5月はグリーンアドベンチャー、東京校外学習、少年の主張があります

地域ボランティアの皆さん、ありがとうございました

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1年生の最後の調理実習が行われました。今回は「食文化を学ぶ」というテーマで郷土料理である「お切り込み」を作りました。地域に在住されている9名のボランティアの方のご協力をいただき、充実した調理実習を実施することができました。

 来校してくださった地域ボランティアの皆さんたちには、今年度すでに2年生が夏休み前に「浴衣の着付け」を学んだ時にお世話になっているのですが、今回は1年生の調理実習にご協力をお願いしました。子どもたちを支えてくださった皆さん、ありがとうございました。地域の方にこのように支えていただいていることに深く感謝を申し上げます。

 さて、調理実習では授業の開始1時間前には地域ボランティアの皆さんが来校され、材料を量って分けることから協力していただきました。各クラスとも調理台の数に合わせて8班に分かれての実習になりました。各班にボランティアの方が1名〜2名入って、「お切り込み」で使う食材のことや野菜の皮のむき方などについて作業をしながら色々と話をしていただく様子がありました。特に「ごぼうの笹がき」はごぼうの持ち方から、「里芋の皮むき」では手を切らないために包丁の動かし方など細かい所まで丁寧に教えていただきました。また「お切り込み」の「うどん」は今回粉をこねるところから全て手作りだったので、群馬の特性である「粉文化」や昔の食生活がどれほど「うどん」に代表されるように小麦粉を使ったものが多かったかというような話までうかがい、改めて自分の故郷・群馬の伝統的な料理について理解することができました。「お家ではお切り込みのうどんはよく作りますか?」という質問にも「昔はよく作っていましたね。群馬と言えばやはり粉ものが多かったと思います。」「お姑様がいた時にはよく作っていましたね。」「身体が温まるので外で仕事をした後にはよく作っていました。美味しいですからね。」「群馬出身ではないのですが、嫁いできてから覚えて作るようになりました。」等々たくさんのお話をうかがい、調理室は真剣に調理する顔と地域の方の話を夢中になって聞く姿が見られて温かな雰囲気に包まれました。

 完成後は全員揃って「いただきます!」味付けに使った醤油と味噌の香りが食欲をそそります。一生懸命に皮をむいて切った野菜、力を入れてこねてから幅広に切ったうどん、どれも美味しくて笑顔がいっぱいに広がりました。

 最後に感想を紹介します。

★麺を粉から作るという貴重な体験や里芋の皮をむくという難しいことをしました。みんなで会話しながら先生(地域ボランティアの皆さん)と楽しく調理することができました。先生がとても丁寧に教えてくださってとてもやりやすかったです。お切り込みは弾力があって、すごく美味しかったです。出汁もよく出ていて「今度家で作りたい!!」と思うほどでした。今回の調理実習は1年生で最後だったので寂しいけれど、心に残る良い思い出になりました。地域の人との交流など、たくさんのことでつながっているなあと思いました。

★自分で1から麺を作って食べてみて、美味しいものがより美味しく感じました。どんどん作っていくうちに、自分の見たことのあるお切り込みに近づいて、自分が初めから作っているという感じになってきて、すごく嬉しかったです。味もとても美味しくて自分でこねた麺もほめていただいたので、作って良かったと思いました。また講師の先生(地域ボランティアの皆さん)とも、作っている時や食べている時も楽しく会話が弾みました。そのお陰もあり、今回の調理実習は美味しかったし、楽しかったしで大成功だと思います。今日、学んだことを家でも生かして、作ってみたいと思います。今回は思い出に残る調理実習でした。


★★★
地域ボランティアの皆さん、ご協力をありがとうございました。子どもたちが自分の故郷は群馬だということを意識しながら実習に取り組み、とても貴重なひとときを過ごすことができました。改めて厚くお礼を申し上げます。来年度もどうぞ宜しくお願い致します。★★★

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学校行事
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