1/31 給食【一口メモ】「せんべい汁」について せんべい汁は、青森県の郷土料理です。 江戸時代の後期、飢饉や凶作で米を食べることができなかった青森県八戸市とその周辺を含む南部では、麦やそばを栽培してきました。麦やそばの粉から、やわらかい「麦せんべい」や「そばせんべい」ができ、明治時代になって、かたく焼いた「南部せんべい」ができました。 南部せんべいは、そのままでも、ご飯の代わりの主食としても、間食としても食べられてきました。また、汁の中にちぎって入れる食べ方もしました。これが「せんべい汁」のはじまりです。給食ではいろいろな野菜と一緒に煮込みました。 |
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