5月はグリーンアドベンチャー、東京校外学習、少年の主張があります

スキー教室

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平成25年1月25日(金)佐久スキーガーデン「パラダ」で1年生のスキー教室が行われました。

1年生にとっては中学校で初めてのスキー教室でしたので、昨年末から準備や事前学習が始まって、とても楽しみにしていた様子が感じられました。今までに家族でスキーに行ったことがある生徒もいれば、今回が生まれて初めてのスキーだという生徒もいましたが、学年集会で先生方の経験を聞いたり、あらかじめスキー靴を履いてみたりして、準備を進めてきました。普段の学校生活と異なることが多いので、戸惑うことがあるかと心配をしましたが、スキー学習のファイルを作って資料を何度も何度も学活などで読み返し、充実したスキー教室になるように心がけてきました。当日は天気も良く爽やかな気持ちでスキーを楽しむことができました。

学校と佐久スキーガーデン「パラダ」間は往復バスでしたので、バスの中のレクリエーションも各学級で相談をして工夫したものを準備することができました。「人物当てクイズ」「イントロクイズ」「風船VSガムテープ」「マジカルバナナ」「しりとり」「ビンゴ」「気持ちを合わせるゲーム」「なぞなぞ」「心理テスト」「似顔絵大会」「○○当てゲーム」「爆弾ゲーム」など各班で進め方を考え、簡単な用具を準備してとても盛り上がったようです。自分たちだけが楽しむのではなく、一緒にバスに乗っているクラスの仲間が楽しいと思ってくれるようなレクリエーションを考える時には、出し物の内容はもちろんのこと、わかりやすい説明を考えたり、当日に失敗しないように進め方を本番と同じように練習したりします。その中でリーダーシップやフォロアーシップが自然と育ってくるものです。どのクラスも発表している班が一生懸命になるだけではなく、参加している班のメンバーもお互いの気持ちを思いやってあたたかな雰囲気を作り上げることができたようでした。

さて、「パラダ」では班別の講習会が行われました。あらかじめ生徒が自分の経験をもとに、初心者1班から経験の豊富な14班までに分かれてインストラクターの先生方に少人数で指導をしていただきました。1班、2班、3班あたりは靴の履き方から細かく見ていただいきましたが、午前中は斜面で止まっていることができず、スルスルと下に滑ってしまったり、止まろうとしたところが他の人のところへ突っ込んでしまって2人、3人と巻き込みながら転倒したりして苦戦している人も少なくありませんでした。ところが昼食をはさんで午後の講習会になると、どの班もリフトに乗って上がり、インストラクターの先生の声に合わせて、上手にターンしたり止まったりできるようになり、上達した様子がよくわかりました。上級の班ではリフトを乗り継いでかなり上まで行き、急斜面を滑ってきたようで自信に満ちあふれた表情もたくさん目にすることができました。

ところで、昼食は毎年恒例の「カレー(福神漬け付き)とりんごジュース、ペットボトルの水」でした。カレーはお代わり自由ということでしたので、次から次にお代わりをする人がいて列を作っていました。生徒の食欲は準備されていたご飯が足りなくなるほどでした。午前中にしっかり練習ができたのでお腹が空いたと言うことと普段から学校の給食を感謝して残さず食べるという習慣があるからこその様子だったのではないかと思います。

スキー教室の間、ケガをした生徒も体調を崩した生徒もなく、本当に楽しく過ごすことができました。バスの乗り降り、スキー場での移動、インストラクターの先生方へのあいさつ、食事でのマナーなども立派だったと思います。1年生も片中に入学してもうすぐ1年になりますが、日々の学校生活を通していよいよ「先輩」と呼ばれるにふさわしい成長ぶりを見せてくれたようで嬉しく感じました。

それでは、1年生の感想をお届けしましょう。

★初めてのスキーで、板のつけ方や靴の履き方もわかりませんでしたが、インストラクターの先生が優しく指導してくださったので楽しくできました。ハの字で滑ったり、スピードを出したりしましたが、練習するたびに上手になっていくのが自分でも実感できたのでとても良かったです。

★昨年は脚を揃えて滑ることがあまりできなかったけれど、今回少し滑れるようになったので良かったです。ギザギザに滑っていく時にカーブすることが昨年よりも上手にできるようになったので良かったです。僕は全体的に「スキーの勉強」「団体行動」も学べたので良かったです。

★上級者コースを初めて滑ったので、少し怖かったけれど上手にできました。1回も転ばなかったし、リフトもとても上手に乗れたので嬉しかったです。班行動もしっかりできました。あまり好きではなかったスキーも楽しくできました。パラダには行ったことがなかったけれど、また行きたいと思えるスキー教室でした。

★最初は歩くこともうまくいかず、スキーは楽しいのかな?と思っていました。しかし、決してそんなことはなく、インストラクターさんのお陰でスキーがとても楽しかったです。リフトに乗った時、落ちてしまいそうで何だか楽しかったです。ハの字のまま滑ろうと言われ、少し戸惑ってしまい、うまくいかず転んでしまいました。1人だけ大胆に転んだので、とても恥ずかしかったです。起き上がるのはとても大変で、インストラクターさんに助けてもらいました。慣れてきてからは色々な技術を教えてもらいました。難しかったけれど、何とかできて、クネクネと下ることもできたし、カーブして止まることもできました。今日1日楽しかったです。

★一番最初に滑った時にはハの字で止まることができず、1人でどんどん滑っていってしまい、みんなと50mくらい離れてやっと止まることができました。でもその時の速いスピードときたら、とんでもなく怖かったです。それでも練習しているうちにハの字で止まることに慣れてきて、容易にできるようになってきました。カーブの仕方は難しかったので、いつかはできるようになりたいです。

★インストラクターさんにたくさんのことを教えてもらいました。特に止まり方や曲がり方、足の揃え方など細かい所まで丁寧に教えてくださいました。私は足を揃えることがなかなかできませんでしたが、午後になって昼食でカレーをたくさん食べた後に挑戦したら、足を揃えて止まるところまでできるようになって、ほめられたのでとても嬉しかったです。とても楽しいスキー教室になりました。

★今回が初めてだったので、とても不安でした。午前中は全くできず、楽しみだったスキーも少しずつ嫌になってしまいました。でも午後、リフトに乗って坂を滑ってくる時に、だんだんと慣れて、安定して滑れるようになっていきました。5回以上はリフトに乗って最初の方は転ぶことが何回かありましたが、最後の方では転ばずに滑ることができました。一番初めは不安だったけど、滑れるようになって楽しかったです。

★スキーは初めてだったので怖いという思いが100%あり、板をつけて坂を登る時や、下る時などは挑戦するとか頑張るということよりも勇気が必要でした。うまくできたことはハの字にしてゆっくりと滑っていくということです。それができた時は嬉しかったです。うまくいかなかったことは、板をつけて坂を登ることです。全く登れず、すぐ落ちてしまいました。

★足を揃えてスキー板の前方のバタつきを押さえることを目標に頑張りました。急斜面では微妙な感じでしたが、傾斜の緩やかな所でのロースピードではうまくいきました。また、カービング板が曲がる理由など指導員の方に詳しく教えていただき、原理を意識しながら滑れるようになりました。他にも色々と教えていただき、全体的に上達したと思います。


「スキー教室」は1年生にとって忘れられない思い出になったことでしょう。スキーの技術向上はもちろんですが、集団での行動や仲間へのあたたかい思いやり、礼儀なども学ぶことのできた1日でした。「パラダ」で撮ったクラス写真を後日教室で配布した時の生徒たちの様子がお届けできないのが残念です。みんな、ニコニコ幸せそうな笑顔でした。

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学校行事
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