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相手を思いやる気持ちを言葉にのせて

 3年生の国語の授業では敬語について学習をしていました。普段何気なく使っている日本語ですが、実は相手に応じてその言葉を巧みに使い分ける技を、生徒たちは自然と身に付けています。国語は言葉の学習ですので、意識せずできていることを探求していくことになります。次のような敬語を含んだ例文はどうでしょうか。

(自宅にかかってきた電話に)「お父さんはいらっしゃいません。帰ってきたら、こちらから電話をおかけになるように伝えます。」

 受験には面接試験もあることから、正しい言葉遣いには敏感になっているのでしょうか。生徒たちは相手との関係を意識しながら、敬語の正しい使い方について考えを深めていました。

 相手への丁寧な応対、または尊敬の思いを伝えるのには、直接「あなたのことを尊敬しています。」「あなたのことを大切に思っています。」と言わなくても、ちょっとした言葉遣いで伝えることができます。ということは、その逆もあることが想像できますね。気を付けなくてはなりません。
 最近のSNSのトラブルの多くは、言葉の取違いで起こっています。そんな意図はなかった、そのつもりはなかったなど。お互いを大切に思う気持ちがきちんと伝わるように、普段から言葉を丁寧に遣っていきたいですね。
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