1学年 進路学習(職業講話)

進路学習の一環として、2月1日(金)の6校時に、体育館にて職業講話が行われました。講師の先生はJICA群馬デスクで活躍されている、佐藤祥平さんでした。

今回は、【JICA】・【青年海外協力隊】というあまり聞き慣れない活動から、ご自身の経験を踏まえて、『働くこととは〜スポーツを通しての支援〜』をテーマに、お話しいただきました。

「スポーツは万国共通である」こと、「広い世界には、教育を受けたくても受けられない同世代の子ども達がたくさんいる」こと、などを教えていただきました。

生徒のみなさんにとって、共感できる内容も多くあり、奥深い内容が盛りだくさんの1時間だったことでしょう。



*******生徒の感想より***********

☆今回はJICAの働きについて学びました。JICA=国際協力機構だということが分かりました。佐藤さんの話を聴いて、自分自身の得意分野(佐藤さんの場合はサッカー)を仕事に活かしていてすごいな、良いなと思いました。

☆JICAの仕事は「やりがいがあっても、大変な仕事」だということが分かりました。生活の保障はされていても、環境は日本と全く違うし、恐ろしい病気にかかってしまう可能性もあります。それなのに、自ら外国の発展途上国に赴き、仕事をされていて、本当にすごいなと思いました。

☆世界にはまだまだ教育を受けたくても受けられない同世代の人が沢山いることを知りました。自分が当たり前だと思っていたことは、当たり前じゃない貧しい人たちも世界にはとても沢山いて、驚きました。それでもスポーツをすることで救われる人も沢山いて、スポーツをする楽しさは全世界で共通なのだと思いました。

☆世界には、学校に行けない子ども達が6000万人もいること、1日の生活を1.9$以下のお金で暮らす人が約8億人もいることを初めて知りました。自分たちが学校へ行けるということは当たり前のことだと思っていたけれど、そうではなく、通えない人も世界には沢山いることを実感しました。

☆私はJICAという言葉を聞いたことがありましたが、活動については詳しく知りませんでした。私のいとこはカンボジアに行って日本語を教えていたことがあったそうなので、同じような感じで活動していたのかなと思いました。日本語を教えたりするだけでなく、佐藤さんのようにスポーツなども教えることができることも分かりました。スポーツは国籍が関係なく、みんなで楽しめる活動なんだなぁと改めて実感しました。

☆佐藤さんのような「青年海外協力隊」という仕事は知ってはいました。でも、何故そこで「スポーツ」を教えるのか少し不思議でした。スポーツは体力づくりや人間関係づくりに有効なのだそうです。「自分がやりたいこと」が周りの人の役に立っていることがすごいと感じました。

☆一つ気付いたことがありました。それは、「佐藤さんがサッカーをすごく好き」だということです。私がもし佐藤さんならば選手にはなれなくても、「コーチ」「審判」「栄養士」などのサッカーに携われる仕事を選ぶと思います。でも、それを「青年海外協力隊」という全く違う方向の仕事としていたことに驚きました。「職業」とは、本当に広いと思いました。
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学校行事
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