10月19日の給食【放送原稿】 沢煮椀とは、豚の脂身とせん切りにした野菜で作った塩味の汁もの。昔、多い(沢山)ということを「さわ」といったところからこの名がついたといいます。野菜のせん切りは、幅を揃えて切るようにすると、見た目もきれいで食べやすくなります。 10月16日の給食【放送原稿】 今日の給食はクリームスープですが、給食室でホワイトソースから手作りしています。バターを溶かした釜に小麦粉を入れ、牛乳を少しずつ入れながら大きな泡だて器でよーくよーくまぜ、こがさないように作っています。今月は地場産野菜をたくさん使っています。旬の野菜は、栄養がたっぷり入っていて、風邪などの病気を予防してくれますのでたくさんいただきましょう。 10月15日の給食【放送現送】 今日は厚揚げと豚肉のオイスターソース炒めです。厚揚げは「生揚げ」ともいいます。厚めに切った豆腐に重しをして水を切り、油で揚げたものです。大豆はたんぱく質がたくさん含まれているので「畑の肉」と言われています。たんぱく質が不足すると体力がおちたり血管が弱くなったりします。健康を維持する上で欠かせない成分がたんぱく質なのです。 10月13日の給食【放送資料】 日はエビピラフです。ピラフとチャーハンは似ていますが、調理法が異なっています。ピラフはお米を炒めてから炊いていくのが特徴でバターのコクがお米の芯までしみこみます。今日はエビやベーコン玉ねぎやマッシュルームのうま味が加わります。給食では炊き込みはできないので具を作ってから混ぜ込みます。 10月12日の給食【放送原稿】 かつおについて、鰹には旬が2回あります。3月から5月にかけてを1度目の旬として、この時期に獲れたカツオが「初鰹」と呼ばれます。一方、8月頃にUターンしてきたカツオを9月頃からに三陸沖で獲ったものを「戻り鰹」と呼ばれる2度目の旬を迎えます。それぞれの時期で味わいが違い、戻り鰹は秋の味として広く親しまれています。 10月9日の給食【放送原稿】 10月の給食目標は「地場産農産物を知り味わいましょう」です。秋は米をはじめ、きのこやさつま芋など農作物の収穫時期です。地元の食材を意識して味わってもらえるよう、給食でも高崎市や群馬県産の旬の食材をいつもより多く取り入れています。 10月8日の給食【放送原稿】 今日のししゃもと切り昆布は、江戸吉さんという魚屋さんに届けてもらいました。ししゃもは頭からしっぽまで丸ごと食べられる魚なので、DHAにEPA、カルシウムなどの栄養素がたくさん含まれています。また、今日はクーブイリチーです。沖縄の伝統料理です。クーブは昆布、イリチーは炒め物のことです。細ぎりにした昆布をかつおと豚肉のお出汁で炒め煮にします。もとはお祝い事などハレの日に欠かせない縁起の良いお料理としてつくられていたそうです。今日のししゃもや昆布にも、骨や歯の健康を保つために欠かせない、カルシウムが豊富に含まれています。よく噛んでいただきましょう。 10月7日の給食【放送原稿】 ガルバンゾーとは、ひよこ豆のことです。食感が栗に似ていてほくほくとした味わいです。ひよこ豆の栽培は日本の気候が適さないため、20世紀末まで日本ではほとんど食されない存在でした。しかし、エスニック料理などのブームによって、下処理のいらない缶詰や加工品が増え、カレーやスープ、サラダの食材として家庭でも食べられるようになってきました。今日は、スープに入れてみました。 10月6日の給食【放送原稿】 今日の梨は高崎でとれた梨です。梨は9月、10月が“旬”で、おいしい時期ですが、今年は例年に比べ、あまり出来がよくないそうです。 “梨には、のどの痛みをとってくれ、体の熱をとってくれる働きがあります。梨は秋の味覚の一つです。味わっていただきましょう。 10月5日の給食【放送原稿】 大学芋は、さつまいもを乱切りに切って、油で揚げ、砂糖、しょうゆで作ったあまいタレをからめ、黒ごまをまぶしたものです。「大学芋」という名前は、大正から昭和にかけて、東京の学生街で大学生が好んで食べていたため、ついたといわれます。さつまいもには、便秘解消やカゼ、感染症予防などの効果があります。今日もおいしくいただきましょう。 10月2日の給食【放送原稿】 昨日は十五夜でしたが、テスト勉強でお月見をする余裕がなかったかもしれません。今日は、十五夜にちなんで、白玉フルーツゼリーにしてみました。十五夜のころは、稲が育ち、間もなく収穫が始まる時期です。無事に収穫できる喜びを分かち合い、感謝する日でもありました。これからたくさん美味しいものが食べられる時期ですね。自然の恵みに感謝して美味しくいただきましょう。 9月29日の給食【放送原稿】 秋刀魚は年々獲れる量が減少してきています。今年は、秋刀魚の値段がとても高いといわれています。栄養的には、生活習慣病を予防する効果があったり、骨を丈夫にするビタミンDをたくさん含んでいたりするので、ぜひ、成長期の子どもから、大人まで食べてほしい食材です。 9月28日の給食【放送資料】 今日の梨は群馬でとれた梨です。今日も、給食技士さんみんなで頑張って皮むきをしました。梨は9月が“しゅん”で、いまが一番おいしい時期です。“梨には、のどの痛みをとってくれ、体の熱をとってくれる働きがあります。良くかんで食べて、体の疲れを取って下さい。 9月25日の給食【放送資料】 こめっこぱんは、平成21年11月より、県内産米使用の米粉を50%使った「こめっこぱん」として供給しています。こめっこぱんが開発された理由は、1つ目は日本の主食である米と小麦が融合した新しいパンを児童・生徒に提供する。2つ目は、県内産の米を活用することにより地産地消を推進する。3つ目は、食料自給率の向上(米の消費拡大)に貢献する。という3つのことから開発されたそうです。今では、給食のパンの中では人気の高いパンです。甘みがありもちっとして美味しいパンですね。今日も残さずいただきましょう。 9月24日の給食【放送原稿】 黄金煮は、昭和40年代に給食献立に登場したメニューです。現在では、定番メニューになっていますが、肉じゃがの味付けに、ケチャップの酸味が加わり、ご飯のすすむおかずです。並榎中では、あまり出ていなかったメニューのようですが、とてもおいしい煮物です。今日もおいしくいただきましょう。 9月23日の給食【放送資料】 今日はお彼岸こんだてで「おはぎ」を出しました。お彼岸とは、9月の秋と3月の春にあります。秋のお彼岸は、昼と夜の長さが同じになる“秋分の日”をはさんだ、7日間のことで、今年の“秋分の日”は、9月22日です。お彼岸には、ご先祖様のお墓参りに出かけ、「おはぎ」などをお供えし、食べます。「おはぎ」のあんこは “あずき” からできていて、この“あずき”は、「悪いことを、はらう食べ物」と昔から言われていました。そのことから、「おはぎ」をご先祖様にお供えするようになったようです。秋のおとずれを感じながら、今日もよくかんでモリモリ食べましょう。 9月18日の給食【放送原稿】 皆さん「インド人は、毎日ナンを食べている。」「インドの主食はナンである。」と思っていませんか? 実は違うんです。ナンは、皆さんが知っている通り、タンドールオーブン(土釜)で焼きます。 タンドールオーブンはインドの家庭にはないそうです。ですから、インドでも日本同様、ナンは「テイクアウトするもの。」あるいは「レストランで食べるもの。」 のようです。今日も、おいしくいただきましょう。 9月17日の給食【放送原稿】 杏仁豆腐の「杏仁」は、あんずの種子の中にある仁(さね)を取りだしたものです。杏仁豆腐などに使われている甘みのある甜杏仁(てんあんにん)と、薬膳や漢方に使われる苦みのある苦杏仁(くきょうにん)があります。古くからバラ科植物の仁は生薬や食用に利用され、アンズのほか、モモ、ウメ、アーモンドなどがあります。 9月16日の給食【放送原稿】 皆さん生活リズムは、すっかり戻りましたか?私たちのからだには「体内時計」と呼ばれる機能があり、25時間の周期で睡眠や体温、血圧、ホルモンの分泌などのリズムを刻んでいます。一日は24時間なので、このズレを調整する必要があります。そこで、朝日を浴び、朝食をとると、この体内時計がリセットされ、一日の生活リズムが整います。まだ、生活リズムがおかしいなあという人は、実践してみてください。 9月15日の給食【放送原稿】 春雨は、中国の食べ物で、日本には、明治になってやってきました。中国では、春雨をあおだいず青大豆やりょくとう緑豆などの豆からつくりますが、日本では、じゃがいもやさつまいものでんぷんで作ります。春雨は、白くすきとおって 静かに降る、「春の雨」に似ているところからつけられた名前です。今日は、春雨のスープにしました。 |
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