５年生は、体験活動をしたり調べ学習をしたりすることを通して、「世の中にはいろんな人がいることを知る」ことについて学習しています。
今日は、以前特別支援学校に勤務していた教頭先生を講師に、「車椅子体験」をしていました。基本的な使い方と注意点を聞き、実際に坂道などで車椅子を押したり、乗せてもらったりする体験をしました。
押す側は、「マットなど不安定なところは押しにくい」「数センチの段差でも越えるのに力がいる」とのことでした。乗せてもらう側は、「段差があり、ちょっとガタッとしますよなど、先に声をかけてもらうと安心する」「後ろから坂を降りるのは見えなくてちょっと不安」などの声がありました。
最後に、車椅子に乗っている人などに対して接するときは、「安心できるお手伝い」が大切というお話がありました。今日の体験活動で使った道具もみんなで走ってさっと片付けをしてくれる５年生ですから、今日学んだことを日常生活でも生かしてくれることと思います。

次は、山種図書館に行きました。最初に司書の方から説明を受け、質問タイムをとりました。その後、１階は幼児童書やCD・DVD中心、２階は学習室や大人向け書籍、郷土の資料などを、実際の本を提示しながら説明してくださいました。１階は子どもたちが読んでみようと思えるような展示や手に取りやすいように高さの工夫をしているそうです。また、２階にある目が悪い人用の大きい活字の本や郷土資料で多胡小のものも見せていただきました。
子どもたちは利用したことがある施設でしたが、詳しく説明を受けたことがなかったので、今後利用する際に、大いに参考になったことと思います。「DVD借りに来ようかな」など言っていました。
最後に、めずらしい図鑑やお気に入りシリーズ本、懐かしい絵本など、各自が読みたい本を借りて、バスに乗って帰りました。
どちらの施設でも、子どもたちにわかりやすく説明してくださったり、丁寧に質問に答えていただいたりしました。自分の住む町のことに一層興味をもったり、利用する機会が増えたりするといいなと思いました。

今日は、多胡小前のバス停からよしいバスに乗って町たんけんに行きました。
まず、吉井小学校の隣にある吉井給食センターに見学に行きました。給食の作り方の説明を教えていただいた後、ガラス越しに見学しました。今日のハンバーグをオーブンから取り出していたり、ヨーグルト和えを作っていたりするのが見られました。次に、給食を作っている方たちが実際に使っている作業服や靴、道具を見せていただきました。青い作業服は生肉や泥の付いた野菜などを扱う場合に着ることや、大型しゃもじも肉用とその他など分けていることがわかりました。食中毒対策や衛生管理に大変気を付けている様子が伝わりました。
給食を作っていてよかったことを質問すると、「また○○を出してね」と言われることだそうです。おいしかったからまた食べたいと言われると嬉しいですよね。子どもたちは「揚げパン食べたい」とリクエストしていました。（つづく）

たてわり班で、先週整備した花壇にパンジーを植えました。高学年の児童が率先して花壇に入り、どんどん苗を植えていきます。やり方を見せながら、１年生にポットから苗を出す方法や水のまき方を教えている姿も見られました。こうやって一緒に活動することで、上級生から下級生に仕事の仕方を引き継いでくれています。また、一緒に作業しながら、おうちでも庭の手入れを家族としていることやどんな花を育てているかなどお話することができ、楽しい時間が過ごせました。

水を温めたり、冷やしたりすると水の体積はどうなるのか？という実験をしていました。予想では、全員「変わらない」でしたが、実験をしてみると、お湯で温めたら水位が上がり、氷で冷やしたら下がり、驚いていました。実験のまとめでは、体積は「大きくなる、小さくなる」という言い方をするという、理科という教科として正しい言葉の使い方を学んでいました。実験は上手くいかなかったり結果がばらついたりしますが、予想が合っているか、どうなるかわくわくする楽しい時間です。

今朝は久しぶりの読み聞かせの時間でした。季節に合わせたお話、郷土の作家さんのお話など、読み聞かせの方が考えて準備してくださっています。今日も、自分では選ばないようなすてきな本に出会える機会になりました。どのクラスもお話に聞き入っていました。

先週の金曜日から、毎日休み時間に投打の練習をしています。今日から新たなチームでセカンドステージが始まり、バットを投げ捨てずに指定のかごに入れて走るというルールも加わり、マナーも得点につながります。回を重ねるごとに守備が抜群に上手くなりました。ホームラン級の打球も中継をして最少得点に抑えたり、取ったらどこでアウトにするか、フォローするか先を読んで動いていました。最後の得点を聞いたら、なんと同点！！益々練習にも力が入りますね。見ている側もエキサイティングするほどおもしろいので、やっている側はもっと楽しんでいると思います。次回も楽しみですね。

２の段の九九の学習をしていました。習熟の時間が単調にならないように、最初に、タブレット端末を使って複数の習熟アプリから自分で選んで学習しました。答えを選択したり、自分で書いたり、九九の歌に合わせて歌ったりと、レベルや好みに合わせて選べるので、時間内に複数選んで挑戦できました。２×７と２×８がすぐに答えられないと思った児童は、次の練習は歌を選択して覚えようと何度も聞いていました。また、「車の中で紙を見ながら聞いて覚えてるよ」と見えない努力をしていることを教えてくれました。今日は、研修の一環で職員が多く参観している中、最後まで集中して学習できました。九九はまだ始まったばかりです。自分に合った練習方法で、覚えて使いこなせるようになってほしいと思います。

「コロコロガーレ」という玉を転がして楽しむ造形物のパーツを作っていました。今日は、直角に曲がる通路と曲線カーブの通路を作っていました。通路がいくつかできてくると、つなげてどうなるかという気持ちが出てきたようです。らせん形やS字型など作って、転がり方を想像して楽しんでいました。

繰り下がりの引き算を学習していました。今日は、ブロックを使って計算の仕方を考えるときに、「一人で」「友達と」「先生と」というように、自分に合った学習スタイルを自己選択自己決定して進めていました。それぞれの場では、ブロックを動かしながら決めた相手に説明していました。１つできた後、「説明いいね、他の方法はないかな？」と先生に言われると、違う方法も思いつくことができ、すごいです。最後に、それぞれの計算の仕方を発表すると、「同じだね」「それ私もやったよ」と納得して理解できていました。今日もやる気いっぱいでした。

朝活動の時間に、たてわり班で花壇整備をしました。みんなで協力し、あっという間に４カ所の花壇の草花を抜き、土を耕してくれました。作業途中で、テントウムシやショウリョウバッタを見つけて見せてくれました。バッタは、夏場にはきれいな黄緑色でしたが、今日はやや茶色がかっていて、バッタも秋色に変化していることに気づきました。最後の振り返りの時には、「一生懸命抜いた」「きれいになってよかった」という感想がありました。すっきりした花壇に、春用のパンジー苗やチューリップの球根を来週植える予定です。

「鏡を使って太陽光を集めたところの温度と明るさはどうなるか」について実験していました。１枚、２枚、３枚と光を集めたら温度がどんどん高くなり、光が強くなりました。記録を取っているとき、光が明るい→もっと明るい→さらに明るいなど、明るさを表現するのに苦労している姿が、言葉を一生懸命編み出そうとして微笑ましかったです。最後に９枚で光を集めたら、段ボールが輝き、温度が９０度以上になり、「もっとやると燃えるね」と楽しみにしていたようですが、残念ながらここで終わりになりました。太陽の光を浴びて暖かいという生活経験を実験で確かめることができました。

昼休みに外にいたら、音楽室からジブリ音楽が聞こえてきました。「やつかの子プロジェクト」で自分たちで立ち上げた音楽クラブの子どもたちが次の発表に向けて練習していました。各自がタブレット端末を上手に活用しています。覗いてみると、ドレミの音が降ってくるデジタル鍵盤を見ながら本物のピアノやキーボードを叩いていました。自分のやりたいことだからこそ継続して楽しく練習できるようです。音楽が聞こえてくると思わず口ずさんでしまいますね。日常的に音楽が聞こえてくる学校ってすてきですね。

今日は体育前の休み時間とあって、先週末以上に練習する姿がありました。ネット越えの場外ホームランが何回も出るほど、打球が高く強く飛ぶようになりました。
今日の試合は、練習の成果を発揮し、いつも以上に打球がするどく遠くに飛びましたが、それ以上に守備が工夫できるようになっていました。「フライをキャッチする」「捕った打球を下投げや転がして確実に渡す」「走塁を見て返球方向を考える」など、ファインプレーが続き、一進一退の攻防でいい勝負でした。「勝ったけどもっとできるようになりたい」「今日は負けて悔しいけど、次はもっとできる」と、満足感と向上心が見られました。まだまだエキサイティングTボールは続きそうです。

今朝は、人権教育担当の先生のお話でした。クイズからスタートしました。「女の子が相撲を取るのは変か？」「男の子が化粧をするのは変か？」などの質問に、自分の考えから○×わからないを選びました。正解は「色々な人の話をよく聞いて、自分で考えて自分で決める」でした。「人と違ってもいい」「好きや考え方は人それぞれであり、色々な人がいるからおもしろい」と考えるきっかけになりました。セクシュアルであったりセンシティブであったりするテーマについて、「いいのかな？自分だけ変かな？」と思っていたことを先生や友達と話題にできたことや、「同じ考えの人もいた」「自分はこれでいいんだ」と思えたのではないかと思います。化粧をしてみたいと思った児童に、「自己表現の１つだから、男女関係なく誰でもやってみていいんだよ」と伝えたら、嬉しそうでした。自分も相手もOKという考え方が一層もてたのではないかと思います。

吉井給食センターの栄養教諭をお招きして、家庭科「献立を工夫して」の学習をしました。５大栄養素をバランスよく入れるだけでなく、好みや旬、彩りなども考慮して「理想的な１食分の献立」を考えました。理想的な献立ができたら、給食で提供するかもしれないという話を聞いて、がぜんやる気が出てきたようです。「麻婆豆腐が好きだから、これは絶対入れる」と言って、その他足りない栄養素などもできるだけ好きなものを組み合わせるなど工夫していました。また、「食べたいものが多くて、１つに決められない。３つくらい主食に入れたい」と話す人もいました。用意された料理例だけでなく、給食の献立から自分の好みの料理を見つけて、真剣に考えていました。最後に、各自が考えた献立を発表し合いました。今日は、主食はわかめご飯が多かったようです。「最近出てないから食べたいな」など、つぶやきが聞こえました。どの献立も本当に出たら嬉しいなと思うものばかりでした。おいしい話は会話も弾み楽しく学習できました。

「できる・できない」を英語で伝え合う学習をしていました。始めに、canを使った音声を聞いて絵からそれをしている人を見つけ、canの意味をつかんでいました。次にrun、swim、cook、play soccerなど日常生活にあることの言い方をcanを使った短文で練習しました。自分ができるときには、立ってジェスチャーを付けながらALTの後について声に出して練習しました。最後にランダムに配られた手持ちの英語カードを「I can　〜.」 で伝え合い、交換しながら練習する活動をしました。「I can ride a unicycle.」というカードを交換したとき、「Amazing！」と伝えたら、「ぼく、本当に乗れるよ！」と教えてくれました。学習を通して、子どもたちの得意なことを知ることができ、楽しい時間になりました。

やつかの会の方に干し柿にするための柿をいただきました。５年生が竿に吊るしてお世話をしてくれることになりました。１ヶ月ほど朝に外に出し、帰り前に室内にしまうとできるようです。自宅や祖母宅で作っていると話す子どもも何人かいました。自分の柿を指でなぞり、味を確かめた子どもが「この柿やっぱり渋い」と言っていて、「もう味見したの？」と笑ってしまいました。家庭科で調理実習したりお手伝いをしたりしているので、手際よく入れ物にした鍋も自分たちで洗って片付けてくれました。できあがりが楽しみですね。

「閉じ込めた空気と水」の学習で、空気鉄砲に水を入れて飛ばしたらスポンジ栓はどうなるかという実験をしていました。予想は「飛ばない」「ほとんど飛ばない」でした。実際にやってみるとやはり飛びませんでした。次に、水と空気を半分ずつにしたらどうなるかという実験をしたら、全部水より飛びました。ということは…と考えて水を少し、空気を多くしたら、予想通りポンといういい音と共に遠くに飛びました。
最後に、水を遠くに飛ばすには？という問いの予想では、「間口を細くする」でした。実験キットに入っていた出口を細くするキャップを着けて、水を押し出してみると高く遠くまで放水できました。その後、地面に水で絵を描いたり、真上に放水して自分にかけたりして楽しんでいました。天気がよかったので、楽しい水遊び付き実験になりました。

今日は外で遊ぶのにとってもいい陽気でした。多くの子どもたちが校庭に出て、思い思いの遊びを楽しんでいました。
フラフープを何個も同時に足や腰で回したり、大きいものを長く回せるようになったりしたのを見せてくれました。多胡小は、色々な技ができるフラフープ名人が何人もいてすごいです。
また、体育でやっているTボールの練習をしているグループもいました。「打てるようになりたい」「ボールの返球ができるようになりたい」「勝ちたい」と、体育以外でも自発的に練習していて、やる気を感じました。大きくボールが飛ぶシーンもありました。来週の体育が楽しみですね。