いつも元気な鼻高小の児童

感嘆符 ブラックパネルシアター

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 3月10日の午前9時から約50分間、6年生を対象にした「ブラックパネルシアター」が行われました。上映してくださったのは、本校の読み聞かせを行ってくださっている方を中心にした木暮文惠さん、新居秀子さん、須藤千鶴子さん、飯沼由美子さん、大森伊津子さんの5名の方々です。

 暗室にした図書室の中。ブラックライトに照らされた蛍光塗料や切り絵で描かれた紙芝居。神秘的な彩りを放ちながら、そしてBGMなどの音響効果が加わり、「銀河鉄道の夜」の読み聞かせが進みます。

 じっと見入る6年生たち、じっと聞き入る6年生たち。6年生への「はなむけ」として、上映してくださった5名の方の気持ちが六年生の心に届きました。

 上映後「静かにきいてくれて、ありがとうございました。」と挨拶された木暮さん。
6年生のために前日から準備し、多くの労力と時間を費やしたにもかかわらず、この言葉を述べられた木暮さんの心。
 この心も受け止めてくれた子が何人もいたはずです。

感嘆符 あいさつ運動の吉田さん復帰!

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 もうお気づきの方も大勢いらっしゃることと思いますが、仕事場でのお怪我のため、校門前でのあいさつ運動を長くお休みしていた「あいさつ支援隊」の吉田好夫さんが、2月23日の月曜日から、あいさつ運動に復帰されました。

 吉田さんは、細谷俊雄さんと同じで、毎朝校門に立たれ、あいさつ運動を行っている方です。もう9年目になりました。子どものため、地域のためとの思いから始めたあいさつ運動。

 退院され、学校に挨拶に来られた1月下旬、「6年生が卒業する前に、あいさつ運動に戻りますよ。6年生を見送らないとね。」と。

 朝、吉田さんと一緒に校門に立てる私の喜び。それ以上の喜びを感じている子どもが、何人もいます。子どものあいさつや表情から感じ取れるそんな朝が続いています。

感嘆符 高○○○さん 厚生労働大臣賞受賞 !

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 昨年の11月、6年生の校外学習で訪問した東京都千代田区九段にある「昭和館」。昭和館は、戦争をキーワードに、戦前から戦後の激動期にあった日本の生活の様子が展示されている国立の博物館です。
鼻高小学校では、ここ数年、鈴木徹教諭の想いで、近代史の生きた学習を行わせるために、ここを訪れています。訪問後は、学級で見学を深める社会科の学習を進め、そのまとめとして昭和館が行っている小中学生が参加する「見学作文コンクール」に応募してきました。

 この度、昭和館より、本年度の審査結果が送られてきました。高○○○さんが、最高の賞である「厚生労働大臣賞」(1名のみ)を受賞しました。また、黒○○○さん、前○○○さん、中○○○君の3名が、佳作(25名)に選ばれました。なお、佳作の上位にあたる賞は合計10名分しかなく、佳作に入ることも大変名誉なことです。

 四名の入選を心より祝福するとともに、本校にとっても、とても栄誉なことと、四名の児童に感謝しています。
おめでとう! ○○さん、○○さん、○○さん、○○君!

感嘆符 六年生を送る会 落ち着いて 和やかに

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 3月6日の金曜日、午後1時半から、本校体育館で「6年生を送る会」を行いました。この1年間、ファミリー班活動や登下校など、学校生活の様々な場面で、下級生の世話をし、手助けをしている場面を数多く見てきました。また、運動会を始め、多くの学校行事で最上級生としての自覚を持ち、行動で現してくれている姿も数多く見てきました。そんな6年生に対して、下級生のそれぞれが、感謝の気持ちを学年の出し物で一生懸命に表していました。

 1年生の音楽劇「大きなカブ」、2年生は「こぎつね」を合奏し、3年生は縄跳びを使った「創作リズムダンス」、4年生は「花咲かじいさん」を劇で行い、そして5年生は6年生の思い出を綴った「創作劇」でした。この他にも、全員で歌った「いじめ防止キャンペーンソング『Yの花』」や6年生が加わった最後の金管バンド演奏など、一人一人が一生懸命に練習し、真心のこもった姿を表していたことに、深く心を打たれました。

 そして六年生は「雷光」。真剣な眼差しで舞う雷光、臨海学校で初めてその姿を目にし、運動会や雷舞フェスティバルなど、常に全力で取り組む姿勢は、この日も変わりはありませんでした。このメンバーで舞う最後の雷光、カメラだけでなく私の脳裏にも深く焼き付けました。

(たくさんの保護者の方がお越しくださいました。感謝致します。)

ポリオワクチン 6人分

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  (写真:NPO法人世界の子どもにワクチンを日本委員会HPより)

 手や足に麻痺が残る病気ポリオ(小児マヒ)をご存じでしょうか。主に幼い子どもがウィルスに感染し、発症しても治療法がなく、ワクチンで感染を防ぐしかない病気です。日本では、昭和35年に患者数が5,000人を超えるほどの大流行となりましたが、ワクチンの導入により、昭和55年以降は患者が出ていません。
 しかし、南西アジアやアフリカの一部では、ワクチンの不足から、未だに流行が続いています。特に昨年は流行が拡大したそうです(WHO)。

 ご存じのように、本校ではご家庭のご協力をいただき、ペットボトルのキャップ回収を長年行って来ました。通常、キャップはゴミとして捨てられてしまいますが、これを回収業者に渡すことで、プラスチックとして再生されます。そして、その対価が「世界の子どもにワクチンを 日本委員会」に寄附され、ワクチンの費用となります。
 昨年の11月下旬、本校に集められた10.5kgのキャップが、回収業者の群成舎(高崎市上並榎町)さんに渡されました。そして今月、約6人分のワクチンとなったとのお礼状が届きました。「10kg集めて6人分しか」との考えもあろうかと思いますが、「捨てられてしまうキャップを、多くの温かい人の思いでつないだ6人分」との考えもあります。
 今も後遺症で足を引きずりながら生活している同級生のことを思うと、皆様のご協力に感謝が溢れてきます。

 「校長先生!」と言って、笑顔でビニル袋一杯のキャップを届けてくれた子も1人や2人ではありません。気がついた時でけっこうです。お子さまを通して、キャップを学校にお届けください。皆様の変わらないご協力を引き続きお願い致します。

 追伸)この通信を出した翌朝、あいさつ運動をしている私の所に、笑顔とともにキャップの入ったビニル袋を届けてくれました。外は真冬でも、心は春になりました。

  (参考文献:厚生労働省HP;ポリオとポリオワクチンの基礎知識)

感嘆符 3学期は、まとめと準備の学期

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     (けじめ!書き初めに無言で取り組む6年生。)

3学期の始業式で次のような話を子どもたちにしました。

 3学期は、「まとめ」と「準備」の学期です。学校で皆さんが学んでいることは、勉強と行動です。
 「まとめ」とは、自分は今の学年にあった勉強をしてきたのか、今の学年にあった行動が取れてきたのかを振り返り、できるように努力することです。
 「準備」とは、次の学年にあった勉強に進めるように、次の学年にあった行動が取れるように、準備することです。6年生は中学生に向けて、5年生は鼻高小のリーダーに向けて、4年生は高学年に向けてなど、それぞれの学年がまとめと準備をしてください。

 そのためのキーワードは、「けじめ」です。けじめがあるとは、「分別がある。節度がある。自制や自重ができる。礼儀がある。 悪ふざけしない。」などです。そして、「けじめは、あいさつと返事で始まります。けじめは、素直な心から生まれます。けじめは、努力と勇気で進みます。」
 この3学期は、けじめをつけた行動で、まとめと準備に取り組んでくださいと話しました。

今学期のキーワード「けじめ」を、全職員とともに鼻高小の子どもたちに広めていきたいと考えています。

Yの花

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 11月上旬、学校に1枚のCDが届けられました。
 いじめ防止プロジェクトのキャンペーン・ソング“Yの花”が入ったCDです。二学期の人権集中学習期間(11/25〜12/12)が始まる11月25日の朝礼で、この歌を紹介しました。4月から撮りためていた子どもたちの笑顔の写真100枚をスクリーンに映しながら・・・・・。

 2日後の水曜日、お昼の放送がリクエスト曲を流してくれる日でもあり、放送委員にお願いすると、嬉しそうにCDを持って行き、Yの花を流してくれました。実は、6年生が朝礼の後に書いた感想文の中に何人もの人が、Yの歌を広めて、いじめのないいい学校にしたいと書いてくれていたからです。その日、出張だった私は、放送で流れるYの花を聞きながら学校を後にしました。

 夕刻、学校に戻ると、昼休みに数名の1年生が職員室にやって、「校長先生に、Yの歌はいい歌なので、また放送で流してほしいと伝えてください。」と教頭に伝えたそうです。他の学級の担任からも、子どもたちが嬉しそうに、そして静かに聞き入っていたと伺い、翌日のお昼の放送でも無理を言って流してもらいました。

 翌週もリクエスト曲を流す水曜日に、Yの花を流しました。放送内容が決まっている放送委員に迷惑をかけたくなかったからです。しかし、この日を境に、多くの子どもたちからお昼の放送でかけて欲しいとの声をたくさんいただき、翌週の十二月一日から毎日かけるようになりました。

 Yの花のYは、4つのYを指しています。勇気、夢、優しさ、友情のYです。スローで穏やかなメロディーの中、聞く人の心にそっと優しいメッセージが伝わってくる曲です。そして、いじめをなくそう!優しくなろう!という気持ちになる曲です。

 12月12日、朝の音楽集会がありました。音楽主任の吉澤教諭と四年生の集会委員がYの花を手話ソングにして、みんなに紹介してくれました。さびの歌詞を口ずさみながら、優しい顔で振り付けを覚えて踊る子どもたち。心に込み上げるものがあり、恥ずかしながら集会の終わりに、「ありがとうね。」としか伝えられませんでした。

 Yの花は、今も放送でときどき流れ、子どもたちが口ずさんでいます。

感嘆符 「どうしたの?」 叱る、褒めるはその後で

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「また、妹を泣かしてる!」
「頼んでおいたお手伝いが、何で出来ていないの!」
「ダメだって言ってるのに何でまたするの!」

 子どもに限らず、人は様々な行動を起こします。そして、その行動の裏側には必ず訳があります。行動を起こす理由があります。

 しかし、親は、つい頭ごなしで叱ってしまいます。訳も聞かずに叱ってしまいます。子どもが同じ過ちを繰り返すほど、次第に強く叱ってしまいます。私の子育ても、その例外ではなかったかもしれません。

 ある雑誌に精神科医のコメントが載っていました。「人格障害を患っている患者さんの多くが、親や祖父母に怒鳴られる日々が当たり前で、極端に誉められた経験が少ない方です。」とありました。とても悲しい話です。これは、訳もわからず怒られ続け、納得のいかないまま反省させられ続け、親からダメな子と思われ続けた結果なのかもしれません。

頭ごなしの叱りのあとは・・・
 頭ごなしに叱ってはいけないとよく言われますが、長い教員生活の経験から、私は頭ごなしに叱ることが、すべて悪いこととは考えていません。
 命や身体に危険が迫っている場合や、明らかに悪いことと分かってわざと行っている場合は、すぐにやめさせるため、頭ごなしに叱ることが必要です。
 しかし、この場合でも直後に「どうしたの?」「何でそうにしたの?」と訳を聞くことが必ず必要になります。そうでないと、次につながりません。

「どうしたの?」叱る、褒めるはその後で
 先日も、職員に「子どもたちの行動の裏側には必ず理由があります。その理由を聞き出すことから指導を始めてください。」と伝えました。

 「どうしたの?(何でなの?、何があったの?)」と声をかけると、ほとんどの子どもは弁解をしたり、理由を話そうとしたりします。
 そして、行動の裏側にある本当の理由を聞きだして、誤った考えであれば諭してあげ、正しい道を示してあげる。辛い思いがあるのであれば、その気持ちを受け止め「大変だったね」「辛かったね」と共感してあげる。正しい思いから行った部分があれば、そこは認めて褒めてあげる。
 そして、子どもの次の姿に期待してあげる。

 文にすれば簡単なことですが、いざ家庭で行うとなると、忍耐や労力、時間も掛かることになります。また、思いを言葉で上手に伝えられない子もいれば、言わなくても分かって欲しいという場合もあるでしょう。
 でも、子どもの成長を考えるとこの方法が最善の道ではないでしょうか。 

火事と母の日、善行者表彰

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 11月28日(金)の朝、校区の区長様を始め地域のご来賓の前で、表彰式が行われました。健全育成標語と今年の善行者の表彰でした。

 善行者は2名で、鼻高地区の方の推薦をいただいて審査会で認定されたものでした。推薦理由の要約を紹介します。

4年 ○○○○くん
 平成26六年1月14日、県営団地十階の北側の土手で火災が発生していることに気づき、すぐに区長に連絡をいれることで、火災の延焼を防ぎました。

5年 ○○○○くん
 母の日も過ぎた5月22日の夕方、ふと○○君が訪ねてきて「外のバラをいただけませんか」とのこと、訳を尋ねると「母の日にプレゼントをしたかったのに何も出来なかったので、もしこのバラをいただけたら母にあげたい」と話してくれました。バラを切ってあげるとお礼を言って、嬉しそうに持ち帰りました。

 数日後、「ありがとうございました。喜んでくれました。これお礼です。」と、たぶん自分のおやつと思われるお菓子を差し出してお礼にきました。「いいんだよ。お菓子は自分で持っていてね。それよりお母さんに喜んでもらってよかったね。」と話しました。その後も、会うたびにきちんと挨拶をしてくれています。

 2人を祝福する全校児童の笑顔と拍手が、体育館に満ちました。

全員が頑張り抜いた持久走記録会

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 晴天の穏やかな日差しの中、11月27日(木)の3,4校時を使って、校内持久走記録会を行いました。

 当日は、剣崎駐在所の小林所長さんを始め、交通指導員の皆さん、PTA本部役員や環境委員の皆さんのご協力をいただきながら、安全に記録会を実施することが出来ました。また、たくさんの保護者の方も応援にお越しくださり、熱い声援をどの子にもかけてくれました。ありがとうございました。感謝に耐えません。

 記録会は、低学年、中学年、高学年が男女に分かれて、それぞれ950m、1300m、1850mのコースを走りました。持久走が得意な子も不得意な子も、どの子も自分の持てる力を一生懸命発揮しようと頑張っている姿に、深い感動を覚えました。
 また、子どもたちも、自分と戦いながら最後まで頑張った経験を通して、自信を深めてくれたと信じています。

 特に、今年の記録会では、三名の児童が新記録を樹立するという快挙もありました。これも、本人達の努力はもちろんですが、応援や支援してくださった方々のおかげと感謝しております。

感嘆符 お世話になりました 30周年記念式典

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 11月15日、晩秋の快晴の中、つつがなく開校30周年記念式典を挙行することができました。これも、井ノ瀬会長を始め保護者の皆様や地域の皆様のご支援とご協力、そして何より児童の頑張りのお陰と、深く感謝しております。紙面で失礼かと存じますが、ここに深く感謝の意を表します。ありがとうございました。

 さて、式典の式辞の中で、夢や希望についてお話しさせていただきました。その一部を掲載させていただきます。お読みいただければ幸いです。

 「記念式典のリーフレットに自分の夢や希望を書きましたね。人は、夢や希望を持つことがとても大切です。なぜならば、人は、ああになりたい、こうになりたいという夢や希望がないと、成長できないからです。たとえ小さな夢や希望でもかまいません。夢や希望が変わってもかまいません。夢や希望を持つことが、頑張ろうという力、エネルギーになるのです。皆さんは、それぞれがこの世の中にたった一つしかない大切な存在です。せっかくこの世の中に生まれてきたからには、夢や希望を持ち、それに向かって突き進もうではありませんか。そして、たった一つの大切な自分を育てるのは、自分自身だということを忘れないでください。
 結びに、保護者の皆様にお願いがございます。鼻高小の子どもたちは、鼻高の豊かな自然と、お家の方の愛情に支えられて成長しています。私たち大人は、この豊かな自然にも増して、深い愛情と強い情熱を子どもたちに注ぎ込まなければなりません。一人一人の掛け替えのない子どもたちのために、ともに手を取り合って、参りたいと存じます。ご協力をお願いいたします。」

 若さとは何でしょうか。「年齢」など様々な定義があろうかと思いますが、「可能性」もその一つではないでしょうか。子どもたちには、サッカー選手、野球選手、保育士、看護師などいろいろな職業につく可能性があります。また、職業以外にも、人に喜ばれる生き方、人に愛される生き方、地位や名声、財産などもあります。私たちの周りにいる子どもたちは、それぞれ一人一人が様々な可能性を持ち、大切な時を過ごしています。

 私たち大人は、その可能性を信じ、導き、伸ばすことが肝要だと思います。そのためにも、親子で夢や希望を語り合う時間が大切になるのではないでしょうか。

感嘆符 街角から 大きな拍手をいただいて

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 第25回高崎マーチィングフェスティバルが、10月11日、12日の土日に行われました。

 今年も、本校の金管バンドが12日に行われたパレードに参加しました。バンドは4年生から6年生までの有志24名で結成しています。4月の練習開始から夏休みも含めて、メンバーは、朝や放課後に毎日のように練習をしてきました。

 パレードは、高崎シティーギャラリー前をスタートし、シンフォニーロード、東国文化歴史街道を経て城南球場まで行いました。この間、子どもたちは重い楽器を演奏しながら演奏を一度も止めることなく、40分以上の行進を行いました。演奏曲は、「聖者の行進」と「音楽の好きな街」で、交互に演奏しながら隊列を崩さないで、見事なパレードが行えました。

 鼻高小の前は、総勢77名の城東小、更にその前には130名を超える埼玉栄中学高等学校でした。本校は、僅か24名の児童に職員2名がゲスト出演した26人の演奏でしたが、沿道にいらっしゃる多くの方々から、温かい拍手をいただくことができました。

 パレードの一員として先頭の左脇を歩きながら、沿道の方々からのご声援と子どもたちの軽やかな演奏、そして必死の頑張っている子どもたちの姿に包まれ、最高の空間と時間に浸っていました。そして、ここまで指導してくれた吉澤教諭とそれに応えてきたくれた子どもたちに感謝しながら、足を進めていました。

 次は、30周年記念式典です。そのリズミカルな演奏と美しい音色が体育館に響き渡ることを期待せずにはいられません。

感嘆符 ご声援 ありがとうございました

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 開会式が始まる頃には、来賓者席がいっぱいになってしまい、本部席の後ろに座っていただくなど、大変ご迷惑をお掛けし、申し訳ありませんでした。

 「例年はこんなには、いらっしゃらなかった。」と本校に長くいる職員に聞き、嬉しくてたまりませんでした。日頃から申し上げているように、本校は「鼻高町の方々」から見守られ、また助けられながら、歩んでいます。その象徴のように、たくさんのご来賓にお越しいただき、子どもたちの活躍をご覧いただく運動会を開催できましたことを深く感謝しております。

 また、保護者の皆様には、朝早くから閉会式終了まで、ご声援をいただきありがとうございました。これまた、職員から「今年の保護者の方は、閉会式終了までいてくださる方が多くてよかった。」との声が出ました。私も全く同感でした。いろいろとご多用な中、最初から最後までご声援をいただき、ありがとうございました。
 また、自分の子だけでなく、様々な子どもたちにご声援やお声がけいただきましたことにつきましても深く感謝しております。

(PTAの役員の方々には、朝早くから準備いただき、終了後の片付けまで本当にありがとうございました。お陰様で、滞りなく運動会を開催することができました。感謝申し上げます。)

感嘆符 あふれ出る涙は 努力のあかし!

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 何年ぶりでしょうか。こんなに感動的な運動会の閉会式に出会えたのは。ほとんどの6年生が、涙を流していました。

 閉会式の壇上に立ち、彼らの姿を見ながら、私は涙をこらえていました。彼らの尊い姿に見合った言葉をかけてあげたい。この日まで頑張り続けてきた努力と想いに見合った言葉をかけてあげたい、と涙をこらえていました。

 6年生にとって最後となる運動会を、10月4日に行いました。夏休み明けの約1ヶ月間、6年生達は自分の団の優勝を目指して懸命に取り組んできました。それは自分たちの出場種目はもちろんですが、入場行進や開閉会式、そして応援合戦において顕著に現れていました。

 自分の団が上手に行進や開閉会式などができるよう、進んで模範を示し、そして、後輩がきちんと行動できるように優しく、時に厳しく導いていました。また、応援合戦の内容やその練習場所などを決め、団の心が一つになるように練習を積み重ねて来ました。まさに団の父や母として努力してきた一ヶ月でした。

 後輩の中にも、五年生や四年生などの中から、六年生の想いに応えようとする子が何人も現れて来ました。

 優勝・榛名団、準優勝・赤城団、第三位・妙義団と、結果はことなりましたが、それぞれの団が費やしてきた日々の尊さは、等しいのではないでしょうか。優勝を目指して団をまとめてきた六年生と、それに答えようとした後輩の想いの尊さは等しいのではないでしょうか。

 費やした努力や想いが強いからこそ、涙があふれ出る。

 他の学校では、なかなか見られない鼻高小の運動会。来年も、再来年も続けていかなければ、そう決意を固くした運動会でした。

感嘆符 一日一日の積み重ね 初秋の尾瀬

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 どんよりとした曇天の朝、マイクロバス2台に分乗して出かけた尾瀬学校。

 9月11日、4年生が楽しみにしていた尾瀬学校が行われました。
 出発して間もなく、バスはワイパーを動かすことになりました。沼田インターを過ぎ、片品村の戸倉に着いても小雨はやまず、「尾瀬登山をあきらめましょう。」との尾瀬ガイドさんの声。「せめて、尾瀬の玄関口である鳩待峠だけでも見せたい。」との思いでバスを進めました。

 鳩待峠に着いた頃には、雨が上がり、曇り空となりました。4名の尾瀬ガイドの方に引率され、4班に分かれて林間を進み、尾瀬ヶ原を目指しました。徐々に晴れ間が見えだし、木漏れ日も差し込むようになりました。尾瀬ヶ原に着いた頃にはすっかり好天となり、みんなで楽しく昼食を取りました。

 食後は、もちろん尾瀬ヶ原へ。事前学習の成果もあり、子どもたちは好奇心旺盛に、様々な動物や植物に歓声をあげ、熱心に観察や写真撮影を行っていました。

 4月当初は、人の話が聞けず、少々やんちゃな4年生でしたが、列を崩さず、尾瀬ガイドさんの話を熱心に聞き、班員を気配りする班長や副班長の姿をたくさん見るにつけ、大きな成長を感じられずにはいられませんでした。
 
 一日一日の行い、その積み重ねが、子どもたちを変えている。たくさんの笑顔と優しさ、思いやりと無邪気さに触れ、尾瀬にも増して清々しい心持ちにさせてくれた4年生でした。

朝の行事! いらしてください!!

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 鼻高小学校は、といいますか、ほとんどの小学校は、朝の「業前」と言われる時間に、ミニ行事を行っています。もちろん本校でも、週に2回程、行っています。朝8時25分から15分間程度です。

 この行事の会場は体育館か校庭です。学校通信「鼻高の風」に載せてあります月間予定表をご覧いただき、お子さまやそのお友達などの活躍している姿、頑張っている姿をぜひご覧ください。

 学校への事前連絡なんて不要です。ふらっと来て、ふらっとお帰りくださってけっこうです。ただし、不審者対策として、配付してある名札はお付けください。また、いらした時、最寄りの職員に一言お声がけください。

 歳で涙腺の弱くなった私(55歳)など、時々・・・・なこともあります。

 お時間がゆるすようなら、ぜひいらしてください。お待ちしております。

感嘆符 どこをとっても! (臨海学校)

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 6年生は、8月6日から2泊3日で臨海学校に行ってきました。
 初日、2日目と天候に恵まれ、予定していた3度の海水浴もすべて行え、充実した臨海学校となりました。
 3日間6年生と過ごしましたが、バスの中や臨海学校での生活面、海やその行き帰りなど、どこをとっても気持ちのいい6年生であることを実感した3日間でした。特に蒸し暑い夜の体育館で行われた交流会では、心をひとつにして気迫溢れる雷光を披露してくれました。
 一緒に行った他校の校長からも、「鼻高小、いいねぇ」とお褒めの言葉をいただき、誇らしさを覚えました。
 素晴らしい6年生と、そうに育ててくれている保護者に感謝しながら、帰りのバスに揺られていました。

感嘆符 読み聞かせのある始業式

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ヤクーバとライオン 1勇気

 お前には二つの道がある。
 わしを殺せば、立派な男になったと言われるだろう。
 それは本当に名誉なのか。

 もう一つは殺さないことだ。
 そうすれば気高い心を持った人間になれる。
 だがその時は、仲間はずれにされるだろう。

 どちらの道を選ぶか、それはお前が考えることだ。
 夜が明けるまでには時間がある。

ライオンを仕留め戦士としての証を立てるため、アフリカの荒野に狩りに出た少年ヤクーバ。偶然、目前に傷つき立つこともできないライオンが。そして、その目がヤクーバに語りかけた言葉がこれです。

自分の栄誉のために、傷ついたライオンを殺すのか。弱虫と軽蔑され仲間はずれにされても、この命を救うのか。ヤクーバに突きつけられた真の勇気とは、、、、

9月1日の始業式で、プロジェクターを用いて柳田邦男氏訳の絵本『ヤクーバとライオン 1勇気』の読み聞かせをしました。最初ざわついていた子どもたちもすぐに沈黙し、雨音だけが聞こえる中、話を進めました。
読み聞かせを終え、柳田邦男氏から届けられた「高崎市の子どもたちへのメッセージ」を代読しました。柳田氏そして絵本を寄贈してくれた飯野教育長の想いをどれだけ伝えられたのか。職員室に戻り、静かに聞き入ってくれた子どもたちに感謝しながらも、準備に費やした時間を苦く思い起こしました。

感嘆符 子どもにとって、お手伝いは

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 学校が、家でのお手伝いを薦める理由はいろいろあると思いますが、私は「親や家族とのふれあい」の中で「役立つ自分」を感じて欲しいからです。お手伝いの定番は、お風呂掃除や洗濯、調理や配膳と片付け、ゴミ捨てなどであり、家庭には子どもができる仕事がたくさんあります。

 しかし、私は甘いのかもしれませんが、お手伝いを「義務」や「やって当たり前」のことにしたら、子どもにとってお手伝いは辛いものになるでしょうし、長続きも難しくなるのではないでしょうか。

 そこで、次のことを参考にして、ご家庭で取り組んでみてはいかがでしょうか。

1、任せるお手伝いの意味を、よくかみ砕いて納得させる。
(それをやってもらえると、どれだけどういうふうに助かるか、より具体的に伝える。)
2、感謝の言葉を、たくさん、そしてより具体的にかける。→ 誰だって誉められれば、やる気になる。
(だだ、「ありがとう」ではダメ。「どうだった」「重かった」「大変だった」「上手くできたね」「気持ちよくなったね」などなど、ここが勝負。大人は、その仕事の大変さも知っているわけだから、それを話題にして、子どもとの会話を楽しむくらいの気持ちで。)
3、やって当たり前は厳禁!やってくれたらありがたいくらいで、いつまでも感謝で誉める。
(ありがとうの関係は双方向。子も親の「ありがたさ」が分かってくるもの。しかし、当たり前の関係になると、親が子にしてあげていることも、当たり前になってしまう。)

 いかがでしょうか。言うは易く行うは難しでしょうが、チャレンジしていただければ幸いです。

感嘆符 ありがとうございました あいさつ運動・交通指導 (2014/07/14)

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 今週の18日で1学期が終了します。この間、1件の交通事故もなく、終業式の日を迎えられそうです。
 これも、毎朝、道路であいさつ運動を兼ねて交通指導をしてくださっているあいさつ支援隊の吉田好夫さん、細谷俊雄さん、木暮文惠さん、小野沢八千代さん、小澤満代さんや、交通指導員の小沢操三さん、斉藤均さん、またPTAの皆さんのおかげと深く感謝しております。私も毎日ではありませんが、校門前に立って子どもたちを迎えています。

 元気にあいさつをしてくる子、元気にあいさつが返せる子、あいさつができない子、今日は元気な子、今日は元気がない子、歩いてこられる子、車に乗せられてくる子、朝は、さまざまな子どもでいっぱいです。
「○○ちゃんは、今日はまだ来てないね。」、「今日は、○○さん元気がないなぁ〜。何かあったのかな?」あいさつ支援隊の皆さんと話す会話の中に、長年本校の児童を想い続けている温かさが伝わってきます。

 私も、支援隊の皆さんと触れ合えたおかげで、「元気な時も、つらい時も、明るくあいさつができる人になってほしい。今はできなくても、いつかきっとできるようになる。」と信じて「おはようございます。」の言葉がかけられるようになりました。

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