エイサー
20分休みが終わった後の3時間目、体育館で運動会の踊りを練習している低学年を見ようと、給食室の前を通ると、とても食欲をそそる香りが漂ってきました。ごまを煎っている香りです。
今日は「付けうどん」だから、うどんのお汁かと思っていたら、きんぴらでした。豚肉とクルミが加わったきんぴらでした。もちろん旨さのもとはゴマです。ゴマが、ゴボウ、こんにゃく、にんじんなどの具を上手にまとめてくれた一品です。 そして「なすときのこの付けうどん」。この付け汁が、旨みたっぷりなのはもちろんですが、うどんがすごいんです。きりっと締まった腰のあるうどん、まるでうどん専門店のようなうどんです。一所懸命に水でさらして引き締めてくれた結果です。今までの学校では味わえなかったうどんです。 うどんがさらされている頃、体育館で子どもたち全員が、一所懸命にエイサーを踊っていました。その姿に鳥肌が立ちました。 肉じゃがです。本校の給食の特徴は、多くの食材を適切な加熱で上手に合わせて、その素材の持つ味を生かしながら「おいしい料理」にしてくれることです。子どもたちのために、苦手な料理を作らない。給食を作ってくれている4名の職員のそんな思いが伝わる一品です。 その思いは手作業できれいに混ぜ合わされた「さくらシラスごはん」にもみられました。 |
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