繰り上がりの足し算の計算の学習もまとめに入ってきました。自信をもって計算できるようになってきたので、計算のスピードが上がってきました。
今、１年生は今日の学習が終わり、授業の最後の習熟の時間は、各自がめあてを決めて、自分のペースでプリントに取り組む「時間内自由進度」で学習しています。自分のネームプレートをめあての記号に貼り、学習が進むごとにネームプレートを進めていくという頑張りが見える方法です。めあてをクリアしようと集中して取り組んでいます。プリントチェックの際は、ランダムに選んだ問題の計算方法を説明する時間があり、それができたら花丸がもらえます。「今日はめあてより進んだ、やった！」「めあてが簡単すぎたから次はもっと先まで頑張る」など、学習の最後に振り返っていました。「一生懸命が楽しい」と感じて、学習しているところが嬉しいです。

紙コップ花火の作り方の説明文の読解の学習でした。まず、順序を表す言葉や制作過程の写真資料が、本文のどの部分の説明なのかを確かめ、大事な部分に線を引きながら読み進めました。次に、読んで理解した手順で、一人一人が実際に作ってみました。各自の完成品と写真を見比べると、なんとなく違うけど具体的に本文のどの指示を見落としたのかがわかりません。図工であれば、だいたい同じでも自分で納得できれば作品になりますが、説明文を正しく読み取ることが課題なのでここで終わるわけにはいきません。もう一度、みんなで本文を一文ずつ読みながら作り進めて、読み取れなかった部分を発見しようとしていました。細かい部分も正しく読むことの大切さを実感できたことと思います。

角柱と円柱の体積の求め方について、単元内自由進度で学習しています。角柱を求める時、基本的な公式はわかっていても底面積をどこにしてどう求めるのかひと工夫する必要があります。また、カッコをうまく使って１つの式にする、整数や小数の入り交じった四則計算がいくつも入る計算を正しくすることが難しいところです。ノートやタブレット端末上で補助線や数字を書いて、わかることわからないことを整理して解いていました。さらに、計算スペースと思考スペースに分けて、わかりやすくノートを使っている姿がありました。誰もが自分のペースで、自分に合った方法を選んで学習している姿に感心しました。

２曲目は、秋の代表曲「もみじ」二部合唱でした。子どもたちは、透明感のある声色で、もの寂しくも美しいメロディをしっとりと歌い上げることができました。また、彼らの歌声から、歌で追いかけるおもしろい部分や、ハモって心地よい部分を存分に味わうことができました。子どもたちも気持ちよさそうに歌っていました。
今日は、２２人全員で練習の成果を発揮し、発表できたことが本当に嬉しかったです。また、他校の発表からいいところを学び、自分たちの合唱や合奏のブラッシュアップに生かしてほしいと思います。

ミュージカル風に踊りながら歌う「世界を旅する音楽室」からスタートです。かけ声に合わせて、リズムよく手拍子から始まりました。さわやかな歌声で、疾走感のある曲を最後まで振りを付けながら歌い上げました。最後のかけ声の「やーっ」は、ポーズも決まって「よしっ」という声も聞こえてきそうでした。「２曲目もがんばるぞ」という気持ちが伝わりました。全員が１人１人しっかり声を出していたので、２２人と思えない声が集まって、ホール全体に響きました。

今日は、いよいよ連合音楽祭発表です。発表用の衣装を着て音楽センターへ来ました。最初の２校の発表を聞いて、ロビーに出てきてリハーサル室に向かう前です。昨年も参加した４〜６年生ですので、あまり緊張しているようには見えず、リラックスした様子です。リハーサル室は前の学校がまだ練習していたので、外で１曲目の動きの練習をしたり、口ずさんだりして待っていました。みんな笑顔で、ワクワクしているように見えました。