豆の話。白いんげん豆はその名の通り、白い色をした豆です。別名「手亡」とも呼びます。外国ではよく料理に使われますが、日本では和菓子の「白あん」に使われることが多いようです。食物せんいが多く、お腹の調子を整えてくれます。今日はミネストローネに入れました。

　節分の「豆まき」に使うのは大豆です。大豆は大切な作物であり、特別な力があると考えられてきました。「鬼は外、福は内」と唱えながら家の中や出入り口にまいて、悪い気＝邪気をはらい、１年の幸福を祈ります。給食にも大豆をつけました。こちらは、まかずによくかんでいただきましょう。

　２月の給食目標のひとつは「楽しく食事をしよう」です。今、給食時間は会話を楽しみながら、というわけにはいきませんね。だまって黙々と食べるのは味気ない気持ちもします。しかし、前向きにとらえれば、食べることに集中し、よく噛み、よく味わうことができる時間、とも考えられます。楽しい気持ちでいただきましょう。

　3年生のリクエスト、スパゲッテサラダです。細めのパスタを短く切ってゆでて冷まし、野菜とツナを合わせ、給食室特製のドレッシングで和えています。サラダといってもボリュームがあり、お腹も満足するメニューですね。

　３年生のリクエストで、上州和牛を使ったすき焼き煮です。群馬県産の高級和牛、高崎産の長ネギ・にんじん、群馬県産のしらたき、しいたけ、白菜を使っています。自分たちの住む地域のおいしい食材をしっかりと記憶にとどめ、他の地域に住む人たちに誇りをもって伝えられるようになってほしいと願っています。

　チゲ汁の「チゲ」とは、韓国語で「鍋」のことです。しかし、日本でチゲというと、辛いスープの鍋料理を指すことが多いです。肉や魚、豆腐、そして野菜を入れた料理です。今日の給食では、うどんを入れてボリュームアップしました。栄養満点、ピリ辛で体も温まります。