とってもイイ香りの花なのに…

中居小周辺では、あまり見られませんが、利根川の河川敷(サイクリングロード)あたりでは、甘くてとってもイイ香りのする花が咲いています。花に特徴があるので、スグに見分けられますし、何よりも甘い香りで分かります。ところが、こんなにイイ香りなのに、付いた名前が【クサギ(臭木)】というのです。その理由は、葉が臭いからなのですが、以前紹介した【ヘクソカズラ(屁糞葛)】と同じく、茎や葉が臭いことで何ともかわいそうな名前になってしまいました。これらのことから分かるのは、昔の人は花の可憐さよりも枝や葉が生活に役立つ方が、とっても大事であったということです。クサギの若葉は食用になったそうですし、実は草木染に重宝したそうです。名前から先人と植物の関係を知るのも面白いですね。
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行事予定
8/31 夏季休業最終日