秋の味覚を代表する魚といえば「サンマ」です。8月中旬には北海道で初競りがあり、新サンマが出回る季節になりました。漢字で秋、刀、魚と書いて「サンマ」と読みます。新鮮なものは刀のように鋼色に光っています。塩焼きにすることが多いですが、今日は「生姜煮」です。骨ごと食べられるように、やわらかく煮てあります。

今日はピリッと辛いパスタです。トウガラシの代表的な成分である「カプサイシン」は食欲を高め、たんぱく質の消化や吸収を良くしてくれます。また、新陳代謝を活発にし、体脂肪を分解する作用もあります。今日の給食で使っているのは「鷹の爪」と呼ばれるトウガラシです。見た目が鷹の爪に似ているところから名づけられています。

チンジャオロースーは中国料理のひとつです。「チンジャオ」はピーマン、「ロースー」は肉の細切りを意味します。ピーマンにはたっぷりのビタミンCとカロテンが含まれるため、夏バテや肌荒れを防ぎ、カゼを予防します。今日は緑色のピーマンだけでなく、赤ピーマンも使いました。赤ピーマンはピーマンが完熟したもので、緑色のものよりも柔らかく、甘みがあります。

　今日のカレーには8種類の野菜を使いました。「子どもが嫌いな野菜ランキング」では、常に上位を維持しているナスとピーマンも使っていますが、中学生のみなさんはいかがでしょうか？苦手な食材でも少しずつ挑戦し、食べられる食材が増えると、料理を選ぶ時の選択肢も増え、食生活がより豊かになります。

今日のサラダは「コールスロー」という名前です。オランダ語で「コール（kool）」がキャベツを意味します。キャベツサラダ（koolsalade）を略した「コールスラ（koolsala）」という呼び名から生まれた日本名です。今日はキャベツときゅうり、コーンを合わせて特製ドレッシングで和えました。ハンバーグと一緒にパンにはさんでいただきましょう。

ゴーヤは夏が旬の野菜です。別名を「にがうり」といい、苦みが特徴の野菜です。その苦みの成分が食欲を高め、肝臓の働きを活発にするなど、体に良い働きをします。給食では苦みが苦手な人にも食べやすいように工夫をして調理しています。チャンプルーとは、沖縄の方言で「ごちゃまぜ」という意味です。「ゴーヤチャンプルー」は、ゴーヤといろいろな食材を合わせて炒めた料理です。

今日は冷たいうどんの献立です。うどんなどのめん類は、おかずがなくても食べられるため、栄養バランスがとりにくい主食です。しかし、今日の給食のように具だくさんのサラダをのせるとボリュームアップし、栄養バランスも良くなります。今日のサラダは４種類の野菜とサラダチキン、ワカメ、ごまを使いました。ハムやゆで卵、ちくわなどをのせてもおいしいです。おうちでもお試しください。

クイズです。
　暑い時期に食べると、元気が出る「肉」は何でしょうか？
　　　1.牛肉　　2.豚肉　　3.鶏肉　



　　正解は2.豚肉です。
　豚肉にはビタミンB１が豊富に含まれるからです。
　ビタミンB１は炭水化物（糖質）がエネルギーに代わる時に欠かせない栄養素で、不足すると疲れやすく、やる気も出なくなります。

　今日は豚肉を使った元気とやる気の出る「スタミナ焼き肉」の献立です。元気に2学期をスタートさせましょう。

　９月１日（月）令和７年度の２学期が始まり、１校時に体育館で始業式を行いました。校歌斉唱の後、校長より話をしました。
　屋外ではすでに気温が高い状況でしたが、体育館にエアコンが設置されたおかげで、生徒たちはしっかり集中することができていました。
　２学期の良いスタートが切れたのではないかと思います。

　７月２０日（日）箕郷町文化会館ホールにて演劇部公演「今日もゴミ箱に夢は降る」が上演されました。これは、夢を捨てた少女スズナと、彼女に捨てられたキャラクターたちが出会い、ゴミ箱の世界で愛と希望を取り戻していく物語です。
　３月から練習をスタートさせ、部員たちが心を一つにして舞台を作り上げました。感動的な演技と深いメッセージが観客の心を打ち、見応えある舞台となりました。
　この舞台をもって、３年生は演劇部を引退します。集大成にふさわしい、心に残る作品となりました。

　１学期最後の給食は夏野菜をたくさん使ったカレーです。かぼちゃ、ナス、ズッキーニなど、おもに群馬県産の野菜を使っています。そして、じゃがいも、にんじん、たまねぎ、にんにくは高崎産です。旬の野菜は、その時期の体に必要な栄養素を多く含んでいます。そのうえ、近場でとれる野菜は新鮮なため、味も格別です。地域の恵みに感謝しながらいただきましょう。また、明日から給食はお休みです。給食のない時にも牛乳をしっかり飲むなど、食生活に気を付けて過ごしてくださいね。
　
　★お知らせ★
　給食だより８月号に「レシピ募集」を載せました。
　ふるってご応募ください！

今日のおすすめ食材は、「枝豆」です。筑縄地区の畑で昨日収穫されたばかりの枝豆を届けていただきました。枝豆は新鮮なほど甘く、風味豊かです。枝豆がお店に並ぶと夏を感じる人も多いのではないでしょうか？群馬県では枝豆の生産量が非常に多く、近年では全国１位の生産量を誇っています。給食では年に一度の登場です。良く味わっていただきましょう。

「かば焼き」とは、身の長い魚を開いて中骨を取り除き、串を打って素焼きにしてから、しょうゆ、みりん、砂糖、酒などを混ぜ合わせたタレをつけて焼く料理です。江戸時代から伝わる料理法で、とくに「うなぎのかば焼き」は有名ですね。今日の給食ではサンマを使って作りました。串は打たず、片栗粉をつけて油で揚げ、タレに浸して仕上げます。ご飯のすすむおかずです。

「とうがん」という野菜を知っていますか？夏が旬の野菜ですが、保存性が高く、冬まで食べられることから、漢字で冬の瓜と書いて「とうがん」と記すようになりました。味にくせがなく、あっさりとした味わいです。水分も多く、体を冷やしてくれるため、熱中症予防にも役立つ食材です。今日は中華スープに加えてみました。

今日のパンは、具を間にはさんで食べるようになっています。半分に折りたたんだ形で焼いてあるため、そこを広げることで簡単に開くことができます。パカっと開いて、今日はスライスチーズとソースをかけた白身魚フライをはさみ、フイッシュバーガーにしてただきましょう。

「みそ汁一杯三里の力」ということわざがあります。朝食にみそ汁を一杯飲むと、三里（約１２Km）も歩ける力が出る、という意味です。みそ汁は水分とナトリウムを補給してくれ、暑い時期には熱中症予防にも役立ちます。また、野菜たっぷりのみそ汁は、ビタミンやミネラルもとることができます。豆腐や卵を加えれば、たんぱく質もとれます。みそ汁の良さを見直してみましょう。

夏にたくさんとれる野菜を「夏野菜」といいます。きゅうりやトマト、なす、かぼちゃ、えだまめなどは代表的な夏野菜です。きゅうりは一年中出回っていますが、旬は夏です。かぼちゃは冬のイメージもありますが、収穫されるのは夏です。今日は夏野菜の代表、きゅうりとかぼちゃを使いました。どちらも群馬県産です。

　クイズです。
　カレーに欠かせない香辛料は、次の３つのうちどれでしょうか？
　　1.カーメリック　　　2.ターメリック　　　3.ターメリン　




　　正解は2.ターメリックです。
　ターメリックはカレー特有の黄色い色合いを作り出すスパイスです。暑さで食欲のない時は、スパイスのきいた料理がおすすめです。
　今日はひき肉を使ったキーマカレーです。大豆や野菜もたくさん使っています。

今日は七夕です。中国から伝わった「織姫と彦星」の伝説や、日本の「たなばたつめ（※）」の伝説がもとになった行事で、機織りの糸や夜空に浮かぶ天の川に見立てて「そうめん」を食べる風習があります。今日の給食では、そうめんに似ている「ビーフン」を汁に入れました。また「オクラ」を星に見立てています。ちらしずしにも星を入れました。見つけてみましょう。
（※「たなばたつめ」とは、織物の上手な乙女のことです。たなばたつめが神様にささげるための織物をおって棚にそなえ、秋の豊作を祈ったり、人々のけがれをはらう行事が昔の日本にはありました。 ）

給食で使っているアーモンドは、アメリカのカリフォルニア州産です。カリフォルニア州は地中海性気候で土壌にも恵まれており、アーモンド栽培に適しています。アーモンドは桜と同じ「バラ科のサクラ属」で、桜と同じような花が咲きます。花が散った後、実が成ります。その実の種の中身がアーモンドなのです。今日はサラダに細切りのアーモンドを入れました。よくかんでいただきましょう。