段ボールの箱の形を生かして収納ボックスなど自分で使う物をつくっていました。観音開きに開くふたを利用して開けたら棚が出てきたり、開くところを口に見立てて顔を作っていたり、取っ手を付けて開けやすくしたり、差し込み式の鍵を付けたり…。各自設計図を元に、中央に豊富にある材料コーナーでいろいろな材料や道具を選び、試し、作りたいものを存分に作り込んでいました。
子どもたちがお互いの作品を見合える机の配置、材料や道具を自由に使えるような置き方、材料の集め方が工夫されていました。その準備のおかげで、子どもたちが伸び伸びと試行錯誤しながら作品づくりに没頭できていました。どんな使い方ができる面白ボックスになるのか楽しみです。

「せんのぼうけん」という共同制作に取り組んでいました。各自が画用紙に一筆書きで線を描き、線からイメージした世界やお話を描き加えていきます。海、家の中、天国と地獄…いろいろな世界が一本の線でつながっていきます。自分の絵ができると友達にお話ししたくなって、見せながら自分の世界を伝えていました。友達とお話すると、どんどんアイディアが浮かぶようで、また自分の席に戻って絵を描き足していました。
１人１人の世界をもう少し楽しみ、最後は全員の絵を線でつないで、１つの作品にするそうです。どんな世界ができ、どんなお話を作って紹介してくれるのか完成が待ち遠しいです。

前回は、「What do you want?」「I want to 〜.」「〜please.」などのやりとりをして、自分の好きな材料を集めてオリジナルフルーツパフェを作りました。そして、今日は各自のオリジナルパフェを最後に発表する日でした。
まず、listeningで果物のトッピングをよく聞き、どのパフェなのかを選ぶ問題をしました。聞こえる度に指で押さえながら確認していました。聞き取れると嬉しそうでした。
次に、発表の仕方の中で、andの使い方も学びました。「最後の１つの前にandを入れる」とALTが説明しましたが、２つしかないときは？という質問がありました。３つの時は、A、B and C、２つの時はA and B　ということがわかり安心していました。日本語と英語の表記の仕方の違いを学んでいました。
最後に、１人１人がパフェを見せながら発表しました。自分の好きなフルーツを入れているので、友達の好きなものもわかっておもしろいと思いました。
次は、野菜入りオリジナルピザだそうです。野菜が苦手な人もいますが、どんなピザを紹介してくれるのか楽しみです。

外国の絵本を各自が選んで本の紹介文を書いていました。今回は、本文から気に入った場面の文章を引用することと、最後の一文を読みたくなるようなメッセージにすることに取り組んでいました。お気に入りの場面は選べてもピンポイントで「このセリフ」「この描写」と選ぶことや、一字一句間違えずに書くことが難しかったようです。最後のメッセージは、教科書の一文からアレンジして、各自が自分なりの言葉で書くことができました。どんな本のどこを紹介してくれるのか楽しみです。

「お話のさくしゃになろう」という学習で、絵を元に想像力を働かせてショートストーリーを書いていました。最初にアイディアを協働で出し合い、ウェビングマップで整理し、その中からおもしろいと思ったテーマを各自が選んだそうです。自分の考えでお話の中では何でもできるので、「ぼくはアーティスト！」と言いながら、次から次へと自分の世界観で物語が浮かび、話が進んでいくようです。書き進めながら、時折「登場人物の名前を何にしようかな」「この次どうしようかな」など、相談し合ってよりよくなるように考えていました。お気に入りのお話ができたら聞かせてくれる約束をしたので、声がかかるのを楽しみにしていようと思います。

１１月に群馬県庁と群馬県警に見学に行ってわかったことや気づいたことを班で模造紙にまとめていました。各自が事前の調べ学習や見学で学んだことまでをタブレット端末にまとめ、先生の前で発表したり内容のチェックを受けたりしていました。そして、それをもとに、伝えたいことをさらに取捨選択して仕上げていました。書いた内容を覗いてみると、１１０番の１つ１つの番号にメッセージが込められていることや事件や事故にすばやく対応できるように、日頃から訓練していることなどを初めて知ったようです。また、思った以上に県庁では人が働いていたようです。写真やイラストを入れて、各班協力・工夫して進めていました。廊下に掲示されるのが楽しみですね。

今日は６年生の教室に吉井給食センターの栄養士さんが来校してくださいました。歴史を学習している６年生には「食事から見た長寿と短命の徳川将軍の違い」でした。長寿の将軍徳川家康は、野菜を多く取り、食材の数も多くバランスがいい食事でした。短命の将軍は、野菜が少なく、甘い物が好きで虫歯が多かったそうです。最後に、「生きることは食べること」「バランスよく食べよう」とおっしゃっていました。
今日の給食は、青魚や大豆、ブロッコリーなど記憶力向上サポートメニューでした。そして呉汁には、びっくりするほど砕いた大豆が入っていて、いつものように野菜多めのバランスよい給食でおいしくいただきました。
６年生は、以前、家庭科の時間に栄養士さんに来ていただいて、１人１人がバランスのよい献立を考えました。その中の献立を参考にした給食が１月に出るそうです。楽しみですね。

吉井給食センターの栄養士に来ていただき、「よりよく成長するために、食事の取り方を考える」学習をしました。保健体育で「お菓子や好きな物ばかりでなく、バランスよく食べる」ということを既に学習していましたが、具体的にどんなものを選んで食べたらいいのかさらに深めて考える機会となりました。
偏った食事と子どもたちの成長を第一に考えている給食を比較すると、「ビタミン」「タンパク質」「カルシウム」が特に多いことに気づきました。その後、班で理想的な食事を考えて発表しました。３班とも、最初の栄養についての学習をよく理解していたので、野菜が苦手な子どもたちも、自分の好きな物以上に、取った方がいいサラダや具だくさん豚汁などのメニューを選んでいました。栄養士さんから「どの班のメニューも必要な栄養がしっかり入っていてすばらしい。」とお褒めの言葉をいただきました。
振り返りでは、「果物はビタミンが豊富と聞いて、もっと食べようと思った」など、成長期に必要な栄養を意識して食べようとする声がありました。明日からの給食で、あと野菜一口につながるといいなと思いました。

今日の実習のために、おうちで練習してきた人もいたようです。むく・切る・煮る（ゆでる）・炒めると手順が多かったので、練習の成果を発揮し、落ち着いて取り組めたことと思います。また、予想以上に材料の扱いが難しかったり、茹でる時間がかかったりするハプニングもあったようですが、最後はアレンジして完成したようです。料理するときに最初に思ったようにできないときもありますが、最終的には「おいしく」食べられたら全部大成功です。見た目もおいしそうにできていました。おいしいが一番です。
試食タイムでは、どのペアも完成して嬉しそうでした。また、おいしく食べることができたようです。片付けもとても手際よく協力して進めることができ、担当の先生も感心していました。この実習の経験を生かし、おうちでも作ってほしいと思います。

今日は、じゃがいも、にんじん、タマネギ、ベーコンを使った「煮る」「炒める」の調理実習でした。食材は一緒ですが、肉じゃが風炒め煮、スープ、ジャーマンポテト、ベーコン炒めと、ペアごとに自分たちで相談してメニューを決めました。
ピーラーと包丁を使ってじゃがいもの皮むきから始まりました。どちらも一気に力を入れると危ないので、慎重に丁寧にむいていました。包丁の動かし方をマスターし、皮むきが上手にできた人もいました。材料が切りそろえられたら、いよいよ調理開始です。協力して調理を進められました。（続く）

今日は「大きなかぶ」の英語劇仕上げでした。代々受け継いできた大きなかぶが教室に登場し、自作のお面をかぶったら、やる気MAXです。リハーサルで動きとセリフを確認し、いよいよビデオ撮影です。自分のやりたい役（おじいさん、おばあさん、孫、犬、猫、ネズミ）になりきって、クリア＆ビックボイスとジェスチャー付きで、堂々と発表ができました。動物役の子どもたちは、英語のセリフだけでなく、鳴き声も入れて劇を盛り上げてくれました。
劇をすること自体も大変楽しめましたが、次は自分たちの英語劇鑑賞タイムでした。大きな声で発表している自分の映像を見て、とても嬉しそうで満足そうでした。鑑賞後の感想では、「大きな声で言えてよかった」「鳴き声が入っていておもしろかった」など、自分たちのよいところをたくさん見つけられました。

今朝の体育集会は、たてわり班対抗しっぽとりゲームでした。１人２本のしっぽを付けて、どの班が時間内に一番多くしっぽを取ることができるか競いました。上級生が下級生のしっぽを付けてあげたり、付け方を教えたりしている姿が微笑ましかったです。
いよいよゲームが始まると、目の前の子どもがどの班かわからないので、自分のは取られないように守りつつ、とにかく全員がしっぽを少しでもたくさんとれるように全力で走っていました。息は上がっていますが、みんな笑顔で楽しそうに走っていました。
結果は、３班が優勝でした。どの班の子どもたちも勝っても負けてもみんなで遊んだことが嬉しそうでした。
寒くなりましたが、朝から体をいっぱい動かすことで、頭すっきり、笑顔で元気チャージ、１日のいいスタートが切れました。

「物の形を変えると重さは変わるのか」という実験をしていました。最初に電子ばかりの使い方を確認し、入れ物の重さを入れないはかり方を学びました。
実験では、最初に粘土の重さについて調べました。丸くしたり、薄べったくしたり、ちぎったりして重さを量りました。どれも重さは変わらない結果が出たので、子どもたちに「予想ではどうだったの？」と聞いてみると「予想通り！」と言っていました。しかし、先生から、「予想はちぎったら同じは誰もいなかったと思うけど」と言われ、「あれ？そうだった？」という反応したのが、おもしろかったです。粘土だけでなく、アルミニウムでも実験しましたが同じ結果でした。映像は理解を助けますが、手を動かして考えた実験は印象に残ります。よい結果が出て、同じ数字になり喜んでいたので、しっかり記憶に残ったことと思います。

「人間関係をよりよくするコミュニケーションのポイント」について、本校のSCさんに授業をしていただきました。
授業の中でドラブル場面での会話について考えました。子どもたちはよく「早く席に着いて」など声をかけてくれます。これだと言われた方は命令されたように聞こえますが、「早く席に着いた方がいいと思うよ」と語尾に「〜と思うよ」とI（私）メッセージで伝えると優しく聞こえます。ぜひ、使ってみたいコツだと思いました。
また、「自分のことと自分以外のことと分けて考える」という考え方を学びました。「早く席に着く」は自分事ですが、友達が先生に注意されているときは他人事です。自分事は自分で行動しますが、他人事は関わる必要がありません。余計なトラブルを起こさない巻き込まれないコツを教わりました。
最後に、「言われて嬉しい言葉・いやな言葉」について考えました。「おはよう」「ありがとう」「バイバイ」「一緒に遊ぼう」が多くの児童から出ました。これらの言葉は言い過ぎても困りません。これらの自分にとっても嬉しい言葉は、自分にも返ってきますので、どんどん伝えてほしいですね。
今回学習したことを生かして、さらにお互いが居心地よく過ごせるようになってくれるといいなと思いました。

サツマイモのつるを芯にして、リースを作っていました。支援員さんの発案で銀杏の葉を土台にしてみたら、黄色が鮮やかでどんぐりなどの木の実や葉が付けやすくなり大成功。ホットボンドでやけどをしないように気を付けながら、材料を慎重に付けていきました。ホットボンドのボンドが糸を引くのがおもしろかったようで、それも飾りに生かしていました。
世界に１つだけの今年のリースができました。１年生は先週制作したそうです。廊下を彩っていた図工の作品を１１月末の授業参観後に持ち帰りましたが、新しい作品が飾られて、また廊下が華やかになっています。

「物のとけ方」について実験をしていました。前回は、常温の水で塩とミョウバンがどのくらい溶けるか実験し、今回は水の温度を上げると溶ける量は変わるのかについて実験していました。子どもたちの予想では、「温かくなるともっと溶けやすくなる」でした。ぐるぐるかき混ぜながら、しっかり溶けたらまた１杯と入れていきました。塩とミョウバンでは、どちらが溶けやすかったのかな？また、溶け具合はどうだったのかな？実験結果を次回聞いてみたいと思います。また、冷やしたらどうなるかな？
実験は、子どもたちも大好きです。いつもどうなるかワクワク楽しみですよね。多胡小は、子どもたちが算数なら算数用語、理科なら理科用語を使って説明する力を身につけることを意識した学習を進めています。今回の実験からも、わかったことを説明できるようになっているか質問し、チェックしてみようと思います。

読み聞かせの後、１年生の教室では朝の会をしていました。よく見ると、授業が始まる前に自分の机の中を整理する時間がありました。学習道具が見つけやすく、気持ちよくスタートできていいですね。既に整理整頓されている引き出しもありますが、お互いの机の中を見合って、工夫しているところをまねできるようにしています。低学年のうちに身につけてほしい所作の１つですね。中学年では、帰りの時間にしているところもあります。
また、１年生は朝の会の時間に、いつも元気な歌声が聞こえてきます。動画を見ながら動きもつけて、楽しそうに歌っていました。歌の上手な多胡小のよい伝統を受け継いでいますね。これから、２月の学習発表会に向けて、他の教室でも生き生きと歌う姿が見られるといいなと思いました。

１２月の読み聞かせも、冬、クリスマスやお正月など季節感のあるものや、今年話題の「米」など、子どもたちの興味や関心のあるテーマで、読み聞かせをしてくださいました。また、よく見ると、ポケットの中に、絵本に出てくる動物のぬいぐるみを入れていたり、クリスマスハットの飾りの付いたカチューシャをしていたり、読み手の方たちの小道具が効いていて、思わずクスッとしてしまいました。１年生は、読み聞かせの後、１２支の干支が全部言えるようになっていました。よく聞いていましたね。

学校薬剤師さん、PTA本部役員さんにご参加いただき、全校で外部講師によるオンライン授業「おいしいい野菜チャレンジ」を受講しました。クイズあり、実験あり、野菜ジュースの試飲ありの盛りだくさんの楽しく学べる授業でした。
野菜が水に浮くか浮かないかの実験では、実物の野菜を目の前で水の中に入れてみました。予想外の結果もあり、驚いていました。また、実験の考察では、子どもたちから「浮かない仲間は、土の中にあるもの」という答えがノーヒントで出て驚きました。
試飲では、「この野菜ジュースはりんごの味がしておいしい」など、野菜と聞くと手が出なかった子どもも飲みやすかったようです。講師もサラダだけでなく、スープやジュースなど色々なもので野菜を取ってほしいと言っていました。
最後に「野菜ジュースは何種類あるのか？」「一番栄養のある野菜は？」など積極的に質問できました。回答の中で、「食物繊維ならごぼう」という話がありました。本校では、朝排便推奨の啓発活動もしているので、次回は、食物繊維の多い野菜のことや成長期の子どもたちに必要な栄養素の話も聞いてみたいなあと思いました。

５、６年生が保健の学習に取り組みました。講師として高崎市保健所の薬剤師の方をお招きし、「薬物乱用防止教室」を行いました。
講師の方からは、「薬ってなんだろう？薬物乱用って何だろう？」の話がありました。はじめに「薬の働き」について話があり、薬を飲みすぎた場合の副作用についても話がありました。
その後、カフェインを含む飲み物を取りすぎた場合の身体への影響や、大麻をはじめとする覚せい剤等を使用した場合の脳や身体への影響について話がありました。
子どもたちは、スライドを使った講師の方の話を興味深く、また真剣に聞いていました。
最後に講師から「（大麻のような）薬物使用への誘いの言葉に騙されてはいけない。しっかり断ったり、そこから逃げることが大切」ということや「薬物に頼らないためにも、自分が興味のあることや好きなことを見つけることが大切」というお話もありました。
４５分間の話の中で、子どもたちは、自分の体のために、正しく薬を活用することの大切さや、脳や身体に害を与える薬物の危険性についていろいろと学ぶことができたようです。
「薬物乱用防止教室」が終わった後も、いろいろと講師の方に質問する子どもたちの姿が見られました。