1月30日(月) 放課後補充学習「たけのこクラブ」

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本校では、学力向上の取組として、月曜日の放課後に「たけのこクラブ」という学習会を開いております。

本事業は高崎市が主催するもので、地域にお住まいのボランティア講師の方々に、児童の補充的な学習をご指導、ご支援いただくものです。

児童は、主要数科である算数の学習について課題に取り組み、その解決に、ボランティア講師の皆様がお力添えくださっています。

学校からも、校内ボランティアとして、職員が学習課題の選定やプリントの印刷を行ったり、活動支援に入ったりして、地域の皆様と連携した取組を行っております。


本日は、

2年生が「1000までの数」
3年生が「かけ算の筆算」
4年生が「小数と整数のかけ算」
5年生が「円グラフと帯グラフ」

を学習しました。


2年生は、「900は10がいくつ分」「10が73こでいくつ」など、数の構成について確かめました。表現の仕方に慣れるまでには少し時間のかかる児童が見られましたが、要領を得てからは、自らの力でぐんぐん問題を解いていく姿が見られました。

3年生は、かける数が2けたの問題を筆算で解く際に、位取りや繰り上がりの計算などで苦労しながらも、着実に問題を解き進めていました。

4年生は、小数点の扱いにだいぶ慣れてきた様子でしたが、文章問題にやや苦戦する児童もいたようです。問題文を読み解き、正しく計算するためには、国語の力も大切になってくるため、基礎的な学力を総合的に高めていく必要性を感じました。

5年生は、グラフを読み取ったり、グラフに表したりする上で重要となる「割合」の数量関係について、まだ理解が十分でない面があるようです。「比べられる数量」「もとにする数量」「割合」の関係をきちんと捉えられるよう、練習していけたらと思います。


課外活動につき、なかなか詳しく様子をお伝えする機会がありませんが、

「学校で授業を行う」
「授業の内容や、授業中の児童の様子を踏まえて課題を設定する」
「学習課題の解決を通じて、児童の基礎的な学力を高める」
「学習会の様子について情報を共有し、必要に応じて授業で再度補充する」

というように、学校での学習活動と結びついた取組を行うことで、確かな理解につなげられるよう工夫しています。

また、「学習課題の解決」という、きめ細かな支援が必要な活動において、地域ボランティアの方々にご支援いただけている点は、とても有意義であると感じています。


ここ最近の厳しい寒さにも関わらず、感染症のリスクもある中で、児童のためにと熱心にご支援くださっている地域の皆様には、ただただ感謝するばかりです。

今年度の活動はもうじき終了となりますが、来年度もぜひ継続して児童の成長をご支援いただければと考えております。

来年度の参加児童募集、ボランティア講師募集については、後日実施予定となっておりますので、引き続き皆様のご理解とご協力のほど、よろしくお願いいたします。
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