1月22日(水)鶏そぼろごはん 塩昆布あえ のっぺい汁 牛乳 【一口メモ】 今日はのっぺい汁についてです。 のっぺい汁は、日本全国に分布する郷土料理の1つです。地域によって使用する材料やとろみの加減などが大きく異なりますが、主に里芋、にんじん、こんにゃく、しいたけ油揚げなどをダシで煮て、醤油、塩などで味を調え、片栗粉などでとろみをつけたものであることが共通です。祭り、仏事、正月などの催し物がある時に作られることが多い料理です。 今日もよく噛んで食べましょう。 1月21日(火)背割りコッペパン フランクフルト スパゲッティサラダ たまごスープ 牛乳 【一口メモ】 今日はたまごスープの卵についてです。 卵は平安時代の頃から食べられていたようですが、頻繁に利用するようになったのは明治時代の少し前だといわれています。卵焼きなどの料理が出来たのは、江戸時代頃です。鎖国が解けて文明開化の時代に入ったのが1つの要因のようです。この時代は、牛乳も卵も病人のための食品として貴重で高価なものでした。卵はたんぱく質、脂質、ビタミン類、ミネラル類が多く栄養的には理想的な食品で、1日に1個ほどの摂取が良いとされています。 今日もよく噛んで食べましょう。 1月20日(月)大豆入りツナごはん 切り干し大根の煮付け 八戸せんべい汁 牛乳 【一口メモ】 今日は、「せんべい汁」についてです。 野菜や肉と一緒に南部せんべいを煮込んだ青森県八戸地方の郷土料理です。昔、青森県の南側の地域の農家では、おせんべいを大きな器によそった汁ものに入れて食べる習慣がありました。人寄せの時には、鶏肉を入れて鶏汁にしました。だしを吸ってやわらかくなったせんべいは、地元の子どもたちの大好物です。 よく噛んで食べましょう。 1月17日(金)麦ごはん マーボー豆腐 チンゲンサイの卵スープ 牛乳 【一口メモ】 今日はスープに入っているチンゲンサイついてです。 チンゲンサイは、中国野菜の1つです。味にくせがないため、幅広く料理に利用されています。油炒め、スープ、和え物、クリーム煮などの料理に使われます。葉は肉厚で柔らかく、茹でたり、油で炒めると緑が一層鮮やかさを増します。カルシウムやビタミンA、Cなどを豊富に含んだ野菜です。 今日もよく噛んで食べましょう。 1月16日(木)ツイストロール かぼちゃいりほうとう 上州きんぴら 牛乳 【一口メモ】 今日はかぼちゃ入りほうとうについてです。 群馬県のおきりこみに似ていますが、山梨県の郷土料理です。戦国時代に甲斐の大名だった武田信玄が、陣中食にしたという説が有名です。かぼちゃを入れ、味噌仕立てにしたものが定番です。 よく味わって食べましょう。 1月15日(水)麦ごはん 海軍カレー こんにゃくサラダ 牛乳 【一口メモ】 今日は、海軍カレーについてです。 明治時代に日本の海軍は、栄養バランスがよく調理も簡単なカレーを軍隊食に取り入れました。最初はカレーにパンをつけていましたが、日本人の口にはなじまなかったため、ごはんにかけてみたら好評だったので、カレーライスが誕生しました。海軍ゆかりの土地である横須賀市は、『カレーの街』と呼ばれています。 よく噛んで食べましょう。 1月14日(火)きなこ揚げパン ミネストローネ チーズサラダ 牛乳 【一口メモ】 今日は揚げパンについてです。 昭和39年頃、給食のパンといえば、コッペパンでした。パンは給食がある前の日までにパン屋さんが焼いて用意してくれます。揚げパンは、そのパンを給食室で油で揚げて作ります。ココア揚げパンやきなこ揚げパンは最近の話で、その当時は砂糖だけをまぶしたパンでした。今のようにマーガリンなどをたくさん使っていないため、かたくなりがちなパンを油で揚げることで、やわらかくふっくらとしたパンになりました。ちょうどその頃、脱脂粉乳からビン入りの牛乳に切り替わっていく頃のことでした。今から50年近く昔から揚げパンは食べられていて今もとても人気のメニューです。 よく味わって食べましょう。 1月10日(金)わかめごはん ぶりの照焼き きりたんぽ汁 はるか 牛乳 【一口メモ】 今日はきりたんぽ汁についてです。 きりたんぽとは、つぶしたご飯を竹輪のように杉の棒に巻き付けて焼き、棒から外して食べやすく切った食べ物のことです。秋田県の郷土料理です。きりたんぽは、つぶつぶが残るくらいにつぶしたご飯を使うため、だまこ餅や五平餅などの共通点が多いです。たんぽという呼び方は、もともと練習用の槍の頭につけるものだそうです。ふわふわとしたきりたんぽは、それによく煮ていたのでしょう。きりたんぽ汁も決まった作り方はなく、それぞれの家庭の味を出して、あたたかくいただくものです。田舎料理の良さが出ていますね。 よく味わっていただきましょう。 1月9日(木)食パン ピーナッツクリーム 関西風雑煮 三色なます みかん 牛乳 【一口メモ】 今日はお雑煮についてです。 お正月にお雑煮を食べる風習は、平安時代に由来するとされています。昔はお餅の原料となるお米は高価で、お正月という特別なお祝いの日に食べられるものでした。関東地方と関西地方ではお雑煮の味付けやお餅の形に違いがあります。多くの場合、関西のお雑煮に入っているお餅は丸餅です。これは丸い形が『円満』を意味する縁起物として考えられてきたという由来があるようです。また、お餅は焼かずに煮たものを入れるというのも特徴です。味付けは白味噌仕立てが多いです。関東地方のお雑煮は、四角い形のお餅で、味付けは醤油仕立てのすまし汁が多いです。 今日もよく噛んで食べましょう。 1月8日(火)五目ごはん 厚焼き卵 大平椀 牛乳 【一口メモ】 今日は、汁物の「大平」についてです。 ちょっと珍しい名前は、漆塗りの平椀(おひら)に盛るためです。お正月や冠婚葬祭によく登場する郷土料理です。山口県や長野県でよく食べられているようです。具材は、根菜類が中心ですが、作り方は家庭によってもさまざまです。お祝いの時に食べられたことから、具材を末広がりに切る習慣もあるようです。 よく味わって食べましょう。 1月7日(月)くろパン スパゲッティナポリタン ツナサラダ 牛乳 【一口メモ】 今日はスパゲッティナポリタンについてです。 ナポリタンは、トマトケチャップで味付けした日本独自のパスタ料理です。イタリアのナポリというところでも、スパゲッティは、よく食べられるメニューの1つですが、野菜のトマトを使うものが多く、調味料としてのケチャップの味付けを主役にしたスパゲッティは、イタリアにはないのだそうです。 今日もよく噛んで食べましょう。 3学期がスタートしました3学期は各学年のまとめとなる大切な学期です。 健康に気をつけて、今年も元気に登校できるようがんばって欲しいと思います。 |
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