インゲンマメ観察日記【7】
一方、もうひとつの実験である
【発芽と温度の関係】 については、 【適度な温度】で育てている【ウ】のインゲンマメの育ち方が、とても面白いです。 冷蔵庫で育てている【エ】は、何の変化も見られませんが、【ウ】のインゲンマメは、どんどん大きくなっています。面白いのは、想像していたような緑色の姿ではなく、ひょろひょろと白く伸びていく姿です。この様子を見て、何か思いつきませんか?そうです【もやし】ですね。この実験では、光を当てないように育てています。もやしも大豆が発芽したものですが、どんな栽培の仕方をしているのか?想像できますね。 インゲンマメ観察日記【6】
さて…インゲンマメの実験の続きですが、
【空気と発芽の関係】 についての調べは、【ア】【イ】のどちらも、目立った変化がありません。発芽には空気が必要だということは分かりましたが、それだけでは成長に時間がかかるようです。こちらの実験は、そろそろ終わりにしようと思います。 実験が終わったら、捨ててしまうのではなく、きちんと発芽をさせてみるのも良いと思います。 インゲンマメ観察日記【5】
もうひとつの実験である
【発芽と温度の関係はどうか?】 について調べてみましょう。 【ウ】光が当たらないように箱でおおっていましたが…おお!発芽しています!しかもピンと起きています。 【エ】冷蔵庫で育てている方は、発芽の様子が見られません。 このことから、植物の発芽には 【温度が必要だ】 ということが分かってきます。ですが、冷蔵庫にも温度がありますよね?ということは、どう考えたら良いでしょう? そうです!植物の発芽には 【適度な温度が必要】 なんですね。適度な温度というのは、植物によって様々ですが、インゲンマメの場合は、20度前後と言われています。 みなさんの家でも順調に観察が続いていますか?引き続き頑張りましょう! インゲンマメ観察日記【4】
さて…家で始めたインゲンマメの栽培と観察ですが、その後はどうなったでしょうか?
まずは 【発芽に空気は必要か?】 という実験の経過ですが、はたして! 【ア】インゲンマメの皮がやぶれて、芽が出てきました! 【イ】皮はめくれていますが、発芽の様子は見られません。 つまり…水をあげても、空気がなければ発芽しないのではないか?ということですから、発芽に必要な条件として 【空気】 があることが分かってきました。 引き続き様子を見て行きましょう! 10円玉がピッカピカに大変身!
みなさんの家の周りには、様々な草花が見られますが、その中でも
【カタバミ】 を使った、おもしろい実験があります。用意するものは、カタバミの葉と10円玉だけ!10円玉は、使い込んで「くすんだ」ものが最適です。 方法は、とってもカンタン!カタバミの葉で10円玉をゴシゴシ磨くと…あららら!くすんだ10円玉に輝きが戻ってきました! これは、カタバミの葉に含まれている「酸」のはたらきによる現象ですが、昔の人は、仏像や道具などを植物の葉でみがいていたのです。これも先人の知恵ですね。 実験の詳しい方法は、本校WEBページの 【おうちで学ぼう!やってみよう!】 のコーナーにアップされています。パソコン画面からは「トップページ」の下段に、スマホ画面からは「配布文書」から見ることができます。 カタバミの他にも、金属をピカピカにできる葉があります。自由研究におススメです。 実験の後は、手をよく洗って下さいね! インゲンマメ観察日記【3】
発芽のしくみを調べる実験では、もうひとつ条件を変えて調べていきます。今回の実験は、
【発芽に温度は関係あるか?】 ですよ。では、準備をしましょう! 【ウ】皿に「バーミキュライト」を入れて、豆を置きます。バーミキュライトには、水をしっかりと含めましょう。更に、【ウ】の皿は光が当たらないように、箱などでおおってしまいます。 【エ】皿に「バーミキュライト」を入れて、豆を置きます。バーミキュライトには、水をしっかりと含めましょう。ここで【ウ】と違うのは、冷蔵庫で育てるということです。 部屋の温度は25度くらい、冷蔵庫の温度は6度です。さあ、どんな結果が得られるでしょうか? 【ポイント】どちらもバーミキュライトを湿った状態に保ってくださいね。 インゲンマメ観察日記【2】
さて…教科書の実験と観察にも挑戦しましょう。理科の実験では、条件を同じにしたり変えてみたりしながら、違いを比べることが大切ですが、インゲンマメの栽培についても条件を変えながら観察していきます。
この実験では、 【発芽に空気は必要か?】 というテーマで準備をします。 【ア】脱脂綿を水で濡らして、豆を置きます。空気に触れるようにして、観察をします。 【イ】皿に水をためて、豆を沈めます。空気に触れることはできません。 【ポイント】水を枯らさないようにしながら、同じ温度の条件で観察しましょう。 光が直接当たらないような場所で、栽培をすると良いでしょう。さあ、どんな結果が得られるかな? インゲンマメ観察日記【1】
5年理科【植物の成長】の学習で、インゲンマメを使った実験と観察があります。休校中の家庭学習のひとつにもなっていますが、みなさん、インゲンマメの種は、もうまきましたか?
先生の家でも、インゲンマメの栽培を始めました。豆の種類は、ちょっと違いますが、同じインゲンマメですので、成長が楽しみです。大きくなったら、学校の教材園に移植して育てる予定です。みなさんも家でしっかり育ててくださいね。 カラスとスズメの間にある鳥って…
さて、カラスノエンドウ・スズメノエンドウと、身近な鳥の名前を付けて、問題は解決できたのですが、なんと!
『カラスノエンドウよりも小さくて、スズメノエンドウよりも大きい、エンドウマメの仲間』 が登場してしまったのです。さあ!困りました。身近な鳥の名前で、カラスとスズメの中間にあるものって何でしょうか? 『ツバメ』は、人々の生活に密着して可愛らしいイメージがあるし、『モズ』や『ハト』では、あまりピンと来ません。ああ!どうしたらいいんだ!? 結論!【カ】ラスと【ス】ズメの間を取って、 【カスマグサ】(かす間草) と名付けられました。こんなのアリ?ええ、アリなんです。 どんな植物にも、きちんと名前を付けた昔の人々も、きっとこの花の名前には、悩んだのかもしれませんね。もしも、現代に新しい草花が発見されたら、どんな名前を付けるのでしょうか。 明日から連休につき、学校職員の業務もお休みになりますが、皆様、どうぞ引き続き御自愛下さい。 学びの基本に立ち返って
休校中の家庭学習では、何かとお悩みのご家庭も多いかと思います。学校からもプリントや課題が出ていますが、お困りの点がありましたら、学校まで御相談下さい。
ところで、江戸時代の「寺子屋」という制度は、歴史上、世界的に見てもトップレベルの取り組みであったことが知られています。寺子屋とは、いわば地域の「学校」のようなもので、そこで学んだことは 【読み・書き・そろばん】 でした。 【読むこと・書くこと・計算すること】 は、現在の学校教育の基本であり、とても大切な「ループ」となっています。 学びの「ループ」とは、 【知識や体験の出し入れ】 のことです。例えば、漢字を覚えるには、何度も書いて練習します。計算のしかたが分かったら、くりかえし練習して身につけるのです。 つまり、学びの基本は 【入力と出力のくりかえし】 なのです。時代が変わって、便利なものが増えましたが、学びを確かにするものは、今も昔も変わりません。 ◆学習の基本である教科書を良く読む。 ◇興味のある本に親しむ。 ◆新聞を読む。 ◇声に出して読んでみる など、家でできることに挑戦してみましょう。 カラスより小さいからスズメ
しばらくの間、植物の話題でお付き合い頂いておりますが、今回も草花のおはなしを…。
エンドウマメに似た野生種に【カラスノエンドウ(写真上)】という花があることは、先日ご紹介しましたが、このカラスノエンドウよりも、小ぶりで可愛らしい花が咲くものがあったのです。もちろん、人間の生活の役には立たないので、動物の名前を付けることにしたのですが…身近な生き物で、カラスよりも小さいものといえば? そうです!というわけで【スズメノエンドウ(写真中)】と名付けられました。スズメノエンドウは、カラスノエンドウよりも花の姿が地味で小さいですが、固まって生えるので、わりと良く見かけます。もちろん、エンドウマメらしい実(写真下)もなりますよ。 カラスもスズメも、人々の生活に身近にあったので、問題は無事に解決!と思いきや、このお話は、これで終わらなかったのです。続きは次回で…。 アルコール消毒液による引火事故に注意しましょう『アルコール消毒液の引火に注意!』 というニュースが流れていました。新型コロナウイルスの感染防止のために、アルコール消毒液を常用する場面が増えてきましたが、消毒用のアルコールは、濃度が高いので、火気の近くで取り扱うと、引火の恐れがあるそうです。 アルコールで手を消毒をした場合は、完全に乾くのを待ってから、作業をしましょう。また、室内等を消毒する時にも換気を行いながら、安全に取り扱いましょう。 イヌノフグリはどこへ?イヌノフグリの花は、オオイヌノフグリの花の半分以下の大きさなので、なかなか目につきませんが、固まって花を咲かせるので、もしイヌノフグリを見つけたら、ちょっとした大発見になると思います。 中居町周辺で見られるのは、オオイヌノフグリばかり…どこかで見ることができたら嬉しいですね。 ジャガイモがすくすくと成長しています
なかよし学級で3月下旬に植えたジャガイモが、1か月経って、こんなに大きく成長しています。陽当たりの良い場所ですので、先生方が小まめに世話をしているところです。学校が再開したら、大きなジャガイモをたくさん収穫したいですね。
草花の名前に動物が入っているのはどうして?【後編】例えば『ヘビイチゴ』には毒があると思っている人も多いですが、実際は無毒です。何よりも、まったく味がしません。 『カラスノエンドウ』は、エンドウマメに比べたら、はるかに小粒ですが、実際は食べても問題ありません。 でも、そんなものをわざわざエンドウマメやイチゴの代わりに、育てて食べようとはしないでしょう。昔の人が、草花の名前に動物の名前を付け足したのは、 「人間の生活には役に立たない」 ものを区別するためなのです。これは決して、草花を蔑視しているのではなく、生活の中に、その存在を認めているということなのです。 現代では、これらの草花を総じて【雑草】と呼びます。雑草とは【どうでもよい草】という意味です。ひとまとめにして要らないと思う時代と、ひとつひとつに名前を付けた時代の生き方は、まるで違いますね。 長い休みが続きます。どんな動物の名前の草花があるだろうか?調べてみるのも良いかもしれません。 週明けも草花のお話が続きます。みなさん御自愛下さい。 草花の名前に動物が入っているのはどうして?【前編】
春爛漫のこの頃…道ばたの草花も一気に花開いて、心を和ませてくれます。
ところで、草花の名前を調べてみると、動物の名前が入っている種類の多さに驚かされます。先日、紹介した『オオイヌノフグリ(写真上)』や『カラスノエンドウ(写真中)』『ヘビイチゴ(写真下)』など、身近な草花にも動物の名前が付いていますね。草花に動物の名前をたくさん付けるのは、日本独特の名付け方と言っても良いでしょう。 どうして、たくさんの草花に動物の名前がついているのかな?続きは次回です。 中居小に長く受け継がれているもの
休校中の校舎を回ってみると、歴代の卒業生やPTAのみなさんが、本校に寄贈して下さったものがたくさん残っています。
例えば、廊下にある大きな鏡もそのひとつ。昭和55年の寄贈品は、今年で40年目を数えます。学校に関わる誰よりも古株ですね。改めて感じることは、昔の製品って本当に丈夫に作られているということです。これからも中居小の学校生活を映し出していくことでしょう。 図書室にも、懐かしい本が残っていました。「ちいさいおうち」を読んだことのある保護者の方も多いのではないでしょうか。蔵書印では昭和59年とありますが、著作は、なんと!1942年(昭和17年)でした。日本が戦争をしていた頃の物語が、令和の今でも親しまれている…良き本は、時代が変わっても残り続けるのですね。 休校中は、本に親しむ時間も増えると思います。ジャンルを問わず、たくさんの本に親しんで下さい。 高崎市教育センターより
休校中の家庭学習のサポート教材として、高崎市教育センターのホームページに動画やプリント等のコンテンツがアップされています。
本日は、【Study Planets(スタディプラネッツ)】という、学習プリント配信サービスが市教委より紹介されました。 詳しくは、中居小WEBページの配布文書「家庭学習プリント等の活用について(4月20日付)」をご覧ください。 【ご注意】スタディプラネットのログインに必要なパスワードは、別配信の学校携帯メールにてお知らせします。 なお、本校のWEBページからは ◆高崎市教育センターへのアクセスバナー ◆スタディプラネットのログイン画面アクセスバナー が画面の右側に置いてありますので、ご利用下さい。 野の花戦隊【ヤグルマセブン】(3)
ここまでは、鮮やかな色合いを紹介してきましたが、ラストを飾るのは、純白の美しい仲間たちです。
青や紫色だった花びらが純白に大変身!して、とってもおしゃれなドレスのようですね。【写真上】 さらに…ブルーを残したまま、白い花びらに華麗なる変身を遂げるものもあります。これは、本当にキレイです!【写真中】 究極は、オールホワイトのヤグルマギク!【写真下】まさに対極の美しさです。この真っ白な花も数が少ないので、見つけたら良く観察してみましょう。 みなさんの周りには、何色のヤグルマギクが多いですか?これを「ヤグルマセブン」と名付けましたが、これ以外にヤグルマギクの花の色を見つけた!という人がいたら、ぜひお知らせください。 今週も健康に過ごしましょう♪ 野の花戦隊【ヤグルマセブン】(2)
さて…ヤグルマギクの基本カラーは、鮮やかなブルーなのですが、ちょっと赤みがかったワインレッド(濃いムラサキ)のヤグルマギク【写真上】も良く見られます。
更に薄紫のふじ色【写真中】も登場して、落ち着いた大人の雰囲気を醸し出しているのも、面白いところですね。 そして…見事にピンク色に変身するケースも!【写真下】この色は、ヤグルマギクの中でも数の少ないバリエーションです。見つけたらラッキー!かも。 ヤグルマギクの変幻自在な色合いは、まだまだあります。続きは(3)で…♪ |
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