオリについてです。 ラビオリは、小麦粉を練って作ったパスタ生地の間にひき肉やみじん切りにした野菜やチーズなどの食材を挟み四角形に切り分けたパスタのことです。イタリア料理の1つです。ベジタリアンは、ひき肉の代わりにほうれんそうやリコッタチーズを詰めます。またじゃがいももラビオリの具によく使われます。詰め物パスタは、ラビオリ以外にも円形状のアニョロッティ、丸めて小さい帽子のような形をしたカッペレッティ、円筒状の中に具を詰めるカネロニなどがあります。 今日もよく噛んで食べましょう。 6月24日(月)ごはん ふりかけ 肉じゃが たぬき汁 牛乳 【一口メモ】 今日はたぬき汁についてです。 古くはタヌキの肉を入れたみそ汁でしたが、獣肉食が禁止されていた仏僧によって、タヌキの代わりに凍りこんにゃくをちぎってごま油で炒り、そこによく擦ったおからを加えみそ汁にすると、味がそっくりになることから、これが精進料理として広まりました。タヌキの臭い消しのために、酒やショウガ、ニンニクなどを入れることもありました。今日のたぬき汁には、こんにゃくと臭い消しとして使用していた根ショウガをたっぷり使って作りました。 今日もよく噛んで食べましょう。 歯の染め出し検査をしましたどの子も日頃からしっかりと歯を磨く習慣が身についていて、真っ赤に染まる子が一人もおらず良かったです。 小学校時代は乳歯から永久歯に生え替わる大切な時期ですので、今後もしっかり歯みがきに取り組み、綺麗な良い歯を維持して欲しいと思います。 6月21日(金)ごはん いかの香味焼き じゃがいものみそ汁 五目豆 牛乳 【一口メモ】 今日はみそ汁に入っている「新じゃがいも」についてお話します。 新じゃがとは、春先から出回るじゃがいものことで大きな特徴しては皮が薄く皮ごと食べられることです。水分が多いため、ホクホクというよりねっとり感があるのが特徴です。新じゃがは、3月頃から九州などの暖かい地方から出荷され6月頃に関東、7月から8月頃に北海道産のものが出回ります。旬の新じゃがの味を味わって食べましょう。 今日もよく噛んで食べましょう。 6月20日(木)マーラーカオ しょうゆラーメン 中華サラダ 牛乳 【一口メモ】 今日は、マーラーカオについてです。 マーラーカオは、中国風蒸しカステラと呼ばれているパンのことです。その伝来は、日本のカステラと違ってオランダではなく、マレーシアから伝わったという説と中国の広東地方で作られ重曹やかんすいを入れることによって出来た褐色の色合いがマレーシア人の肌色に似ていたことからこの名前がついたという説があります。マーラーはマレーシア、カオはケーキという意味です。現在では、主に中国の南部や香港などで食べられています。今日もよく噛んで食べましょう。 |
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