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古典に親しむ

 3年生の国語の授業を参観しました。古典作品の「奥の細道」の学習です。生徒達が必死になって文章に向かい合い、音読に取り組んでいる様子に、受験生としての自覚が芽生えてきたのではないかと感じました。
 さて、古典と言えば暗記というイメージを持っている方も多くいるかと思いますが、単純に覚えるのは難しいですよね。そこで、映像を組み合わせて、当時の人たちが「実際に見ていたもの」をイメージしながら読んでいると、意外とするすると覚えられたりします。試してみてください。
 
 今回の授業は「平泉」です。松尾芭蕉が見た風景は、青々と草木の茂る城の跡。そこに過去起こった戦乱の知識を重ね合わせながら「夏草や兵どもが夢の跡」と一句詠むのです。教科書で扱われる古典作品「竹取物語」「徒然草」「平家物語」「おくの細道」等の共通点は「無常観」といわれています。昔から日本で生きてきた人たちの心の内にある考え方が表現されているものが扱われています。

 秋の夜長。古典作品を通していにしえの世界を生きてきた人たちの姿、思いを想像するには丁度よいかも知れませんね。
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