11/13 給食【一口メモ】「秋いっぱいご飯」について 今日のご飯の中には、しめじ・舞茸・栗・鶏肉・人参・干し椎茸と、秋のかおりがいっぱい入っています。 特に、干し椎茸に含まれている食物繊維は、腸の働きをよくして、コレステロールや脂肪を減らしたりします。 「舞茸」は、きのこが重なり合って、舞っているように見えることから、この名前がついたと言われています。昔から香り・味ともにおいしいきのことして大事にされてきました。 「栗」は、あまり給食では使われていません。ですが、「くり」は、たくさんある木の実の中でも、昔の人々にとっては主食でした。飢饉の時には、お米の代わりとして食べられてきました。秋いっぱいご飯を食べて、「秋」を感じてください。 11/12 給食【一口メモ】「給食残量調査」について 今日から1週間、子どもたちがどのくらい栄養をとっているかを調べるための残量調査を行います。 この調査期間中は、いつもと片付けの方法が違います。 牛乳の残りは、食缶に入れずにそのままワゴンに返します。 スープやみそ汁は、入っていた食缶に入れます。 和え物やサラダ・炒め物は、入っていたボールに戻します。 残った果物などは、給食室から出したビニール袋に入れて返します。 残ったパンやごはんなども、給食室から出したビニール袋に入れて返します。 このようにして、献立ごとの残量を確認します。 11/9 給食【一口メモ】「さつまいも」について さつまいもは、沖縄では「からいも」、鹿児島では「琉球いも」、関東では「さつまいも」と呼ばれています。 江戸時代、雨が降らずに、日照りが続く年がありました。お米も野菜もできなくて、たくさんの人々が、おなかをすかせて死んでしまいました。 そんなとき、青木昆陽という人があらわれて、みんなに「さつまいもの作り方」を教えたので、おいしいお芋を食べて、助かることができました。 さつまいもには、おなかの調子をよくする「食物繊維」がたくさん含まれていて、じゃがいもの2倍もあります。ビタミンAやビタミンCも多く含んでいるので、体の疲れをとってくれたり、かぜをひきにくくしてくれます。 今日は、さつまいもを給食室で蒸して、ごはんに混ぜました。 11/8 給食【一口メモ】「キムチ」について 今日のの「豚キムチ丼」に、キムチを使っています。 キムチとは、韓国発祥の辛い漬け物のことです。体を温めてくれる働きがあります。キムチに唐辛子が使われるようになったのは、17世紀の後半ごろからです。このころから、キムチの作り方がいろいろになりました。それまでは、薬味に、にんにく・さんしょう・しょうが・塩を使うだけの単純な漬け物でした。現在の白菜キムチを例に取ると、薬味には、粉唐辛子・にんにく・ねぎ・にら・しょうが・昆布・果物の細切り・塩辛などを使っています。 最近、寒くなってきているので、キムチや大根、れんこん、ごぼう、しょうがなど、体を温めてくれる働きがある食べ物を、積極的に食べましょう。 11/7 給食【一口メモ】「豆乳クリームスパゲティ」について 今日の「豆乳クリームスパゲティ」は、新メニューです。 豆乳と牛乳でクリームをつくりました。ミートソーススパゲティと同じようにスパゲティにクリームソースをかけて食べます。 玉ねぎ・人参・マッシュルーム・しめじ・コーン・チンゲンサイなどの野菜と鶏肉・ベーコンを、手作りのホワイトソースでからめて作りました。 スパゲティは、イタリアの「めん」のことです。日本でとれる小麦と違って、固い「デュラム小麦」という小麦から作られています。デュラム小麦から作られるのは、300種類以上のパスタです。スパゲティ・マカロニ・ラザニアなど、たくさんあります。みなさんは、どれくらい知っていますか? 11/6 給食【一口メモ】「鶏肉」について。 関西地方では、鶏肉を「かしわ」と呼んでいます。それは、昔、中国から輸入された「鶏」が黄色い色をしていたことから、「黄鶏」と書いて「かしわ」と読み、その呼び名が今でも使われているものだといいます。 鶏肉は、柔らかくて脂肪が少なく、消化がよいことから、特に病人やお年寄りに喜ばれ、利用されています。現在、食べられている鶏肉は、ブロイラーがほとんどです。低エネルギーで、たんぱく質も多いので、脂肪などの栄養の取り過ぎに注意している人たちにも人気があります。今日は、鶏めしに使っています。 11/5 給食【一口メモ】「きな粉」について 今日の揚げパンは、きな粉揚げパンです。 きな粉は、大豆から作られています。大豆を炒って、皮をむいて、細かく挽いた粉です。熱を加えることにより、大豆特有の臭みが抜けて、香ばしい香りになります。 大豆はタンパク質が豊富で、「畑の肉」と呼ばれるほど、栄養ばっちりな食材です。 揚げパンは、給食室で一つ一つ丁寧に揚げています。今日も620個のパンを揚げて作りました。 11/2 給食【一口メモ】「根菜類」について 根菜類とは、植物の根っこの部分を食べる食べ物のことです。 例えば、ごぼうやれんこん、大根、にんじん、かぶ、さといもなどです。 これらの野菜は、土の下に埋まっている部分を食べています。 根菜類は、冬に旬を迎え、体を温めてくれる働きがあります。 今日のみそ汁の中には、大根、にんじん、さといも、ごぼうが入っています。 季節の食べ物を上手に食べて、体調を整え、かぜをひかない元気な体をつくりましょう。 11/1 給食【一口メモ】11月の「給食目標」について 今日から11月です。 今月の給食目標は、23日の勤労感謝の日にちなみ、「感謝して食べよう」です。 給食を作るために、たくさんの命をいただき、たくさんの人が携わってくれています。 たくさんの苦労や尊い命に、毎日、感謝しながら残さずに食べましょう。 10/31 給食【一口メモ】「スーミータン」について みなさんの中には、「スーミータン」という名前や発音の印象から、酢の入ったすっぱい味の料理をイメージする人がいるかもしれません。 実は、中国語で「スーミー」とは「とうもろこし」を、「タン」は「スープ」をあらわします。 「とうもろこし」の甘みを生かして、卵と片栗粉でとろみをつけた、さめにくいスープは、寒さを感じはじめるこの時期にピッタリです。 10/30 給食【一口メモ】「サンマ」について おいしい「秋のサンマ」はもう食べましたか? サンマは、冷たい水が好きな魚で、オホーツク海から北海道・三陸・房総沖を回ります。9月の終わりから10月の始めに、三陸沖にさしかかったサンマは、脂がのって食べ頃になります。 肌をツヤツヤさせるビタミンAは、牛肉の12倍もあり、体が大きくなるのに欠かせないカルシウムも牛肉の4倍ふくまれています。それにタンパク質も豊富で「サンマが出ると、あんまが引っ込む」といわれるほど 栄養抜群の魚です。 今日のサンマは、給食室で揚げて、タレをつけて、ごまをふりました。 10/29 給食【一口メモ】「おっきりこみ」について 「おっきりこみ」は、幅広の麺を、旬の野菜やきのこなどと一緒に煮込んだ料理です。 味付けは、醤油を使うことが多いですが、味噌を使うものもあります。 群馬県は、年間を通して晴れの日が多い気候と水はけのよい土壌に恵まれているため、古くから小麦栽培が盛んだったので、小麦から作られる「粉もの食」が発展してきました。その代表格と言えるのが「おっきりこみ」です。 「おっきりこみ」という名前の由来は、伸ばした生地を麺棒に巻いたまま包丁で「切り込み」を入れ、麺を切っては入れ、切っては入れたので、「おっきりこみ」と呼ばれるようになりました。 10/26 給食【一口メモ】「切り干し大根」について 切り干し大根とは、大根を細く切って、天日干しにして作られた食べ物です。 生の大根を乾燥させているので、その分、栄養分も濃縮され、栄養価が高い食べ物です。 今日のような「和え物」のほかにも、炒めたり、煮物にしたり、ビビンバに入れたりと、いろいろな料理法があるので、ぜひ、家庭でも作ってみてください。 10/25 給食【一口メモ】「チンゲンサイ」について 今日のスープには、高崎でとれた「チンゲンサイ」が入っています。 チンゲンサイは、高崎で一年中作られていて、とれる量もたくさんあるそうです。 シャキシャキした歯ざわりとほのかな甘みがあり、煮崩れしにくいので、炒めて食べるだけでなく、煮込み料理にも使われます。日本にある「しゃくし菜」と同じ仲間で、葉の形が「しゃく」によく似ていて、葉は緑色の長めの丸い形で、軸の部分がうすい緑色をしていますが、ゆでるときれいな緑色にかわります。栄養たっぷりのチンゲンサイをたくさん食べてくださいね。 10/24 給食【一口メモ】「パン」について 今から4000年ほど前の古代エジプトでの話。それまでのパンは、小麦粉を水でこねて焼いただけの固いおせんべいのようなものでした。ある日、一人の怠け者が、小麦粉をこねてはみたものの、焼くのが面倒になり、投げ捨ててしまいました。翌朝、拾い上げてみると、何とも香りのよい、ふっくらとした生地に生まれ変わっていたのです。それを焼いてみたところ、それまでに味わったことのない、口当たりのよいおいしいパンができあがったということです。どうやら、空気中の酵母菌がついて、発酵したようです。これがパンのはじまりです。 10/23 給食【一口メモ】「ごぼう」について ごぼうは、大昔の日本にはなかったそうです。地中海沿岸から西アジアやシベリア・中国などで、広く雑草として生えていましたが、不思議なことに、食べているのは日本人だけのようです。 中国から薬草として伝えられ、古くから宮中料理に使われていたものが、江戸時代には一般庶民にも食べられるようになり、大切な野菜の一つになりました。 鶏ごぼうピラフは、名前のとおり、ごぼうがたくさん使われていて、不足しがちな食物繊維がとれます。無機質のリンやカルシウムも多く含まれていて、わたしたちの体にとても役に立つ野菜なのです。 10/22 給食【一口メモ】「ねぎ」について ねぎは、ユリ科の多年草で、原産地は中国西部あたりとされています。3000年以上の歴史を持つ古い野菜の一つです。日本では、奈良時代から食べられています。 関東で「ねぎ」といえば、白いところの多い「根深ねぎ」のことをいいます。 ねぎ特有の辛味成分「アリシン」は、この「根深ねぎ」に多く含まれ、食欲を増し、消化を助け、体を温め、冷え性を防ぐ血行作用があります。 今日の「ねぎスープ」にたくさん入っています。 また、今日のガーリックパンは、給食室で一つずつガーリックマーガリンを塗ってから オーブンで焼きました。 10/19 給食【一口メモ】「金時豆」について 今日の給食の煮豆は、インゲン豆の種類の中の「金時豆」といいます。 金時豆は、インゲン豆の代表的な種類です。北海道で栽培されているインゲン豆の内、金時豆が約7割を占めています。 金時豆は、粒の形が良く、味もよいことから、煮豆に最も適した豆とされてきました。 金時豆は、糖質とたんぱく質が主な成分で、脂質はほとんど含まれていません。 また、日本人に不足しがちなビタミンB1などのビタミン類や鉄、カルシウムを多く含んでいます。 この「金時豆」の「金時」って何だと思いますか? 「金時」というのは、坂田金時のことをさすのだとか。坂田金時の幼いころの名前は「金太郎」です。坂田金時は、いつも赤い顔をしているので、赤いものを「金時」と例えるようになったのが始まりのようです。 今日の煮豆は、給食室で煮ました。 10/18 給食【一口メモ】「群馬の和風カレー」について 今日のカレーは、秋の味覚、さつまいも、だいこん、ねぎを使ったカレーです。ほくほくとしたさつまいもが入っているので、いつもよりやさしい甘みを感じるカレーです。 学校給食で人気のカレーは、もともとはインドの料理で、肉や野菜をさまざまなハーブで煮込んだものです。18世紀にインドからイギリスに伝わり、明治時代の初めにイギリス料理として日本に伝わりました。それから100年あまり、もう日本の料理「カレーライス」ですね。 今日は群馬のいろいろな食材が入っています。 10/17 給食
今日の給食は、黒パン・ペペロンチーノ・ミネストローネ・牛乳です。
諸事情により、写真が撮れませんでした。 【一口メモ】「ペペロンチーノ」について 本場イタリアでは「アーリオ・オーリオ・ペペロンチーノ」といいます。 「アーリオ」は「にんにく」、「オーリオ」は「油(特にオリーブオイル)」「ペペロンチーノ」は「赤とうがらし」のことです。 直訳すると、「にんにく・オリーブオイル・赤とうがらし」となります。 使う材料が、そのまま料理の名前になっています。 このスパゲティは、イタリアでは「絶望のスパゲティ」と呼ばれています。 その理由は、いろいろありますが、その一つに「貧乏のどん底でも、オリーブオイルとニンニクととうがらしさえあれば何とかなるパスタ」というのがあります。 給食では、にんにく・オリーブオイル・とうがらしのほかに、たまねぎ・キャベツ・ブロッコリー・エリンギ・しめじ・ベーコンが入っています。 |
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