ブラインドウォーク 『信頼』が幸せを生み出す
人権教育講演会に続き、学活の時間にブラインドウォーク体験を行ないました。人権教育集中学習旬間にあわせた取組です。
目を閉じることはすごく不安なことではありませんか?これは今の社会の仕組み、環境が視覚に依存して作られているからなのだと思います。そうなると目を閉じるだけで周りの状況が分からず、動くことすらままなりません。生徒達は、ペアやグループになって互いに声を掛け合いながらブラインドウォークに取り組みました。信じられ、そして、その気持ちに応える。このような『信頼』が障害を取り除くためには大切なことであると気付いたようです。 音であったり、ちょっとした凹凸であったりと聴覚や触覚をたよりに通行できる道路が整備され、いたる所で見聞きすることがありますが、それだけでなく、お互いに声を掛け合いサポートすることで、多くの障害をなくしたり、避けたりすることが可能となります。全てのものを新たに作り替えることは難しいことですが、ちょっとした声かけやサポートは誰にでもできることですね。さまざまな障害に困っている方は、何かしらのメッセージを発しています。ちょっと意識して行動するだけで誰もが幸せな社会が実現できるかも知れません。家庭でも一緒に考えてみてはいかがでしょうか。 新町中学校では12月19日までの期間を人権教育集中学習旬間として、人権に係わる学習を行なっています。これらの学習を通して、生徒達が自信を持って社会に貢献できるよう大人に成長してほしいと思います。 |
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