いよいよ５年生のミシン縫いの実習が本格的に始まりました。今日は最初に、練習布にしつけをするところからです。保護者の学習支援ボランティアさんが来てくださっていたので、久しぶりの手縫いも教えてもらいながら進められて安心でした。「まち針は両端が先、次真ん中」「ミシンで縫う線には縫わないように」など教えてもらったので、１時間の中でしつけをして、ミシン縫いまでできました。図工の電動糸のこを思い出して縫いましたが、なかなか線通りにはまっすぐ縫えなかったようです。布を見せ合い「こんなに曲がっちゃったよ」「おれも」など、ちょっとへこんでいました。
最後に、ボランティアの方が「ミシンは早く縫うと曲がってしまうから、スピードを時々ゆるめたり速めたりしながら慎重に縫うといいですよ」というお話をしてくれました。怖さの克服とスピードコントロールが一番難しいところです。今日の学びを生かし、練習布でまだ何回も練習できるので大丈夫です。自分の作品を制作できるまでに上手になりますよ。

茹で立ての枝豆をみんなでいただきました。最初枝豆だけ食べてみると、甘香ばしく「おいしい、おいしい」と色々なところから聞こえてきました。その後、特別な塩を付けて食べてみると塩のうま味が加わり、一層甘みが増して手が止まらなくなり、ずっと食べている人もいました。塩も枝豆も「おかわりしたい」という声が聞こえたほど、両方ともおいしくいただきました。みんなで収穫し、食べたこともおいしさにつながったことと思います。
今回の体験を通して、白い塩もいろいろ味があり、うま味があることや食材をよりおいしく引き立てることを新たに学んだ人もいました。海水から選んで塩を作っている人の話を伺い、塩の作り方や種類を調べる人もいるのではと期待しています。こだわりの枝豆と塩を食するという貴重な体験をさせていただきまして、大変ありがとうございました。

区長さんが持参してくださった薪ストーブで枝豆を茹でるお湯を沸かしました。お湯が沸くまで、区長さんを囲みながらおしゃべりしたり、枝豆を洗ったりして茹でる準備をして過ごしました。高学年の児童が率先して枝豆を洗ったり、机の準備をしたりしてくれたので助かりました。
お湯に入れて４分ほど経ち、茹で加減を見ようと蓋を開けたら、枝豆の香ばしいいい香りがしました。近くにいる子どもたちは、「わあ、いいにおい。」「おいしそう」「いい色」など言いながら、今か今かと試食を楽しみにしていました。

畑から帰って、たてわり班で協力しながら苗から枝豆をとりました。虫に食べられていたり、膨らんでなかったりするさやを避けながら、「これはきっとおいしい」と丸々膨らんださやを見せ合って、品評会をしていました。脇から、湯を沸かしている薪ストーブから薪が燃えるいい香りがしてきて、気分が盛り上がってきました。

今回のプロジェクトを一緒に企画した区長さんをお迎えして、夏に蒔いた大豆を枝豆として収穫しました。畑に行くと、大きく膨らんださやがついた苗に育っていたので、みんな笑顔で一生懸命抜き、食べる期待がふくらみました。

「すずしくなると生き物はどうしているのか」校庭で生き物を見つけながら変化に気づく学習でした。「トンボがいるけど少ない」「緑のバッタがいない」「生き物が少ない」「シジミチョウやアリはいる」「なかなか見つからない」など、口々に言いながら、写真を撮っていました。観察をしている途中、「そこに丸太棒の遊具があるから」と、言わんばかり当たり前のように、順々に渡って楽しんでいるところがおもしろいなあと思いました。

運動クラブは、王様ドッジボールをしていました。残っている人数が多くても王様が当たったら負けなので、一発逆転があるのがおもしろいところです。みんな上手なので、なかなか当たらないし、すぐに王様が見つからなかったので、通常ドッジボールのようでした。高学年は、当てやすいように、横から中当て状態にするという作戦を駆使して攻める場面もあり、スピード感があっておもしろかったです。途中、至近距離のボールを一度はじいてからキャッチした場面で、「おー」と歓声が上がり、盛り上がっていました。

今日も、折り紙を折ったり段ボールやベニヤ板、割り箸を使ったりして、各自作りたいもの作ることに没頭していました。男子は、ゲームや映画の中で出てくる武器や秘密兵器を好んで作っていました。それを使って、戦いごっこやアクションのまねをして楽しむようです。それぞれ、作り込むこと自体を面白がり、充実した時間を過ごしていました。

今日は、単元のまとめや発展問題をしていました。５年生の算数も６年生同様、「先生と」「友達と」「一人で」と学習形態を選びながら、自分のペースで進めることができる単元内自由進度学習です。今日も、リラックスした様子で先生や友達に質問したり、独り言を言ったりしながら学習していました。「どうやって考えるといいの？」「まず、倍数を書き出すといいよ」など、子どもの声があちこちから聞こえてきました。学習内容を話題に、子どもたちの声がたくさん飛び交う教室はいいですね。また、問題を解くときに、掲示してある「学びのポイント」から使えそうな考え方がないか、自分で確認している姿も見られました。自分から積極的に学ぶ姿がすてきです。その姿から、できるようになりたい向上心や学びを楽しんでいることが伝わってきました。

昼食後は、みんなで記念写真を撮った後、シープドックショーを見ました。
子どもたちは、１匹の牧羊犬が、人の吹く笛の音に合わせて、敷地内に放牧されているたくさんの羊たちを、決められた場所に誘導していく姿を集中して見ていました。
ショーの後には、ヒツジや牧羊犬と触れ合う時間があり、子どもたちは「かわいい」と言いながら羊や牧羊犬との触れ合いを楽しんでいました。
４年生にとっては、各班の班長として、とても気を遣う場面も多くあったと思いますが、下級生のことを気遣いながら、とても立派に活動することができました。
これからも上級生としての意識を育てていきながら、多胡小でいろいろな経験を積んでいくことができればと思います。

「渋川スカイランドパーク」の後は、「伊香保グリーン牧場」での活動です。
引き続き天候にも恵まれ、「伊香保グリーン牧場」への到着後は、最初に芝生の上で班ごとにお弁当を食べました。子どもたちは、お家の方に作っていただいたお弁当を見て、「おいしそう」と大喜びで食べている姿が見られました。
保護者の皆様には、お忙しい中、校外学習の持ち物やお弁当の準備などで大変お世話になりました。

「渋川スカイランドパーク」内では、２１人が４つの班に分かれて活動しました。４つの班とも４年生が班長となり、乗り物に乗る時や降りた後などには、班の友だちがみんなそろっているかを確認したり、班の友だちと事前に相談して決めた順番に沿って、友だちと声を掛け合ったりしながら乗り物に乗る様子が見られました。
時々、「入口」と「出口」を間違えそうになる子もいましたが、その時には、上級生が「入口はこっちだよ」と声をかけている場面も見られました。

出発時は天気が心配されましたが、吉井インターチェンジから高速道路を渋川市に向かって走行していくにつれ、雨も降っておらず、晴れ間も見られました。
子どもたちも雨で行き先が変更になるのではないかと心配していましたが、予定通りに「渋川スカイランドパーク」に到着すると、どの子にも笑顔が見られました。

５、６年生は、短距離走・リレーの学習をしていました。最初に、各班や各自のめあてを立てるために、前回のことや何をどのように練習するかなど確認しました。テレビで紹介していた「速く走るためのもも上げ練習」や「自分の走る姿とNHK教育動画を見比べて違いを見つけて意識して練習」などが、子どもたちから出されました。その後、腕の振り方や足の蹴り上げ方などのポイントを横で伝えてもらいながら歩いたり、スタートの姿勢と加速の様子を動画で撮り合ってチェックしたりしていました。無駄のないフォームを意識した走り方で、タイムを伸ばそうと協力していました。
学習後に、今日のリレーでの学びを聞いてみました。「自分が渡せそうな距離に近づいたら声で走り出すタイミングを伝えた」「相手を信じて走り出すことが大切」「合図の前に走り出して渡せなかった」など、反省やポイントを今日の学びとして説明することができました。

今日は渋川方面に校外学習です。出発式を終えて、嬉しそうに手を振ったり、バスが見えて急いで走ったりしていました。その様子からわくわく感が伝わってきました。また、２階から６年生がお見送りをしてくれました。留守番の先生たちも、バスの近くまで来て「行ってらっしゃい、楽しんできてね」と声をかけてくださいました。バスを見送りながら、全員が元気に出発できてよかったと安心しました。

多胡小を出発するときは今にも雨が降りそうでしたが、先程、渋川では雨が降っていないとの連絡がありました。予定通り、渋川スカイランドパークで思いっきり楽しめそうですね。帰ってきて、どんなお話をしてくれるのか楽しみです。

見学後、スバルから１５分ぐらいのところにあるぐんまこどもの国で昼食をとりました。お昼をとっている様子を見ると、多胡小と南陽台小の子どもたちが一緒に食べている輪がありました。本人たちに聞くと、１学期同時入校した林間学校で仲良くなったり、保育園の友達だったりだそうです。先生たちに聞くと、多胡小同様、南陽台小もフレンドリーな子どもたちが多いそうです。一緒にお弁当を食べたり遊具で遊んだりして、よい交流の場となりました。今後も中学校区が同じ小学校と連携を図り、子どもたちが一緒に過ごして同じ体験を共有できる機会を意識的につくっていきたいと思います。

リアル工場見学後に、ビジターセンター内の展示ホール（スバル博物館）の見学をしました。ここでは、スバルこだわりのエンジン、エアバックや車体の安全設備の工夫、運転支援システム（アイサイト）の模型や実物を見ながら説明を聞くことができ、ものづくりへの情熱を感じることができました。また、日本の機械技術面で歴史的意義のあるものとして機械遺産に指定されているSUBARU３６０をはじめ、これまでの自動車技術の変遷がわかる展示車なども間近で見ることができました。「３６０は本当に小さい」「最初の車は、バックミラーしかなく、サイドミラーはなかった」「シートやハンドルの形が今のと違う」など、実物を見て多くの気づきがありました。

５年生は、南陽台小学校と合同で、太田市にある株式会社SUBARUの自動車工場に見学に行きました。最初は、ビジターセンターで、会社の歴史や自動車の製造工程についてのビデオを視聴しました。その後、VR（バーチャルリアリティ）ゴーグルを使って、製造工程をもう一度学習しました。実際に、ベルトコンベアに乗って動いている自動車の中に自分が入って、塗装や溶接を間近で見ているような感覚になりました。ロボットの手が近づいてきたり、火花が散ったりすると、子どもたちから「わっ、すごい」など歓声が聞こえてきました。
次に、待ちに待った実物見学になりました。工場では、映像だけではわからない様々な音やにおいを感じ、あまりに大きい音でびっくりしていました。また、現場での実際の大きさで見ることができ、部品の多さや迫力を肌で感じることができました。（工場内、映像撮影禁止のため写真はありません。実際に見た様子や感動は、子どもたちにお聞きください。）

６年生を対象とした租税教室が６時間目に行われました。
吉井商工会の方が講師として来校し、税金の種類や税金の役割について話してくださいました。
今日の講師の方々の話から、子どもたちが税金の働きについて理解を深め、自分たちの今の生活が、多くの人の税金によって支えられていることを改めて知ることができた機会になったのではないでしょうか。

「データの調べ方」の学習に取り組んでいます。今日は、最初に「中央値の求め方」について先生から確認の説明があった後、子どもたち一人一人が今日の自分のめあてを決め、学習に取り組みました。
プリント学習に取り組んでいたある児童は、「最頻値」という言葉が問題に出ているのを見て、「『最頻値』って何だっけ？」と言いながら、教科書を開いて言葉の意味を自分で確認しながら課題を進めていました。
その姿から、日々の学習の積み重ねの中で、「自分から学ぶ、自分で学ぶ」という気持ちが育っていることを感じました。