カマキリの卵とカツオブシムシ
先日、地域の方からカマキリの卵をいただきました。校長室の暖かい場所に置いて、ふ化を心待ちにしていました。ふと、気づくと2つ穴が開いていることに気づきました。
これはふ化が近いと思い、校長室前の廊下に置いて、子どもたちにも見てもらったのですが、どうもよく観察するとなにやら茶色の小判の形をした虫のようなものがいます。 「もしや」と思って調べたところ、この虫は「カツオブシムシ」というカマキリの卵に寄生する虫だということが分かりました。 そこで、今日はこのカツオブシムシの観察とカマキリの卵がどうなっているか調べるために、中を割ってみることにしました。たくさんの子どもたちが校長室前に集まってくれました。顕微鏡を使って、カツオブシムシを見たり、カマキリの卵の中を観察しました。卵の中にはカマキリの幼虫は全く見られず、代わりにふ化を待つカツオブシムシの卵がたくさん観察されました。「きもちわりー」といいながら、結構喜んで観察していました。 |
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