理科室の水槽の中で、カワニナを集めておく小さな水槽があるのですが、藻に覆われた水の中に、いつのまにか「ヤゴ」が潜んでいました。夏の間に卵を産み付けたのか、水草に付いていたのか定かではありませんが、ちょっとびっくりです。植物にも似たような光景があり、いつの間にか虫が付くことがありますね。生き物の嗅覚というのは、人間の想像を超えています。

　メダカの稚魚が次々と孵化して、元気に泳いでいます。調べたところによれば、孵化してから２週間くらい元気でいると、順調に成長するようです。エサも通常の粒では大きいので、かなり細かくすりつぶして与えています。ところで、空き水槽の中に数匹の稚魚が泳いでいました。おそらく水草に産み付けていた卵がかえったのだと思います。こちらの水槽は、藻が発生して緑色になっていますが、きれいな水槽の稚魚よりも大きいです。エサは与えていないのですが、おそらく藻類や付着している微生物を食べているのでしょう。透明の水でエサを与えるのと、緑色の水でエサを与えずに育てるのは、どちらも一長一短あります。今後も様子を見守っていこうと思います。

　日頃から食卓ではおなじみの「もやし」ですが、よくよく考えてみると、もやしをじっくりと眺めたことがありません。
　「もやしって、葉が付いているんだね。」
　「こっちのもやしは、根が付いているよ。」
　もやしは、葉・くき・根を全部まとめて食べている、野菜の中では珍しいものなんですよ。
　「ところで、もやしはどんな育て方をしたのだろう。」
　「水は必要だよね。」
　「土はあった方がいいのかな。」
　そこで、もやしを育てる条件について、学習したことをもとにグループで話し合いました。
　「日光は、当てた方がいいのかな？」
　「でも、前に箱をかぶせて実験した時は、ひょろひょろに育ったよ。」
　ちなみに「もやし」は野菜の名前ではなく、豆類を日光に当てずに水だけで発芽させたものは、すべて「もやし」なのです。
　身近なものにも面白い発見があるものですね。

　本日の給食献立は、ロールパン、じゃがいものバター煮、わかめサラダ、牛乳です。じゃがいもは、新じゃがで、ほくほく感があり、食べるとじゃがいもそのものの甘みもあります。インゲンやニンジン、玉ねぎなどの野菜をバターで煮込んであるので、コクと旨味がよく出ていてとても美味しいです。サラダは、いかとわかめの組み合わせがとても良いです。これで、午後の授業も子供たちは頑張れると思います。

本日より、保護者による図書ボランティアが始まりました。通常なら、各教室にて読み聞かせを実施するところですが、新型コロナウイルス感染症への対応から、中止していました。今年度は、校内放送を使って実施することにしました。
児童は絵を見たり雰囲気を感じたりすることができませんが、その分想像力を働かせてよく聞いていました。

　６年生になると、学習の言葉も専門的になりますが、人体の各臓器の名前もしっかり理解していく必要があります。今回は、心臓の「拍動」と「脈拍」の関係を調べました。
　「脈拍数って、１分あたり８０〜９０回くらいが普通なのかな。」
　「運動した後は、どれくらい増えるんだろう。」
　自分の心音を耳にする機会が滅多にありませんので、子どもたちは興味津々で取り組んでいました。

　インゲンマメの発芽と成長に関する実験が終了したので、今後はプランターに移植して栽培を続けます。どこまで成長できるかは分かりませんが、うまく実がなることを願っています。

　理科教材として育てているジャガイモが大きくなって、花を咲かせ始めました。日頃、じっくりと眺めたことが無いので、良く見ると、なかなか味わい深い花ですね。植物の成長は、気温や環境に左右されますので、授業の進み具合を調整するのが難しいです。

初任者の先生が、「公正・公平」をテーマにいじめを題材とした授業を行いました。通常の道徳と同じように授業は進みましたが、実際にいじめの状態はどうなっているのかをタブレットを使い、資料を活用しながら説明したり考えさせたりしていました。
いじめの構造や具体的にどんないじめをされているのかなどを統計から読み取ることもできました。

本日の献立は、ポークカレー、チーズサラダ、牛乳です。ポークカレーは、じゃが芋、人参、玉ねぎ、豚肉と定番の食材です。味付けは、コクがあってとても美味しかったです。しかも、温かいカレーだったのでさらに美味しかったです。自校給食の良さですね。
各教室ではカレーお代わりの争奪戦が繰り広げられていました。汗をかきながら、辛いカレーを食べるのも悪くないですね。