１０日（水）・１１日（木）の２日間、高崎市学力テストが行われました。最後まで真剣に問題に取り組む姿は、とても立派です。

４月８日、曇天のもと、雨は式典中は幸いにも降らずに、５９名の新入生が寺尾中学校の一員となりました。来賓のPTA会長をはじめ、保護者の方が見守る中で、一人ひとりが担任からの呼名に対して、しっかり返事をしていました。その姿は凜としていて、「中学生になったぞ」という決意がみなぎっていました。

入学式は新入生のみの式でしたが、９日の５・６時間目を利用し、新入生と２・３年生の対面式が行われました。生徒会が主体になり、対面式、生徒会活動、部活動紹介を進行してくれました。
３年生代表として生徒会副会長が歓迎の言葉を1年生に優しく、そして包み込むようにあいさつをしてくれました。２・３年生も新入生という同じ立場で、不安と期待が交差する中で、先輩たちと対面した時があり、新入生が一日も早く本校の生活にとけ込めるよう、寺尾中学校の生徒が、友情と尊敬、信頼の心をもって、一人ひとりがつながっていってほしいと、歓迎の言葉を聞きながら、強く思いました。その言葉に応えるように、入学式とはまた違い、先輩を前にしての誓いの言葉となったので、捉え方や感じ方がおそらく違ったでしょうが、新入生の代表が、堂々と言葉を述べてくれました。
本校の生徒として、互いに協力し合い、充実した学校生活の出発点としてほしい改めて感じました。最後に１年生には「クラスで大切に育ててください」と、花鉢の贈呈があり、校歌を披露して終わりました。新入生の皆さんは、寺尾中学校の先輩達が築いていた素晴らしい力を見習いながら、学びに向かう集団を創り上げてほしいと思います。対面式の後には、生徒会活動のガイダンスという形で、生徒会の活動の様子や専門委員会の紹介、部活動紹介と続き、新入生にとって、中身の濃い時間を過ごしたと思います。
部活動を希望している生徒は、見学や仮入部などの期間を経て、３年間を見据えて、選んでほしいと思います。部活動は、毎日の練習の中で、共に同じ時間を共有するからこそ得られる楽しさ、喜び、感動を体験していく場です。苦しいこともあるでしょうが、そこには多くの出会いや発見があります。

５９名の新入生・保護者の皆さん、寺尾中学校への入学おめでとうございます。
４８名の２年生・保護者の皆さん、２年生への進級おめでとうございます。
６５名の３年生・保護者の皆さん、３年生への進級おめでとうございます。１７２名の寺尾中学校の生徒一人ひとりが、今日から気持ちを新たにして、令和６年度の学校生活をスタートします。８日、２・３年生だけで新任式、始業式を行いました。「みんなは、１人ひとりが鎖(くさり)の一(いつ)環(かん)であり、寺尾中という鎖である、これまでの数(あま)多(た)の先輩達がつなぎ続けた鎖をつないでいく任務を負っている。その鎖を強固にして、さらに未来につなぎ続けていくために、人と人とをつなぐ『あいさつや返事』を他校に負けないくらい元気にしていこう。また、自分自身で『これだけは誰にも負けない、自信がある』と言い切れるものを創っていこう。それが自分の鎖を強くし、寺尾中学校の今後につながる強く太い鎖になり、素晴らしい学校を創り上げていくことにつながる」という話をしました。人と人とのつながりを意識し、認め合っていく生徒になってほしいと願っています。
私たち教職員も、力を合わせて、生徒の教育に全力を尽くすつもりです。保護者の皆様には、ご理解・ご支援・ご協力をお願いするとともに、令和６年度、どうぞよろしくお願いいたします。


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　校長　橋爪　幸雄

入学式の準備を新３年生が行ってくれました。
体育館は準備が整い、新入生を静かに待っています。

入学式　令和６年４月８日（月）１３：３０

場所　　本校　体育館