気持ちのよい振る舞い
その場にいるだけで気持ちがすっと落ち着いたり、居心地がよくなる。そのような場には決まってよい振る舞いをする人がいます。
例えば、きれいに整理整頓されている机の上。整った文字で書かれたノートやものすごい集中力を発揮している姿。一緒に何かをするのではなく、その場にいるだけでよい影響を与えてくれる振る舞いというものは、新町中のあちこちにちりばめられています。ほんの小さなことかもしれませんが、意図してしているわけではないと思うのですが、とても気分をよくしてくれます。 今は新型コロナウイルス感染症のため、授業参観やオープンスクールなど実施が難しいこともあり、ご覧いただけないのが残念ですが、生徒達は互いによい影響を与えながら日々成長しています。身近にいると気づきづらいちょっとした成長を、保護者の皆様と一緒に喜べたらと思っています。 世界一短い文学
国語の授業で俳句を詠む学習が行われていました。この時期に「村上鬼城顕彰小中学生俳句大会」が行われます。生徒一人一人が、心に思い浮かべた様々な場面を自分の言葉で詠んでいました。
寒い冬 炬燵に足を つかまれる 菜の花の 咲くさま見ては 季節知り 時は過ぎ この葉かれおち 山眠る 雪の道 大きな足あと ふむ子ども 梅雨の中 雨にうたれる 花と僕 たたずんだ 緑の茂れる 木の下に 早朝に 霞が包む 通学路 かきごおり 味を悩んで 好きな色 ただいまと 駆け寄る手には ハルジオン 俳句は語句と語句の関係から想像を膨らませることによって、心の内にある感情を呼び起こすことができる素敵な文学だと考えまていす。生徒達の作品を通してどんな心持ちになれるでしょうか。じっくりと楽しんでほしいと思います。 瑞々しい意見にドキッとさせられます
少年の主張校内大会において、2年生、3年生の各クラスの代表者による主張が行われました。感性豊かに物事を捉え、汚れなき瞳で事実を見つめ、考えを巡らせる。大人達がはっとするような、ドキッとするような意見を発表し、中学生の可能性を強く感じることができました。
テーマは「生命」「メディア」「本」「世界の不平等」「友達」「ストレス」などなど多岐にわたっていました。その内容からも、生徒達を取り巻く環境が大きく変化してきていることがわかり、時代と共に変化する社会の中で、自ら考え、たくましく過ごしているのだと思いました。 7名の代表生徒のはっきりとした口調、堂々とした態度、とても素晴らしかったです。とても刺激的で、充実した時間を過ごせました。 授業中の取り組みを評価しています!昨年度から評価の方法が代わり、定期テストだけでなく、普段の授業への取り組みや単元テストなど、普段の頑張りを評価していくことになっています。体調不良などによって、定期テストにたまたまうまく取り組めず、残念な思いをすることもこれまではあったかと思います。そういった一回限りのテストで全てを評価をするのではなくなりました。 授業中に行った単元テストの後には、必ず先生からの解説があり、すぐに自分の足りないところ、間違っていたところを修正することもできます。この積み重ねを大切にして、将来へつなげていけるとよいですね。 5月の爽やかな空の下で
今日は本当に過ごしやすく、青空を見ていると清々しい気持ちになれます。そんな青空の下、2年生の生徒達は50m走に取り組んでいました。
体育大会を通して、たくましさを増した2年生の姿に嬉しい気持ちになりました。互いに声を掛け合いながら前向きに取り組む姿はとってもよいものですね。 これからの2年生の活躍に期待せずにはいられない授業風景でした。 白熱!2年生校内体育大会
校内体育大会のしめくくりは2年生!バレーボール、リレー、昨年度よりバージョンアップしたシークレットハントを行いました。どの競技も盛り上がり、歓声が飛び交いました。
今回の経験を来週からの学校生活に生かしていきましょう! 閉会式 1年生校内体育大会
戦いが終わった後の生徒達の表情はとても満足げで、今日という一日を全力で過ごしたことを物語っているようでした。
競い合うからこそ、勝敗が気になるところです。しかし、一人一人の一生懸命な取り組み、互いに支え合い励まし合いながら過ごした時間は、生徒達を大きく成長させてくれたようでした。また、学級の団結力、学年のまとまりもより強くなったように感じます。 体育委員さん達の活躍もよかったです。失敗をしたり、うまくできないところがあったりと、満足するには至らないという思いをもったようですが、今日の活躍はとてもかっこよかったです。次回も期待しています! まだまだ成長途中の1年生。これから様々な課題に正面から立ち向かっていくことになるかと思いますが、今日の姿を見れば必ず乗り越えられるのではないかと思いました。 今日はお疲れ様でした。ゆっくり休んで、明日からまた頑張っていきましょう。 学年種目「借り物競走」&リレー 1年生校内体育大会
1年生の校内体育大会。後半は学年種目「借り物競走」とリレーです。気温が上がる中、熱中症対策として、休憩と水分補給を十分にとりながら活動していました。
「借り物競走」では、お題に合わせて必要なものを用意し、さらに指示された行動をする。例えば、縄跳びを取ってきて、全員二重跳びを4回跳ぶなど、工夫された内容で四苦八苦しながらも笑顔いっぱいで取り組んでいました。また、リレーでは抜きつ抜かれつのとてもハラハラする展開で、参加している生徒も、見ている観客も大盛り上がりでした。 走っている仲間達の背中を押すような大きな声援が素晴らしく、感動的でもありました。 ボールをつなぐ、声をかける 1年生校内体育大会
本日は1年生の校内体育大会です。入学してから一ヶ月と少し。バレーボールでは、中学生として過ごしてきた日々が、成長としてはっきりと分かる場面が多く見られました。
互いに声を掛け合いながら、チームのために頑張る仲間達を励ます。うまくできたときはみんなで喜び、うまくいかないとしても「どんまい」と声をかける。とてもよい雰囲気で試合をしていました。 3年生校内体育大会 閉会式また、体育委員を中心に生徒主体の活動を意識し、率先して動き、仲間達のために頑張ってくれたみなさん。君たちの陰ながらの取り組みがあったからこそ、今回の校内体育大会が成功できたのです。お疲れ様でした。きっとこの経験が、君たちを強くすることでしょう。ありがとうございました。 3年生の皆さん、今日はゆっくり休んで、お家の方にたくさん思い出を語ってくださいね。 学級対抗で熱く燃え上がる! 3年生校内体育大会
後半は学年競技「アルティメット鬼玉」とリレーです。生徒主体で考え出した競技を全員で楽しみ、リレーではあらん限りの力を振り絞って走り抜ける!その迫力は、さすが3年生。気持ちのこもった走りに感動をもらいました。
全員リレーの最終走者がゴールした後、全員が拍手で健闘をたたえ合ったところはとても素敵でした。 学習支援ボランティアさん
地域運営委員さんによる学習支援ボランティアが始まりました。授業中の困り事に対して、アドバイスをしていただいたり、一緒に考えながら課題解決のサポートをしたりと生徒と一緒に勉強をしてくださいます。
本年度は英語と数学を中心に支援に入っていただいております。地域の人がいることで緊張感のある授業となり、集中力も高まってきます。急激に学力が上がると言うことではなく、まずは「学習に対してやればできる」という有能感を高めつつ、生徒の意欲を高めていくことをねらっての取り組みです。 新町中学校の生徒の学力向上に地域の力が加わり、とても心強いです。今後も、生徒の成長を学校、保護者、地域の力で支えていければと思います。 バレーボールで盛り上がる! 3年生校内体育大会
本日は3年生の校内体育大会です!前半はバレーボール大会で大盛り上がりでした。一人一人が一生懸命ボールを追いかけ、互いに声を掛け合い、和気藹々とした雰囲気がとてもよいですね。
明日は3年生の校内体育大会だ!
明日5月18日(水)は校内体育大会の1日目。3年生の大会です。新型コロナウイルス感染症のため、思うような活動ができずこれまでとは違った新たな形での体育大会。2年目となり、さらに進化を遂げ、生徒主体の活動として充実したものとなってきました。
今日は明日のための準備として、体育委員を中心に各運動部の仲間達も一緒になり1年生から3年生まで一生懸命準備に取りかかっていました。役割や簡単な指示を受けた生徒達は、それぞれ何をするべきか分かっているかのような動きでテキパキと準備をしていました。自分たちで考え、自分たちで作りあげる行事。それをみんなで楽しむ。そんな生徒達の姿を見ているだけで、ワクワクしてきます。 当日は気温も上がる予報が出ていることから、熱中症対策、感染症対策を行った上での実施となります。一人一人が思い出に残る素敵な3日間になることを願っています。 保護者の皆様で参観される場合は、熱中症対策のため保護者用のテントを用意しました。各自水分補給をしっかりとしていただき、安全に参観していただければと思います。 英語の授業で人物紹介
1年生の英語の授業参観をしてきました。「can」を使って自分の知っている人物の紹介作文を作っていました。自分の知っているあの人は何ができる人だったのか・・・と考えるだけでも相手のことを認める道徳的価値の高い学習ですが、それを英語で表現する取り組みでした。
自分の知っているあの人のことを考えると、意外と知らないことが多かったり、思い違いをしていることがあったりと実は分からないことが多かったりします。そのことに気付いて、相手のことをよりよく知ることが、仲良くなるためにも大切な第一歩となりますね。 その学習の最後の一文は「I can 〜」で始まる文を書くのですが、自分のことを一番知っているのは自分なのかな???と思いながら取り組む生徒達の姿は一生懸命でもあり、かわいらしくもありました。このまま素直に育ってほしいなと思いました。 令和4年度生徒総会
令和4年度の生徒総会が行われました。今回の生徒総会は、SDGsの17の目標の中の「15陸の豊かさも守ろう」に関わり、タブレットを用いて総会資料を提示することでペーパーレス化を実現させています。
新町中学校では生徒主体の活動を重視しています。生徒会活動はその際たるものであり、生徒による自治を実現するべく、生徒会本部を中心にみんなが幸せを感じることができる学校の実現を目指して頑張って取り組んでいます。 各委員会からは今年度の計画と予算について発表がなされ、限られた予算を有効に使うべく、慎重に審議が行われました。お金の専門的な学習は社会や家庭科などで行われていますが、実際の金額を見て、それがどこから支出され、どのように使われているのか、適正に処理されているのか等、実際の社会でも行われる活動を体験的に学ぶ場となっていました。 また、生徒会からは、タブレットの機能を活用した「全校いいところ探し」の提案があり、「いじめ0」を目指した取り組みとして素晴らしいなとつくづく思いました。 生きる力を育むことが求められる現在の学校教育の中で、今回の生徒総会の活動はとても重要な取り組みとなっていました。 男子卓球部と柔道部の協力のおかげで
本日の放課後に奉仕作業として男子卓球部と柔道部のみなさんに、1年生の机とイスの脚にキャップをはめてもらいました。このキャップの底にはフェルトが付いていて、机やイスを動かした時に生じるガタガタとした音を軽減させるものです。これで授業中も静かな環境で学習に取り組めます。
このキャップは堅いゴム製なので、一つ付けるのにも必死です。ぐっとひっぱてぎゅぎゅっと付ける。その繰り返しを・・・なんと1時間。終わった後は、手がしびれた〜といいながらも、充実した表情でした。男子卓球部と柔道部のみなさん、本当にありがとうございました。 魂は細部に宿る
1年生は入学してから一ヶ月が過ぎようとしています。小学校生活とは大きく異なり、勉強なり、部活なり慣れることに一生懸命だった1年生ですが、本来の姿が垣間見られるようになりました。
授業中は集中力を発揮して、一つ一つの課題に黙々と取り組む姿はこれまでもHP等でお伝えしてきたところですが、さらによいところを発見しました。下の写真をご覧ください。体育の授業なのでしょうか。誰もいない教室の机上に丁寧にたたまれた体育着がありました。慌ただしい中学校生活にあって、脱ぎ捨てるようにしておいてある場面はこれまで他の学校で何度となく見てきました。しかし、整然とたたまれた1年生の生徒達の体育着には、これまでの家庭でのしつけ、小学校での習慣が身についていることがわかります。 子どもの成長を各家庭だけでなく、学校、地域で見守り育ちを支える。今年度より新町中学校ではコミュニティ・スクールとして活動を始めております。様々な場面で地域の皆様のお力をお借りすることがあるかと思います。よろしくお願いします。 朝の挨拶運動実施中です!
生活委員会による朝の挨拶運動が行われています。生徒達の気持ちのよい「おはようございますっ」の挨拶を聞いていると、とても清々しい気持ちになります。
この「清々しい(すがすがしい)」という気分はとても重要です。この気分は、これまでの思いを一旦断ち、気持ちを落ち着かせたり、前向きに考えるきっかけを与えてくれたりします。そのような清々しい気分にさせてくれるのは「おはようございますっ」の挨拶だけではありません。「片付け・清掃」「きちんとした生活リズム」にも同様の効果があります。 3年生の学年目標に「時を守り 場を清め 礼を正す」という言葉があります。毎日生活していく中で、悩んだり、不安になったりすることもあります。そんな重く暗い気持ちを一旦断ち切って、前を向くことができる行動(規則正しい生活、片付け・清掃・清々しい挨拶)を生活の中に取り入れていくとよいかもしれませんね。 新町中学校の生徒達の挨拶で、学校も地域も元気にしていきましょう。 全員リレーは優しい世界を含んでいます3年生ともなると基礎的な技術もさることながら、その作戦も緻密です。走るのが得意な人、苦手な人様々な個性が集まったクラスで勝利を目指すのですから、一筋縄ではいきません。目指すはゴールテープを一番で切ること。全員リレーは長丁場となることから、誰がどの順番で走り、どの段階で勝負をかけるのか。生徒達は一生懸命に考えながら、勝利のために考えを出し合っていました。 リレーですから途中で誰かがいなくなれば成立しません。かといって全員が走るのが得意ではありません。その中で互いに個性を認め合いながら助け合い、励まし合いゴールを目指します。そこには、新町中学校が目指す全員が幸せを感じられる優しい世界が広がります。まだまだ成長途中の生徒達ですが、この経験を通して更に成長することでしょう。 |
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