サケの卵飼育日記【9】

 理科準備室で飼育しているサケの水槽ですが、孵化してしばらくしてから、水面に白い泡が発生するようになりました。水のろ過は十分に行っているし、エサもあげていないのですから、水がクリアなのに泡が発生するのは、どういうことなのでしょう?
 調べてみたところ、これは水槽を起ち上げるときに良く起こるケースなんだそうです。水槽のガラスや水底の砂利などに、たんぱく質を含む【油膜】が発生することがあり、水槽にいるバクテリアが、水中のたんぱく質を分解しきれない時に泡が発生するのだそうです。最近のろ過材はバイオタイプなので、ろ過をしているうちに水中にバクテリアが繁殖できるようになっていますが、水槽の大きさや水温等によって、バクテリアが十分にはたらけない場合もあるとのことです。
 この場合のいちばんの対処法は、水を交換することだそうです。くみおき水を3分の1くらい交換しながら様子を見ると良いそうです。また、ろ過器からの落下水が泡を立てないように、水を多めにすることも工夫の一つのようです。さっそく試してみましたが、泡の発生が少なくなりました。稚魚はデリケートなので、コンディションの維持にも気を使いますね。
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行事予定
1/6 仕事始め 冬季休業最終日
1/7 3学期始業式
1/8 身体測定5・6年 委員会
1/9 身体測定3・4年
1/10 縦割り班活動 身体測定1・2年・なかよし