ヨコヅナサシガメという昆虫を知っていますか?

 休み時間に、6年生が
 「すごく面白い虫を見つけました!」
 と知らせに来てくれたので、校庭に出てみると、サクラの木にいかつい虫がいました。
 これは、「ヨコヅナサシガメ」という、カメムシの仲間です。もともとは外来種ですが、サクラの木に良く集まる虫なんです。幼年期は鮮やかな赤色(写真中)ですが、成長すると黒く(写真上)なります。見た目にもきれいなので、子どもたちの興味を引いたのでしょう。
 ただし、このヨコヅナサシガメに刺されると、かなりの激痛を伴います。大人でも声を上げてしまうほどの痛みなので、むやみに触ってはいけません。さっそく校内に連絡をして、注意喚起を行いました。これだけ聞くと、危険な虫に思えますが、サクラに宿る毛虫を食べるので、悪者扱いはできません。大事なことは、正しい知識をもって、静かに見守ることです。
 身近な自然に関心を持つことは良いことですね。
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