「物のとけ方」について実験をしていました。前回は、常温の水で塩とミョウバンがどのくらい溶けるか実験し、今回は水の温度を上げると溶ける量は変わるのかについて実験していました。子どもたちの予想では、「温かくなるともっと溶けやすくなる」でした。ぐるぐるかき混ぜながら、しっかり溶けたらまた１杯と入れていきました。塩とミョウバンでは、どちらが溶けやすかったのかな？また、溶け具合はどうだったのかな？実験結果を次回聞いてみたいと思います。また、冷やしたらどうなるかな？
実験は、子どもたちも大好きです。いつもどうなるかワクワク楽しみですよね。多胡小は、子どもたちが算数なら算数用語、理科なら理科用語を使って説明する力を身につけることを意識した学習を進めています。今回の実験からも、わかったことを説明できるようになっているか質問し、チェックしてみようと思います。

読み聞かせの後、１年生の教室では朝の会をしていました。よく見ると、授業が始まる前に自分の机の中を整理する時間がありました。学習道具が見つけやすく、気持ちよくスタートできていいですね。既に整理整頓されている引き出しもありますが、お互いの机の中を見合って、工夫しているところをまねできるようにしています。低学年のうちに身につけてほしい所作の１つですね。中学年では、帰りの時間にしているところもあります。
また、１年生は朝の会の時間に、いつも元気な歌声が聞こえてきます。動画を見ながら動きもつけて、楽しそうに歌っていました。歌の上手な多胡小のよい伝統を受け継いでいますね。これから、２月の学習発表会に向けて、他の教室でも生き生きと歌う姿が見られるといいなと思いました。

１２月の読み聞かせも、冬、クリスマスやお正月など季節感のあるものや、今年話題の「米」など、子どもたちの興味や関心のあるテーマで、読み聞かせをしてくださいました。また、よく見ると、ポケットの中に、絵本に出てくる動物のぬいぐるみを入れていたり、クリスマスハットの飾りの付いたカチューシャをしていたり、読み手の方たちの小道具が効いていて、思わずクスッとしてしまいました。１年生は、読み聞かせの後、１２支の干支が全部言えるようになっていました。よく聞いていましたね。

学校薬剤師さん、PTA本部役員さんにご参加いただき、全校で外部講師によるオンライン授業「おいしいい野菜チャレンジ」を受講しました。クイズあり、実験あり、野菜ジュースの試飲ありの盛りだくさんの楽しく学べる授業でした。
野菜が水に浮くか浮かないかの実験では、実物の野菜を目の前で水の中に入れてみました。予想外の結果もあり、驚いていました。また、実験の考察では、子どもたちから「浮かない仲間は、土の中にあるもの」という答えがノーヒントで出て驚きました。
試飲では、「この野菜ジュースはりんごの味がしておいしい」など、野菜と聞くと手が出なかった子どもも飲みやすかったようです。講師もサラダだけでなく、スープやジュースなど色々なもので野菜を取ってほしいと言っていました。
最後に「野菜ジュースは何種類あるのか？」「一番栄養のある野菜は？」など積極的に質問できました。回答の中で、「食物繊維ならごぼう」という話がありました。本校では、朝排便推奨の啓発活動もしているので、次回は、食物繊維の多い野菜のことや成長期の子どもたちに必要な栄養素の話も聞いてみたいなあと思いました。

５、６年生が保健の学習に取り組みました。講師として高崎市保健所の薬剤師の方をお招きし、「薬物乱用防止教室」を行いました。
講師の方からは、「薬ってなんだろう？薬物乱用って何だろう？」の話がありました。はじめに「薬の働き」について話があり、薬を飲みすぎた場合の副作用についても話がありました。
その後、カフェインを含む飲み物を取りすぎた場合の身体への影響や、大麻をはじめとする覚せい剤等を使用した場合の脳や身体への影響について話がありました。
子どもたちは、スライドを使った講師の方の話を興味深く、また真剣に聞いていました。
最後に講師から「（大麻のような）薬物使用への誘いの言葉に騙されてはいけない。しっかり断ったり、そこから逃げることが大切」ということや「薬物に頼らないためにも、自分が興味のあることや好きなことを見つけることが大切」というお話もありました。
４５分間の話の中で、子どもたちは、自分の体のために、正しく薬を活用することの大切さや、脳や身体に害を与える薬物の危険性についていろいろと学ぶことができたようです。
「薬物乱用防止教室」が終わった後も、いろいろと講師の方に質問する子どもたちの姿が見られました。

吉井消防署の方においでいただき、理科室が出火した場合を想定して、火災時の避難訓練・避難経路確認を行いました。静かに緊急放送を聞き、火元を確認して、１階にいる児童は校庭側入口から、２階にいる児童は室内中央階段から落ち着いて避難できました。署員の方からも「静かに落ち着いて行動していた」とお褒めの言葉をいただきました。また、合言葉「お・は・し・も」を意識して避難しようというお話がありました。
次に、水消火器を使った消火訓練を行いました。「自分の避難道を確認」「風下に立たない」「大きな声で知らせる」「近くまで消火器を持って行き、ピンを抜く」「火元に水をかける」など、いくつも指示がありましたが、代表の６年生は指示通り放水することができていました。最後に、「自分の背丈ほど火が上がっていたら、無理せず逃げることを優先する」というお話がありました。
今回の避難訓練を通して、改めて学校で起こる危険を予測し、命を守る行動を考える時間にしてもらえればと思います。

（続き）いよいよ試食タイムです。「お焦げがパリパリしておいしい」「ご飯が甘香ばしくておいしい」「長ネギは家の味噌汁に入れないけど、これもいける」など、口々に感想を言いながら食べていました。
ぜひ、おいしくできたご飯と味噌汁をおうちでも作り、家族に食べてもらってほしいと思います。

午前中の休み時間のうちにお米をといで浸水し、煮干しのはらわたと頭を取って水につけておき、午後にご飯と味噌汁の調理実習をしました。
学校では、お米が炊ける様子を観察するために透明のガラス鍋を使います。泡が吹きこぼれてもいい香りがしても蓋を開けずに我慢して待ちます。蒸らしが終わってしゃもじでかき混ぜると、ふっくらと炊き上がり、お焦げもできて大成功でした。
また、ご飯鍋の横で味噌汁も作りました。ご飯と味噌汁を同時に作っていましたが、どの班も３人で協力しながら、待っている間に具材を切ったり、洗い物をしたりという手際のよさに感心しました。（次に続く）

風邪の予防というテーマで、感染症対策の基本である手洗いについて学習していました。最初は班の代表が手洗いをし、手洗いチェッカーという機械を使って、本当に洗えているかチェックをしました。「指先」「爪の周りと爪の中」「指の間」が洗い残しが多いことがわかりました。その後、正しい手洗い方法を動画と一緒に練習し、いざ本番。「手首しっかり洗ったよ」「爪も指を丸めて洗ったよ」と言いながら、全員が順番に手洗いチェッカーに手をかざしてみました。意識して洗ったので、比較的きれいに洗えていました。養護教諭に「とってもきれいだね」と言われた子どもたちは、お互いに手を見せ合っていました。
インフルエンザを始め、冬には多くの感染症が流行ります。様々な感染症の基本的な予防は手洗いうがいです。最後の感想発表で、「今まで忘れてしないこともあったけど、気を付けて、ちゃんと手洗いしたい」と言ってくれたように、今日の気づきを日々の行動につなげてほしいと思います。

「大きなかぶ」の英語劇を練習していました。大きなかぶを見つけて驚いたり、かぶを引っ張ったり、手伝いを呼んだりするときに、英語でジェスチャーを付けて言うことができました。その後、自分の役のお面を作りました。色を塗りながら「What's　this？」「Who is he？」など英語で聞かれた時には、ALTの発音で聞き取ったようなイントネーションで「グランパ」「ドッグ」「キャット」など答えていました。本番は、お面をかぶって代々伝わる大きなかぶを使って、劇をするそうです。楽しみですね。

先日の職員会議で、「先月実施した元気チェックで子どもたちのタブレット端末の使用時間が長いこと」「朝や休み時間に、学習以外で使っていること」などが課題として上がりました。そのため、４月当初にも全校集会でお話ししましたが、改めて「学習以外で使わない」「委員会等で必要な時は、先生の許可を得る」「人の写真を勝手に撮らない」「人の嫌がることを書き込まない」「連続長時間使用しない、ルールを決めて守る」などを確認しました。
子どもたちや保護者の話を聞くと、「オンラインでゲームをしていて付き合いから抜けられない」という話をします。「うちはうち、よそはよそ」という姿勢で、改めて家庭の使用ルールを親子で一緒に考えて決めると共に、「自分の時間を大切にすること」「自分のことは自分で決めること」を、折に触れ学校でも話し合ったり、伝えたりしていきます。

保健委員さんから「世界エイズデー」についての主旨説明を聞き、全校でレッドリボンを作りました。各場所で、保健委員さんがリボンの向きや形の整え方を教えてくれたので、１，２年生も上手に作ることができました。今年のキャンペーンテーマは「U＝U　検出されない＝性感染しない」です。近年増加傾向にある現状を知り、正しい知識を身につけ、「共に生きる、支援し合える社会をつくる」ために、自分でできることを考える機会にしてもらえればと思います。１２月中、高崎市内の小中学校では、レッドリボンを付けて過ごします。

体育館でマット運動でした。今日自分で挑戦したい技を決めて、いくつかある練習場所で各自が動画を見たり、教科書を見たりしながら、動きを試していました。最初はコツがつかめなかった技も、動画を撮ってもらって改善点を確認したり、いい動きをしている友達から学んだり、アドバイスし合ったりして、何度も練習していました。倒立グループは、ななめに壁倒立しながら手を壁に近づけていくのがとても難しかったと言っていました。また、ロンダードの最後の体の向きが後ろ向きになって、自分でも満足のいく動きができた時に、にっこりする姿が見られ、こちらも嬉しくなりました。

今日は「あいさつ」がテーマでした。学校アンケートでは、「児童は自分から進んであいさつしていると思っているが、職員はもう少しできるといいなと思っている」という実態がありました。そこで、「あいさつしたつもりなのに今日は返してくれないと思ったことがある人はいますか？」と質問してみると、児童はほとんどいませんでしたが、多くの先生たちは経験したことがあり、意識のギャップが明らかになりました。
そこで、校長先生は「かまきり」と毎週同じ場所で出会ったエピソードをお話ししてくださいました。何回も会うちに再会を喜び、おはようと思わず言った言葉に、「今日も会えて良かった。嬉しいな」という気持ちを乗せていることに気づいたそうです。
「あいさつは『あなたがそこにいることに気づいています』『「会えてうれしいです』という気持ちを形にしたものだから、みなさんと『会えてうれしい』と思える関係でいたい」とお話ししていました。また、みなさんも、友達や先生たちと、そんな温かい関係でいてほしいともおっしゃっていました。
多胡小学校は、まず朝のあいさつ「おはよう」を通して、「見つけたよ、気づいたよ、うれしいよ」という気持ちのプレゼント交換をしていきましょう。きっと、もっと誰もが居心地のいい学校になると思います。

５年生は、算数「平均」をいつもの自由進度学習で進めていました。最初はグループで自分の考えを説明し合ったり、別の考えを理解したり、「いつもできるのか？」「どちらの考えがより活用できるのか？」考えたりしていました。その後、一人ひとりがどんどん自分のペースで学習を進めていました。
６年生は、社会の調べ学習に入る前の単元のめあてに沿った「学習課題づくり」をしていました。必要に応じて「一人で」「友達と」「全体で」学ぶことを選びながら、粘り強く自分のペースで進める学習スタイルが身についている６年生は、「資料の中から、なぜを見つけて問いを自分でつくる」という、難しくて新しいことに挑戦していておどろきました。

授業参観では、一人ひとりが伸び伸びと学習する多胡小らしさ、多胡小のよさをご覧いただけたと思います。ご多用の中、来校いただきましてありがとうございました。

３、４年生は、体育館で体育の高跳びの学習でした。いつも以上にすばやく集合したり、きれいに整列したりできたので、自分の課題に挑戦する時間がたくさんとれて、最初より高飛びのコツをつかんで跳べるようになりました。「足を伸ばせたから、次は強く踏み切るコースで練習する」など、一人ひとりが自分の振り返りを生かして、次のめあてを自分で決めて、さらによくなるように練習しているところがよかったですね。

２年生は、ALTの先生の英語をよく聞いて、英語をしっかり声に出して言いながら、キーワードゲームをしていました。ルールを守って、楽しく学びながら、色々な仕事を英語で言えるようになりました。英語を聞いたままにすぐリピートして上手に練習していました。。
１年生は、役になりきってお話劇をしていました。先生が読むお話に合わせて、動いたりセリフを言ったりしている姿がみんな笑顔でかわいらしく、見ているおうちの人も楽しめたと思います。役を決めるときに、「どうしたらみんなで楽しく劇ができるか」考えて、役を譲り合って決めている姿を見て、心が温かくなりました。

５年生は、いつも教室にゲストがいるときは、机を丸く並べてみんなの顔を見ながら食べています。５年生の子どもたちにとっては、自分のおうちの人も友達のおうちの人も、自分たちのおうちの人で、誰とでも和気あいあいすてきですね。３，４年生は、今回は保護者の参加が少なかったので、かえっておうちの人が来ている子どもは、ちょっと恥ずかしそうですが、きっと嬉しいはずです。２組は特別３人ですが、歓談しながら食事をしていました。

授業参観前の給食試食会の様子です。１年生はおうちの人と給食を一緒に向かい合って食べるのが嬉しそうでした。６年生の保護者のみさなんは、中学校に行くと、試食会で子どもと一緒に食べるというのがないかもしれないので、小学校最後の試食会を楽しんでいました。

６時間目に公立藤岡総合病院から講師の方をお招きして、癌に関する講習会を行いました。
講師の方から、癌を予防するためには「生活習慣に気をつけることの大切さ」や「がん検診を定期的に行うことの大切さ」などについて話がありました。
さらに、実際に癌の治療を行った方の動画を見る時間があり、子どもたちは配付されていたワークシートに懸命にメモを取りながら話を聞く姿が見られました。
講習会の最後には、講師から「癌に負けない体をつくること」や「自分とすべての命を大切にしてほしい」という話もありました。
今日の話を忘れずに、子どもたちが、これからも日々の生活を大切にして過ごしていければと思います。