11月2日の給食【放送原稿】 寒くなってきたので、煮込みおでんがおいしく感じる季節になってきました。今日は、竹輪や大根、卵やこんにゃくなどが入っています、昔は、「おでん」というのは、豆腐やこんにゃくを串にさして、味噌をつけて焼いたものでした。だんだん味噌で煮込んだものも「おでん」と言っていましたが、関東地方では、味噌ではなく、醤油で煮込んだもののほうが、流行ったので、醤油味を「かんとうに」とか「かんとうだき」と区別していました。今日の煮込みおでんは、醤油味なので、関東煮です。 10月30日の給食【放送原稿】 鶏や豚など動物の骨や肉を煮詰めて作るダシを中国では「湯(たん)」と呼んでいます。 日本では炒めた野菜に塩味のスープを加えた麺料理を指して「タンメン」と呼んでいます。 10月29日の給食【放送原稿】 今日は十三夜です。別名として「栗名月」「豆名月」と呼ばれていて、神棚に栗や豆を供えることからそのように言われています。ですから、今日の給食は、栗ご飯にしました。昔から十五夜か十三夜のどちらかの月だけをみることは「片見月」と言われて、縁起が悪いこととされています。お月見は女神のお祭りとしているため、十三夜を怠るなという戒めであるということだったりと諸説があるそうですが、二つの月を楽しむようにしましょう。 10月27日の給食【放送原稿】 ぶどうは、ヨーロッパでは牛乳のように、栄養価が高いことから「畑のミルク」と呼ばれていて、皮や果実の間に栄養が高いと言われています。有名なポリフェノール以外にも、ビタミンEやビタミンB,カリウム、亜鉛、鉄、銅など豊富に含まれています。 10月26日の給食【放送原稿】 ひじきは海藻の仲間で、乾燥させてあるので水に戻してから調理します。鉄分をたくさんふくんでいる食品です。集会のときに、ふらふらして立っていられなくなったり、息切れがしてくるしくなったりする人にはぴったりの栄養が入っています。また、皆さんの骨や歯になり、気持ちを安定させてくれるカルシウムもたっぷり入っています。そして、おなかの掃除をしてくれる「食物繊維」もたくさん入っています。ひじきのほかにもワカメやコンブなどの海藻にもたっぷり入っていますので、よくかんでしっかり食べて下さい。 10月23日の給食【放送原稿】 今日は学校給食群馬の日にちなんで、群馬県の郷土料理である「おっきりこみ」を取り入れました。小麦の生産がさかんな群馬県では昔、養蚕や畑仕事を終えたお母さん達が、栄養バランスにすぐれ手早くたくさんの量が作れる料理として作ったのが始まりと伝わっています。 10月22日の給食【放送資料】 今日の献立は、学校給食群馬の日にちなんだ献立です。上州かみなりごはんや群馬の卵を使用した厚焼き卵をはじめ、群馬県産の野菜をたくさん使ったメニューになっています。今日のとんとん汁に入っているすいとんは、「絹の波」という群馬県産の小麦を使って手作りしたものです。群馬県の豊かな恵みを感謝していただきましょう。 10月21日の給食【放送原稿】 高崎ソースは、高崎市学校栄養士会とJAが共同開発したもので、高崎産のトマトと玉ねぎを100%使用して作ったソースです。高崎ソースは甘口でまろやかな味わいです。そのままでも美味しいソースなのですが、今日は砂糖、しょうゆ、みりんなどを加えてチキンカツに合うソースを作りました。今日はパンにチキンカツをはさんでいただきましょう。 10月20日の給食【放送資料】 10月の二つ目の給食目標は「食事を楽しむためのマナーを身につけましょう」です。食事の時、一緒に食べている人が不快な気持ちにならないためにもマナーは欠かせません。もちろん、配膳の時や、後片付けの時にも、周りの人への配慮をすることがマナーの第一歩です。実践しましょう。 10月19日の給食【放送原稿】 沢煮椀とは、豚の脂身とせん切りにした野菜で作った塩味の汁もの。昔、多い(沢山)ということを「さわ」といったところからこの名がついたといいます。野菜のせん切りは、幅を揃えて切るようにすると、見た目もきれいで食べやすくなります。 10月16日の給食【放送原稿】 今日の給食はクリームスープですが、給食室でホワイトソースから手作りしています。バターを溶かした釜に小麦粉を入れ、牛乳を少しずつ入れながら大きな泡だて器でよーくよーくまぜ、こがさないように作っています。今月は地場産野菜をたくさん使っています。旬の野菜は、栄養がたっぷり入っていて、風邪などの病気を予防してくれますのでたくさんいただきましょう。 10月15日の給食【放送現送】 今日は厚揚げと豚肉のオイスターソース炒めです。厚揚げは「生揚げ」ともいいます。厚めに切った豆腐に重しをして水を切り、油で揚げたものです。大豆はたんぱく質がたくさん含まれているので「畑の肉」と言われています。たんぱく質が不足すると体力がおちたり血管が弱くなったりします。健康を維持する上で欠かせない成分がたんぱく質なのです。 10月13日の給食【放送資料】 日はエビピラフです。ピラフとチャーハンは似ていますが、調理法が異なっています。ピラフはお米を炒めてから炊いていくのが特徴でバターのコクがお米の芯までしみこみます。今日はエビやベーコン玉ねぎやマッシュルームのうま味が加わります。給食では炊き込みはできないので具を作ってから混ぜ込みます。 10月12日の給食【放送原稿】 かつおについて、鰹には旬が2回あります。3月から5月にかけてを1度目の旬として、この時期に獲れたカツオが「初鰹」と呼ばれます。一方、8月頃にUターンしてきたカツオを9月頃からに三陸沖で獲ったものを「戻り鰹」と呼ばれる2度目の旬を迎えます。それぞれの時期で味わいが違い、戻り鰹は秋の味として広く親しまれています。 10月9日の給食【放送原稿】 10月の給食目標は「地場産農産物を知り味わいましょう」です。秋は米をはじめ、きのこやさつま芋など農作物の収穫時期です。地元の食材を意識して味わってもらえるよう、給食でも高崎市や群馬県産の旬の食材をいつもより多く取り入れています。 10月8日の給食【放送原稿】 今日のししゃもと切り昆布は、江戸吉さんという魚屋さんに届けてもらいました。ししゃもは頭からしっぽまで丸ごと食べられる魚なので、DHAにEPA、カルシウムなどの栄養素がたくさん含まれています。また、今日はクーブイリチーです。沖縄の伝統料理です。クーブは昆布、イリチーは炒め物のことです。細ぎりにした昆布をかつおと豚肉のお出汁で炒め煮にします。もとはお祝い事などハレの日に欠かせない縁起の良いお料理としてつくられていたそうです。今日のししゃもや昆布にも、骨や歯の健康を保つために欠かせない、カルシウムが豊富に含まれています。よく噛んでいただきましょう。 10月7日の給食【放送原稿】 ガルバンゾーとは、ひよこ豆のことです。食感が栗に似ていてほくほくとした味わいです。ひよこ豆の栽培は日本の気候が適さないため、20世紀末まで日本ではほとんど食されない存在でした。しかし、エスニック料理などのブームによって、下処理のいらない缶詰や加工品が増え、カレーやスープ、サラダの食材として家庭でも食べられるようになってきました。今日は、スープに入れてみました。 10月6日の給食【放送原稿】 今日の梨は高崎でとれた梨です。梨は9月、10月が“旬”で、おいしい時期ですが、今年は例年に比べ、あまり出来がよくないそうです。 “梨には、のどの痛みをとってくれ、体の熱をとってくれる働きがあります。梨は秋の味覚の一つです。味わっていただきましょう。 10月5日の給食【放送原稿】 大学芋は、さつまいもを乱切りに切って、油で揚げ、砂糖、しょうゆで作ったあまいタレをからめ、黒ごまをまぶしたものです。「大学芋」という名前は、大正から昭和にかけて、東京の学生街で大学生が好んで食べていたため、ついたといわれます。さつまいもには、便秘解消やカゼ、感染症予防などの効果があります。今日もおいしくいただきましょう。 10月2日の給食【放送原稿】 昨日は十五夜でしたが、テスト勉強でお月見をする余裕がなかったかもしれません。今日は、十五夜にちなんで、白玉フルーツゼリーにしてみました。十五夜のころは、稲が育ち、間もなく収穫が始まる時期です。無事に収穫できる喜びを分かち合い、感謝する日でもありました。これからたくさん美味しいものが食べられる時期ですね。自然の恵みに感謝して美味しくいただきましょう。 |
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